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愛知で航空産業が盛んな理由~国産ジェットからロケットまで 中部国際空港

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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愛知で航空産業が盛んな理由~国産ジェットからロケットまで

航空宇宙産業の大集積地となっている中部地区。
とくに愛知には、太平洋戦争以前から航空産業が根付いており、現在の産業界もリードしています。

愛知は航空産業の中心地

中部地方は、三菱重工業や川崎重工業、SUBARUといった航空機の機体を製造するメーカー、東レなど機体の軽量化に使われる炭素繊維複合材料を製造・開発する企業、部品や工作機械を供給する企業などが集中する日本の航空宇宙産業の一大拠点です。

経済産業省のデータ(2017年)によると、中部地方では、日本の航空機や部品の5割以上、航空機体部品の約8割を生産しているといわれています。

とりわけ愛知県は、三菱航空機(本社・豊山町)が中心となって開発する国内初の小型旅客機「三菱スペースジェット(MRJから改名)」シリーズや中型ジェット旅客機ボーイング787の機体構造、H-ⅡA、H-ⅡB、H3ロケットといった国産ロケットが製造される、日本の航空宇宙産業の中心地です。

名古屋港付近に立地する主要航空機材工場

名古屋港付近に立地する主要航空機材工場
出典:名古屋港港湾計画

名古屋港周辺には、三菱スペースジェットや新型ロケットを開発する三菱重工業の工場のほか、同社に加えて米・ボーイング社の機体構造を請け負う川崎重工業など航空宇宙関連工場が立地。

地図には入っていませんが、三菱重工業の小牧南工場では、航空自衛隊のF-2戦闘機が製造されたほか、今後、三菱スペースジェットの生産拠点になる見込みです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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