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笠間焼の歴史は江戸時代中期から!陶土と技が良質の器を支える

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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笠間焼の歴史は江戸時代中期から!陶土と技が良質の器を支える

良質な土と藩主の庇護の下で発展した関東最古の窯場である笠間。現在も、自由闊達な作品を生み出す陶芸の里として注目されています。

笠間焼の里の地質と地層

笠間市周辺の地質は、約1億7600万年前~約1億4600万年前の八溝(やみぞ)層群と、約6000万年前にできた花崗岩(かこうがん)を基盤とします。その上に「友部(ともべ)層」(約258万年前~約1万年前)が堆積し、火山灰のローム層が積もっています。この地域で採れる「蛙目(がいろめ)粘土」は、花崗岩の風化生成物が海底などに堆積したもので、砂鉄や石英粒子を多く含みます。友部層の粘土層からは「笠間粘土」が出土します。これらの粘土が、関東最古の歴史をもつ笠間(かさま)焼やきの原料です。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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