フリーワード検索

ジャンルから探す

トップ > カルチャー >  関東 > 茨城県 >

茨城県の所得~盤石のつくば市に対し不振にあえぐ日立市-データでわかる全44市町村- 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

この記事をシェアしよう!

茨城県の所得~盤石のつくば市に対し不振にあえぐ日立市-データでわかる全44市町村-

茨城県の一人当たり県民所得は、330万6000円で全国7位(2017年度)。近年はトップ10内の常連となっており、全国的にも所得水準は高い傾向にあります。

【茨城県の所得】首位はダントツでつくば市

市町村別で首位はつくば市。企業や国の研究機関、大学などが集積しており、そうした機関で働く世帯が所得を押し上げています。2位の守谷市は、古くから東京のベッドタウンとして発展してきましたが、つくばエクスプレス開通がそれを後押しし、都内に勤務するマイホーム世帯が多い。いずれも地方交付税の不交付団体で、住民の高い収入に裏打ちされた健全な行政基盤を築いています。

他方、所得が県内3位、財政力指数が県内2位の東海村は、いわゆる原発マネーに依存しています。いうまでもなく、集積する原子力発電関連企業で働く世帯は少なくありません。平均所得ではつくば市と守谷市の後塵を拝していても、電源三法交付金によって村の財源も潤沢です。ですが、近年は原発再稼働問題で揺れており、交付金も年々減少。将来的に原発依存ではいられなくなるリスクもあります。

出典:総務省「令和元年度市町村税課税状況等の調」

1 2

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

エリア

トップ > カルチャー >  関東 > 茨城県 >

この記事に関連するタグ