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福島は養蚕で経済が発展!近年はくだもの栽培へ転換し「くだもの王国」に! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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福島は養蚕で経済が発展!近年はくだもの栽培へ転換し「くだもの王国」に!

古くから養蚕が盛んで、明治時代には輸出用生糸の生産を担った福島。
養蚕が斜陽になると、果樹栽培に転換して「くだもの王国」となりました。

福島で養蚕が盛んだったわけ

今でこそ桃の産地として名高い福島ですが、その歴史はそう古くはありません。

現在、果樹園が集まっている地域には、かつて桑畑が広がっていました。阿武隈川氾濫原の地質や冬の寒さ、乾燥した空気が、桑の生育に適していたのです。桑は蚕のエサです。

福島県北部の信夫郡と伊達郡にまたがる地域「信達(しんたつ)地方」は養蚕の中心地。信夫郡の絹織物「信夫捩摺絹(しのぶもじずりきぬ)」は百人一首にも詠み込まれており、この地方の織物が古くから有名であったことがうかがえます。

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