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日明貿易によって巨大ビジネスをものにした足利義満

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月20日

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日明貿易によって巨大ビジネスをものにした足利義満

明との交易では、日本は明と対等の関係を捨てて属国となる「朝貢」の形をとりました。その場合、主の国(明)は臣下の国の貢物の3倍に相当する返礼をするのが基本とされていたため、日本に大きな経済効果がもたらされました。
【要点はココ!】
◎中国で元朝から明朝への王朝交代がありました。
◎日明貿易は朝貢の形式をとりました。
◎日本が明の下に入る朝貢貿易には批判もありましたが、結果的には日本の大きな利益になりました。

日明貿易は明との貿易

1368年、中国では栄華を誇っていたモンゴル民族の元(げん)朝が滅ぼされ、漢民族の明朝が成立しました。

その明が日本に接近してくると、3代将軍足利義満は1401(応永8)年に使者を派遣して国交を樹立し、交易を開始します。いわゆる日明(にちみん)貿易です。

日本からは刀剣や鎧(よろい)などの武具、銅、金、漆器などが輸出され、明からは陶磁器、生糸、絹織物、書籍などが輸入されました。

さらに、このとき日本に大量の銅銭がもたらされ、それが国内の貨幣流通を促すことにもなりました。

日明貿易のルート

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