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昭和44年の新宿東口映画館街を歩く 【東京都新宿区】

オフィス プラネイロ

更新日: 2023年11月24日

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昭和44年の新宿東口映画館街を歩く 【東京都新宿区】

新宿といえば、今も昔も変わらぬ、東京を代表する歓楽街です。しかし、そこにあるお店や施設は、半世紀で大きく変わったもの、変わらないもの、きっと色々あるでしょう。

「ちょっと昔の地図さんぽ」 今回は趣向を変えて、当時の地図をもって1969(昭和44)年の新宿駅前を机上散歩してみましょう。
では1969年の東京にタイムトリップ!

都電に乗って新宿へ、話題の店でランチ。そのあとは東口の映画館街へ 

都電に乗って新宿へ、話題の店でランチ。そのあとは東口の映画館街へ 
1969年発行 区分地図 新宿区/昭文社 より

今日は1969年9月のある土曜日。天気は秋晴れです。午前中、自宅近くの停留所から都電(注1)13系統新宿駅行きに乗車。
新宿三丁目にある伊勢丹別館前の「四谷三光町」停留所で下車、ぶらぶらと歩き始めます。

(注1) 都電(東京都電車)=路面電車。翌1970年、この系統は廃止された。他の路線も一部を除き1972年全廃。当時の初乗り運賃は20円ほど。

お昼には少し早いですが、評判の洋食店「アカシア」(注2)へ。ロールキャベツシチューをいただきます。
お腹を満たしたあとは、伊勢丹の道路向いにある映画館街へ向かいます。「文化」「大映」「東宝」「京映」「東映」・・・色々あって迷ってしまいます。

(注2)新宿「アカシア」は1963年創業。現在も同じ場所(新宿三丁目)で営業中

映画館街は、新宿駅東口付近にもありました。地図では、○に「映」というシンボルが映画館を示しています。
「国際劇場」「昭和館」「日活」などの名前が見てとれます。

見たい映画が中々決まらず、しばらく色々見て歩くことにしました 。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

現住所は地図雑学系ライター、本籍は地図実踏調査員。昭文社地図の現地調査歴15年以上の、自称「地理のプロフェッショナル」チームです。これまで調査・取材で訪問した市区町村は、およそ500以上。昭文社刊『ツーリングマップル』『全国鉄道地図帳』等の編集に参加しています。休日は、国内外の廃線、廃鉱など「廃」なものを訪ねる「廃活」、離島をめぐる「島活」中。好きな廃鉱は旧羽幌炭鉱、好きな島はサンブラス諸島(カリブ海)と大久野島。特技は「店で売ってる野菜の産地名⇒県名を当てること」。

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