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知っておきたい スペインの歴史

120万年前〜 先史時代から前ローマ時代

120万年前にはイベリア半島に人類が住んでいたことが判明している。世界遺産のアルタミラ洞窟壁画が描かれた1万5000年前頃には、地中海側にイベリア人、大西洋側にケルト人が住んでいた。

紀元前219年〜 ローマ帝国とゲルマン諸国

紀元前219~紀元前201年にかけて起こった第二次ポエニ戦争の結果、現在のポルトガルとともにヒスパニア州としてローマの支配下となる。この支配はその後500年以上続くことになる。1世紀にはキリスト教が伝えられるなどし、スペインの言語、宗教などの基礎がつくり上げられた。476年に西ローマ帝国が滅亡すると半島が分裂、それを6世紀頃に西ゴート王国が統一した。

8世紀〜 イスラムの支配

711年、西ゴート王国がウマイヤ朝との戦いに敗れると、イベリア半島のほとんどがイスラム勢力に支配された。現在のアストゥリアス州やアラゴン州など北部の一部はこの支配を免れ、小王国を築き、のちのレコンキスタ運動の基盤となる。756年コルドバを首都とする後ウマイヤ朝が興り、西ヨーロッパ最大都市へと発展する。

11世紀〜 レコンキスタ(国土回復運動)

1031年に後ウマイヤ朝が滅亡すると、イスラム支配から逃れていたキリスト教諸国の勢力が拡大。イスラム勢力からの脱却=レコンキスタが活性化する。1479年にスペイン王国が誕生し、1492年にレコンキスタが完了した。

16世紀〜 「太陽の沈まぬ国」スペイン帝国

1516年、ハプスブルク家のカール大公がスペイン王カルロス1世として即位。1520年には神聖ローマ帝国カール5世としても即位し、スペインは最盛期を迎える。世界各地に植民地を持ち、「太陽の沈まぬ国」と称されたが、1588年に英国に敗れてから、度重なる戦争により弱体化の一途をたどる。

20世紀〜 立憲君主国家への転換

1931年、アルフォンソ13世の国外脱出により、400年以上続いた君主制が崩壊し、共和政に。しかし左派と右派の対立は激しく、1936年の選挙で人民戦線派が勝利すると、保守派勢力はフランコを中心に反乱を起こし、内戦が勃発。1939年、マドリードが陥落し、内戦はフランコ側の勝利で幕を閉じ、フランコ率いるファランヘ党の一党独裁体制へ。1975年のフランコの死後、その遺言によりフアン・カルロスが国王となり、1978年、立憲君主国家になった。

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筆者

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