病気╱けが(HEALTH)

旅行者がかかりやすい病気(DISEASE)

●過労 
時差ボケや移動の疲れが残ったまま、強行日程をこなそうとすると疲れがたまる。ときにはゆっくり休むことも必要だ。

●風邪 
夏も冬も乾燥しており対策が必要だ。夏場でも夜は冷え込むので、上着の用意は必須。寒暖差による風邪の予防を。また、冬場の寒さはかなり厳しいので防寒対策を厳重にしたい。

●下痢・胃腸疾患 
パリの水は石灰分が多いのでお腹をこわしやすい。また、フランス料理や洋菓子にはバターやクリームなど、動物性脂肪がたっぷりの重いものが多く、胃腸に負担がかかる。

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交通事故(TRAFFIC ACCIDENT)

フランス人は荒い運転をする人が多く、運転マナーは良くない。車やバイクには十分な注意を払いたい。レンタカーを運転し、事故を起こす旅行者も多い。とくに慣れない右車線の運転で、反対車線に飛び出してしまうケースが目立つ。

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パリの救急医療システム

フランスではSAMU サミュという救急医療システムが発達している。電話を受けた救急センターの医師やオペレーターが、通報内容に応じて適切な医療をアレンジしていく仕組みだ。医師が同乗し医療機器が備え付けられた救急車や、医師の往診が手配されることもあれば、電話によるアドバイスで済むこともある。電話番号は15。救急車の利用は有料だ。

海外旅行保険(TRAVEL INSURANCE)

旅行中は日本の健康保険は使えないため医療費は全額自己負担。フランスの医療費は高いので海外旅行保険には必ず加入し、保険契約証を忘れずに。

パリの病院(HOSPITAL)

フランスの医療水準は高く、施設の充実した総合病院が多数ある。日本語が通じる病院なら、なおさら安心だ。診察料、入院費は日本と比較すると高額。     

[日本語が通じるおもな病院・医師]
アメリカン・ホスピタルAmerican Hospital of Paris
[電話] 01-46-41-25-15(24時間、日本語) 
診療科目●総合病院

ドクター・ドゥイエブ Dr. Douieb
[電話] 01-46-03-37-24 
診療科目● 内科、小児科、産婦人科

近藤毅医師
[電話] 01-42-79-03-81 
診療科目● 循環器内科、内科

パリの薬局(PHARMACY)

緑色の十字の看板が薬局の目印だ。フランスは医薬分業なので、医師からの処方箋を示し薬を購入する。年中無休、24時間営業している薬局もある。

緊急時の対応

保険会社の提携病院へ

保険会社に連絡
日本語で相談することができ、提携している病院の紹介や予約の代行、医師の往診の手配をしてもらえる。
治療
キャッシュレス・サービスが利用できる場合は、医療費を自分で支払う必要がない。一度自分で支払いをする必要があるときは診断書と領収書をもらい、保管する。保険会社に連絡した際に必要な書類や補償の対象を確認しておくとよい。

緊急を要する場合

救急車で病院へ
ホテルのフロントに連絡、相談し、救急車を呼んでもらうなどして病院へ向かう。
治療
医療水準は高いので安心して治療を任せられる。医療費は自分で支払い、後日保険会社に請求する
保険会社に連絡
診断書、病院、薬代等すべての費用の領収書を保管し、保険会社に送付。医療費を請求。

盗難╱紛失(THEFT & LOST)

盗難╱紛失の際の対処(IN CASE OF THEFT & LOSS)

貴重品の盗難、紛失に遭ったら、まずクレジットカード会社に電話を。すぐにカードを止めて不正利用を防ぐ。次に警察に届け出て盗難(紛失)証明を作ってもらう。警察署によっては英語が通じたり、日本語併記の書類が用意されていることもある。日本大使館のHPでは、被害届作成の依頼書をダウンロードすることができる。被害届を受け取ったら、下記を参考にそれぞれの対応を。残念ながら盗まれたものが返ってくる可能性は少ない。

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盗難・紛失に備える

●パスポート
顔写真があるページのコピーをとっておくか、パスポート番号や発給日、発行地などを控えておき、パスポートとは別の場所に保管しておく。

●クレジットカードカード
番号と有効期限、発行会社の緊急連絡先を控えておく。暗証番号は絶対に他人に教えないこと。暗証番号を書いたメモなどをカードと一緒にすることも避けたい。不正使用されても補償されないことがある。

●航空券(eチケット控え)
eチケット控えは、航空会社の窓口で無料で再発行してもらえる。本人確認のため、購入時に使用したクレジットカードやパスポート番号が必要。便名や出発時刻は別に控えておきたい。

盗難・紛失時の対応

[パスポート]
警察に届け出
盗難・紛失届け出証明書を発行してもらう

日本大使館に届け出
渡航書の発給申請
警察の盗難・紛失届け出証明書、顔写真2枚、運転免許証など国籍を確認できる書類、帰りの航空券を用意して日本大使館へ連絡。窓口で「帰国のための渡航書」を申請する。

発給
渡航書は帰国日前日に発給されるが、他国へは入国できない。現地でパスポートを申請する場合は原則1週間ほどかかり、戸籍謄(抄)本が必要。

[貴重品]
警察に届け出
盗難・紛失届け出証明書を発行してもらう

帰国後、保険会社に申請
現金は保険がきかないが、荷物などの盗難は補償される。帰国後、警察の証明書とともに、購入時の領収書など必要書類を揃えて保険会社へ請求する。

保険金給付

[国際キャッシュカード・国際デビットカード]
発行会社に届け出
再発行手続き
紛失・盗難に気付いたら、すぐに発行元の金融機関へ連絡して、利用停止の手続きをする。オンラインで手続きができる場合もある。指示があれば、警察で盗難・紛失届け出証明書を発行してもらう。

再発行
帰国後の再発行が多い。会社によっては、現地で緊急カードを受け取れることもあるが、通常は有料で日数がかかる。

[クレジットカード]
カード会社に届け出
失効手続き
不正使用されないよう、すぐにクレジットカード会社の緊急連絡先へ電話する。名前、カード番号、最後にカードを使った店名と金額などを告げ、カードの停止手続きと再発行を依頼。併せて警察へも届け出て、盗難・紛失届け出証明書を発行してもらう。

再発行
帰国後の再発行が多い。カード会社によっては、海外での再発行や、一時的に利用可能な緊急カードの作製ができることもある。

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筆者

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ パリ」です。掲載している情報は、2016年5〜7月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。