203190

まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

この記事をシェアしよう!

【バリ島】交通手段のアドバイス タクシー、バス利用方法

バリ島には鉄道が走っていないため、おもな移動手段はタクシーかシャトルバスになる。バリ島東部にでかけるときはシャトルバスを上手に活用したい。

バリ島内の交通手段アドバイス

● ハイライトをいろいろまわりたい! チャーターカー
● 移動にお金をかけたくない シャトルバス
● 行き先が決まっている タクシー
● 近場の散策・移動 レンタサイクル

タクシー TAXI

バリ観光の強い味方だがトラブルも少なくない。事前に料金相場を知っておこう

メータータクシー

旅行者の足となってくれる主要手段

●タクシー会社
バリ島内にタクシー会社は複数あるが、青い車体が特徴のバリ・タクシーは評判が良い。ただし、青い車体の他社のタクシーも多いので注意。

208126

バリ・タクシーはこのマークが目印

●タクシーの利用方法
▶タクシーを拾う
ウブド以外の旅行者が多いエリアではルーフに「TAKSI」と書かれた流しのタクシーがたくさん走っている。ホテルやレストランなどでタクシーを呼んでもらう場合、近隣の場合でメーターがRp.3万未満でも最低Rp.3万を支払わなければならないので注意したい。

▶タクシーに乗車する
流しのタクシーの場合は、日本と同じように手を挙げて空車のタクシーが止まるのを待つ。乗車する前に、行き先を告げて、料金メーターを使用することを確認してから乗り込む。観光客に対しては、料金メーターを使用せずに高額な料金をふっかけてくるドライバーも多いためだ。

▶タクシーを降りる
目的地に着いたら、料金メーターを確認して支払う。高額紙幣で支払おうとすると、おつりがもらえないこともあるので、乗車前に必ず小額紙幣を用意しておくようにしたい。

● 料金システム
一般的に空港のエアポートタクシーは定額(チケット)制、一般のタクシーはメーター制。メーター制の場合、初乗りはRp.7000、100mごとにRp.6500加算される(時間にもよる)。この料金体系は南部エリアに限られ、たとえばクタから郊外に向かう場合などでは、2〜3割程度、割り増しされることも。電話で呼んだ場合の最低料金はRp.3万。

メーターのないタクシーに乗るとき
街を歩いていると「タクシー?」と声をかけられることがある。通称白タク(メーターのないタクシー)の客引きだ。ウブドにはメータータクシーがないため、ホテルで頼むか白タクに乗ることになる。まず「ここまでいくらで行ってほしい」という意思表示を。そこから値段交渉が始まる。たまに行く予定のない観光地へ案内されたりと面倒なことになる場合もあるので、毅然とした態度を。

207381

運転手が料金メーターを使用しない場合は「Pakai Argo(パカイアルゴ)(メーターを使用してください)」と言ってみよう

●おもなタクシー会社
・ブルー・バード・タクシー Blue Bird Taxi 0361-701111
・ゴールデン・バード・バリ Golden Bird Bali 0361-701621
・ングラ・ライ・タクシー Ngurah Rai Taxi 0361-724724

エアポートタクシー

空港から目的地まで定額制で安心
空港から目的地まで、エリアによって払う料金が設定されているタクシー。少々割高だが、渋滞による過度な加算やドライバーとのトラブルの心配がない。 チケットカウンターでホテルの名前を言うと、行き先が書かれたチケットが渡される。それをドライバーに渡すだけでOKだ。

●エアポートタクシー料金表
・クタ(ディスカバリー、クタ・スクエア) Rp.7万〜
・レギャン Rp.9万5000〜
・スミニャック(ビンタン・スーパーマーケット) Rp.11万〜
・クロボカン、オベロイ Rp.15万〜
・チャングー(プレレナン・ビーチ) Rp.22万5000〜
・ヌサ・ドゥア(ITDC) Rp.17万5000〜
・サヌール Rp.15万〜
・ジンバラン(インターコンチネンタル・ホテル) Rp.10万〜
・ウルワツ、プチャトゥ Rp.22万5000〜
・デンパサール(トゥク・ウマール) Rp.15万〜
・ウブド中心部 Rp.30万〜
※2017年10月現在

208176

チャーターカー CHARTER CAR

遠方へ向かう場合や複数のエリアへ行く際に重宝する
ホテルや旅行会社では、運転手付の車をチャーターするサービスがある。郊外の観光名所を複数訪れたい際は、アレンジがきくので便利。料金は会社ごとに異なるが、1日チャーターで約US$100〜120が目安。ドライバーの話せる言語などについて、事前に確認を。また、タクシーの運転手と直接交渉をして、料金を決める場合もある。交渉次第ではあるが、旅行者にとって割高になることもある。

バス BUS

近距離から長距離までおもな街を結び、タクシーよりも格段に安く済む

クラクラ・バス Kura-Kura Bus

2014年新登場! 旅行者向けの快適バス
URL:ja.kura2bus.com

●バリ中心地をめぐるシャトルバス
島内のリゾートエリアを走り、ショッピングスポットや観光地を結ぶバス。クタのDFS(Tギャラリア・バリ)を中心に、朝7時台〜22時台まで運行。

208324

▶ルート
クタ、レギャン、スミニャック、ジンバラン、サヌール、ウブド、ヌサドゥア、南ヌサドゥアをまわる。DFS(Tギャラリア・バリ)からウブドまで1時間30分で、日帰り旅行も可能だ。

▶料金
路線ごとに1回の乗車料金が設定されている。チケットは1回乗車用のクラクラコイン、乗り放題のデイパス(クラクラカード3日間パスRp.15万、7日間パスRp.25万)、往復乗車券(ウブドラインのみRp.12万)の3種類。コインと往復乗車券は車内で購入でき、デイパスは各エリアのチケットブースまたはバス停があるホテルやショッピングセンターで購入する。2歳以下は座席を使用しなければ無料。

226094
226087

▶予約方法・乗り方
予約は不要。ウブド線のみ予約席もある。主要ホテルやモールにあるクラクラ専用のバス停に行き、そこでバスを待つ。バスは全バス停に停車する。宗教行事や悪天候による予期せぬ渋滞・道路の閉鎖によって、バスが大幅に遅れることもある。

▶特徴
全バスエアコン付でWi-Fiも使用できる。サーフボードの持込は禁止されており、ひとりにつきひとつの手荷物の持ち込みが可能。

▶クラクラ・バスの料金と所要時間
・クタ線 運行時間 20分間隔、料金 Rp.2万
・レギャン線 運行時間 35分間隔、料金 Rp.2万
・スミニャック線 運行時間 1日2便、料金 Rp.2万
・ジンバラン線 運行時間 2時間間隔、料金 Rp.5万
・ウブド・サヌール線 運行時間 1~2時間間隔、料金 Rp.8万
・ヌサ・ドゥア線 運行時間 2時間間隔、料金 Rp.5万
・インダーリゾート線 運行時間 2時間間隔、料金 Rp.5万

プラマ社 Perama

シャトルバスの老舗、東部観光にも便利
0361-751875
ULR:www.peramatour.com

● 老舗のシャトルバス
主要観光地を結ぶシャトルバスはいくつかあるが、旅行者の間では昔からあるプラマ社が最も有名。料金も手ごろで、安全だ。

224329

▶ルート・料金
バリ島内の主要観光地6か所とロンボク島のスンギギを結ぶ。本数はルートにより異なる。追加料金なしで、途中下車もできる。

▶予約方法・乗り方
プラマ・シャトルバスのオフィスに行って事前にチケットを購入しておくとスムーズ。ウェブサイトからの予約もできる。

トランス・サルバギタ

自転車が運べる大型路線バス
地元の渋滞解消のために登場した大型路線バスで、ヌサ・ドゥア〜クタ〜サヌール〜バトゥブランを結ぶ。最大60人乗車可能で、自転車も運べる。料金は一律Rp.3500で、車内で徴収される。始発の5時から最終の21時まで、1時間に4本程度(約20分間隔)が運行。バス停から繁華街まで遠いことが多く、在住者向けの交通手段。

203190

地元の人が乗るバス「ベモ」

地元の人々の「足」として活躍する、ミニバンを改造した小型バスのこと。旅行者が地元の人と同じように乗るのは難しい。言葉もインドネシア語しか通じない場合が多い。

208713

レンタサイクル RENT-A-BICYCLE

ちょっとそこまでの移動なら自転車移動が便利!
ウブドやクタ、サヌールなどのおもな観光地では、レンタサイクル店が目立つ。ホテルで貸し自転車のサービスを行なうところもある。自転車なら近場での移動は便利だ。ただし、日本とは交通事情や道路事情が異なるため、気をつけて乗りたい。とくに車やバイクの多い大通りでは注意が必要になる。

203198

レンタカー RENT-A-CAR

ホテルのツアーデスクやレンタカー会社で借りられる
日本や現地のレンタカー会社で予約する。料金は1日US$30〜60。保険はたいてい料金に含まれる。借りるには現地での免許証の取得が必要。

レンタバイク RENT-A-BIKE

在住者の代表的な移動手段。旅行者には危険が多い
レンタバイクの利用には現地での免許証の取得が必要。料金の目安は1日Rp.8万〜10万。保険がない場合があり、トラブルも多い。郊外では、バイクタクシーのオジェックも見かける。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるバリ島」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年7~11月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

この記事のタグ