更新日:2020年4月13日
世界遺産のグレートバリアリーフといえば、グリーン島が有名ですが、他にも美しい島がたくさんあります。グレートバリアリーフの玄関口ケアンズから、日帰りで行くことができる、おススメの島5選を紹介します。
1.フランクランドアイランド
1日に100人しか上陸できない、自然保護区に指定されている無人島です。船に乗っている時間は1時間強ですが、川から出発し、外海に出てから30分ほどで到着するので、船酔いが心配な人にもおススメです。
クルーズといえば、船内でランチという場合が多いですが、このツアーは、島に上陸して食事できるのも、いいところ。また、子供用にランチボックスを用意して、海賊に扮したガイドと一緒に、宝探しに出かけるというアクティビテイーもあり、家族連れで楽しめます。
英名:Frankland Islands
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2.ミコマスケイ
青いサンゴ礁に囲まれた、真っ白な砂でできているこの島を見たときは、思わず歓声を上げてしまいます。そして、小さなボートに乗りかえて、島に上陸すると、そこは無数の海鳥が住んでいる、鳥たちの楽園です。
by toshi_k, used under CC BY-SA
親鳥の機嫌を損ねないように、少し離れたところからバードウォッチングを楽しんだり、シュノーケルを付けてサンゴ礁の上をプカプカ浮かんでみたりと、大自然を満喫できます。
また、帆船に乗って行く、約2時間の優雅なクルーズタイムも、このツアーの楽しみでもあります。
by lawtonjm, used under CC BY-ND
英名:Michaelmas Cay
3.ウポルリーフ
ウポルリーフは、ミコマスケイより、さらに小さな、美しい白砂の島へのリーフクルーズです。
以前は、常時海の上にポッカリと浮かんでいたウポルケイですが、地球温暖化の影響で、海面が上昇してしまっため、コンディションによって、海に沈んでしまっているときもあるという、幻の島なのです。
by Maedi., used under CC BY-ND
真っ白な砂浜に上陸できるかどうかは運任せですが、海の浅いところに広がっているサンゴ礁は、いつでも存分に楽しむことができます。透き通ったな海の水の中に手を浸して、いつまでも眺めていたくなる、夢のような場所です。
このクルーズには、日本人のクルーが乗船していませんが、船内は何とも陽気な雰囲気なので、笑顔で過ごす1日となるはずです。
英名:Michaelmas Cay
4.ロウアイルズ
ロウアイルズ行きの船は、ケアンズから車で北へ約1時間の、ポートダグラスから出航ます。
ポートダグラスのマリーナからは、白帆の豪華なヨットで、約1時間のクルーズです。クルーが礼儀正しく親切で、とても快適です。
by Stephen Stringer, used under CC BY-SA
白い砂浜に囲まれて、ヤシの木が生い茂っている島の真ん中には、白い壁に赤い屋根の付いた灯台がある、絵に描いたような、とてもかわいらしい島です。
by Robert Linsdell, used under CC BY
歩いて1周できる小さな島なので、島を散策したり、ヤシの木陰で本を読んだり、もちろん、シュノーケルやダイビングもできますが、のんびりと1日を過ごしたい人におススメです。
英名:Low Isles
5.フィッツロイアイランド
ケアンズから約45分で行くことができて、比較的穏やかな海を航海していくので、こちらの島も船に弱い人でも大丈夫。
by pbutke Linsdell, used under CC BY
宿泊施設や、レストラン、プールもある大きな島なので、日程に余裕があれば、泊りで行くと楽しいです。朝と夕方の2回、魚の餌付けをしていて、桟橋の上では子供たちが大喜び、大人はシュノーケルを付けて海から見物しています。
熱帯雨林の森の中には、ウォーキングトラックがあり、アップダウンのある道を進んでいくと、ビーチにたどり着きます。島全体が、砂ではなく珊瑚のかけらでできているので、スイムシューズがあると便利です。
英名:Fitzroy Island
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