まっぷるトラベルガイド海外おでかけ情報満載!「まっぷる」の観光旅行メディア

2019年5月5日

ドイツ

メルヘン街道の終着点、ドイツ「ブレーメン」の観光旅行

by mapple

by Simaron, CC BY-SA

グリム童話の物語をたどるメルヘン街道は、グリム兄弟が生まれたハーナウからブレーメンまでの約600キロの街道です。ブレーメン州は、ドイツ北部にあり、ブレーメン市とブレマハーベン市の2つの市のみでできている小さな州です。ブレーメン市は世界遺産都市、ブレマハーベン市はマリタイム・タウンで、それぞれに異なる雰囲気があり魅力的です。ここでは、この2つの都市の見どころをまとめてご紹介します。


世界遺産都市「ブレーメン市」

ブレーメンは「ブレーメンの音楽隊」が目指した町。世界遺産に登録されている市庁舎のすぐ横に「ブレーメンの音楽隊」の像があります。

26721725206_8493e61cd1_z

The Town Musicians of Bremen, by Pedro Nuno Caetano, CC BY

ブレーメンの見どころは、この周辺に集中しているので、中世の趣が感じられる美しいエリアを焦ることなく、時間をかけて楽しむことができます。

German journey - Part X, by Pedro Nuno Caetano, CC BY

1. 市庁舎

ドイツ北部で、最重要建築物の一つに挙げられ、1410年に完成したゴシック様式の建物です。1600年代に建設された正面ファサードはルネッサンス様式です。

2466021812_3c28ab72ed_z

rathaus, by tnarik, CC BY-SA

緑色の屋根や回廊が印象的で、壮大かつ歴史を感じさせられる見事な建物です。

Roland+Rathaus, by Wolf Archivar, CC BY

2. 聖ペトリ大聖堂

市庁舎のすぐ近くにあり、2つの塔が堂々とそびえ立つ美しい大聖堂です。教会の内部も是非、訪れてみてください。

5210862557_530fe5ef2c_z

by Allie_Caulfield, CC BY

地下の納骨堂や礼拝堂など、1042年に建築が開始されたという大聖堂の雰囲気が伝わります。

St. Petri-Dom, by Tupolev und seine Kamera, CC BY

3. ローラント像

市庁舎前の広場はマルクト広場と呼ばれ、クリスマスマーケットなどがここで開かれます。この広場に立っているのが大きなローラント像。

2569054055_ea4ab5302c_o

if0729.JPG, by Sangre-La.com, CC BY

「平和と権利のシンボル」と言われていますが、「彼の膝に触れて、願いを唱え、その願いを誰にも言わなかったら願いが叶えられる」とか、「彼の膝に触れると、幸運をもたらす」とも言われています!

Roland, by michfiel, CC BY-SA

4. 「ベットヒャー通り」と「シュノーア通り」

ブレーメンで最も有名な2つの通りです。「ベットチャート通り」は、中世の街並みを彷彿とさせながら、アートな雰囲気があふれている素敵な通りです。わずか100メートルほどの通りですが、ブティック、カフェ、美術館などがあり、独特な雰囲気を楽しめます。

9714186751_b925e5bf91_z

Schnoor, by stummi57, CC BY

「シュノーア通り」は、ブレーメンの旧市街にあたるエリアで、15~16世紀の建物が並びます。多数のアトリエ、ハンドクラフト、カフェ、レストラン、お土産店などがあり、散策が楽しめます。

Die sieben Faulen, by ArtisticalHands, CC BY-ND

マリタイム・タウン「ブレマハーベン市」

ブレーメン州のもう1つの町ブレマハーベンとは、「ブレーメンの港」と言う意味です。ブレーメンはハンザ同盟都市・港町とは言え、北海からは50キロ以上も内陸にあります。

2718163202_20cc4ede3f_z

2007-03-29 Bremerhaven 027, by Allie_Caulfield, CC BY

そこで、北海に近いヴェーザー川沿いにブレマハーベン市が1827年に創設され、現在もドイツの重要な港の一つとなっています。 駅からさほど遠くないウェーザー川沿いの観光地区にいくつかの人気のミュージアムがあるのでご紹介します。

Bremerhaven museum harbour, by Maciej Szczepaniak, CC BY

1.クライメート・ハウス

ガラス張りのたいへんモダンな建物で、この町のランドマーク。 夜はライトアップもされ、人気の被写体でもあります。 

8332929636_32901b125f_z

2012-11-03 Bremerhaven 028 Klimahaus, by Allie_Caulfield, CC BY

地球環境や、世界の異なる気候に焦点が当たられた体験型のミュージアムです。 灼熱の砂漠、マイナス30度の極寒、熱帯地方などの気候を実際に体験することができ、あらゆる世代に人気です。

Klimahaus, Bremerhaven, Germany, by AbhijeetRane, CC BY

2.移民ミュージアム

ブレマハーベンから、かつてヨーロッパからアメリカへの移民の船が定期的に出港しました。

2717267219_92ccbe0517_z

2007-03-29 Bremerhaven 012, by Allie_Caulfield, CC BY

ここでは、移民していく人になって、ブレマハーベンを出港し、ニューヨークの移民局を通過するまでのプロセスを体験することができます。 その過程において、移民達のストーリーや、海外移住の「過去」と「今」などを学ぶことができます。 

2007-03-29 Bremerhaven 006, by Allie_Caulfield, CC BY

3.動物園・水族館

ゾウやキリンなどの日本の動物園でおなじみの動物はいないのですが、こじんまりとしていながら、陸の動物、海の動物、両方を観察できるユニークな動物園・水族館です。

8009853902_5e94c14453_z

Nordsee, by !Koss, CC BY-ND

 昨年12月に誕生したシロクマの赤ちゃんが大人気です!

Zoo am Meer, Bremerhaven, by fihu, CC BY-SA

4.船舶ミュージアム

ドイツを代表する船舶ミュージアムがあり、多数のアウトドア展示があります。ミュージアムの展示もたいへん興味深いですが、散策を兼ねて外の展示を見て回るだけでもかなり楽しめます。 

826105308_ebbc361035_z

IMG_0981.JPG, by Aeturnum, CC BY-SA

すべてのミュージアムが、川沿いの素晴らしいロケーションに集中しているので、ブレーメンからのお出かけとしても人気があります。

IMG_1011.JPG, by Aeturnum, CC BY-SA

ブレーメンのたった2つの市。しかも、この2つの市は、隣接していないのです。日本では、考えにくい構成ですよね。 そういった意味でも、とても個性的なブレーメン州。2つの市は、全く異なっていながら、お互いに無くてはならない存在。 皆さんも、機会があったら、是非、訪れてみてくださいね!


筆者 : mapple

mapple travel guideでは、国内&海外旅行のコツやノウハウ、話題のスポット、人気のホテル等、おすすめの観光旅行情報を配信しています。