メキシコシティで食べたいメキシコ料理5選
From Neil Conway, CC BY

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

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メキシコというと、アメリカの真下にある国なのに、なかなか日本人が観光で足をおばさない場所かもしれません。ですが、このメキシコでという国は、たくさんの見所もあり、そして美味しい料理もたくさん存在します。日本でも例えば、タコスなんかはよく知られているメキシコ料理ですよね。ここでは、そんなメキシコの首都、メキシコシティへ行った際に食べたい、食べてほしいメキシコ料理を5つ紹介したいと思います。

ポソレ(Pozole)

初めて私が、このポソレを食べた時には衝撃が走りました。「これがメキシコ料理なの?!」と思わされる一品です。簡単に言ってしまえば、ジャイアントコーン(グラノと言います)を鶏肉、もしくは豚肉と一緒に煮込み、スープとして食べる料理です。メキシコ料理というと、軽食のイメージと脂っこいイメージが強いかもしれませんが、このポソレは、日本人好みのあっさりとした味わいが特徴です。

By jeffreyww, CC BY
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大きく分けて、2つの種類があり、鶏肉と豚肉のベースのスープで、鶏肉は透明、豚肉だと赤いスープになって提供され、ジャイアントコーンの上には、それぞれ鶏肉か豚肉を割いたものが添えられています。お好みで、ライム、玉ねぎの微塵切り、アボカド、塩、サワークリーム、チリ、そしてオレガノを入れて、自分流のポソレにして食べてください。サイドにはトスターダと呼ばれる、トルティージャを揚げたものにサワークリームを塗って食べるのが、一般的です。

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ゴルディータ(Gordita)

これは、スペイン語にすると「太っている女性」の意味です。トルティージャの粉と水を混ぜ合わせた、マサという生地の中に、豚の皮などを入れて、それを揚げたものが、このゴルディータです。もちろん、カロリーはすごい事になっていますが、揚げたてのゴルディータを食べてしまうと病みつきになります。

By The DLC, CC BY-SA
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これをお店特製のサルサにつけて食べると、最高においしいゴルディータを味わえます。豚の皮だけではなく、フリホーレス(塩小豆)もしくは、レケソン(チーズを細かくしたもの)を具として入れても美味しいと思いますが、やはり基本は豚の皮(チチャロン)と食べるのがベストです。

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ケサディージャ(Quesadilla)

ケサディージャとは、タコスの様なものですが、もっとあっさりしています。基本は、トルティージャに、オアハカチーズという、日本のさけるチーズのお手本となったチーズさいて、それをトルティージャに挟み、焼くだけです。

By jeffreyww, CC BY
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こんなにシンプルなものですが、サルサをつけて食べると、さっぱりしているからか、何個でも食べれてしまいます。
具はティンガ(鶏肉と玉ねぎのトマト煮込み)や、フロル・デ・カラバサ(ズッキーニの花)、ウイトゥラコチェ(黒とうもろこし)など、お店によって様々な具を取り揃えています。全て、チーズが入っているのですが、中でも私がお勧めするのは、シンプルにケソ(チーズ)だけの物と、ウイトゥラコチェのケサディージャです。

By stu_spivack, CC BY-SA
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ポジョ・ロスティサード(Pollo Rostizado)

これは、英語にするとロティサリーチキンです。鶏肉の丸焼で、これが、結構色々なお店で売られています。ただ、これを食べるのではメキシコ料理ではありません。メキシコ料理の場合は、このポコにもやはりサルサをつけて食べるのですが、これがまた、脂っこさを中和してくれるのか、ガツガツ食べれてしまいます。

From El Gran Dee, CC BY
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ポイントは、外はカリカリ、中はしっとりとしたものが美味しいです。ちょっと焦げ目のついた鶏肉を選びましょう。さらに、メキシコでは、小さいジャガイモと玉ねぎもこれと一緒につけてくれるのですが、それが鶏肉のエキスを吸って、また美味しいのです。

タコス(Tacos)

やはり、タコスは外せません。日本で食べているタコスと味が違いすぎてびっくりするはずです。まずはトルティージャがふわふわしていますし、変にレタスなどは入れません。シンプルに例えば、ビステック(牛肉炒め)を頼んだら、それだけがトルティージャに挟まって出されます。

From Neil Conway, CC BY
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注文から提供までの所要時間は10秒かかりません。そこへ、お店に設置してある具材を自由に入れるのです。もちろんサルサも欠かせません。お勧めの具はやはり、ビステックが王道で、タコス屋さんの選び方は、人が多くいる場所は絶対に美味しいので、そういう場所を選んでください。

筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

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