スペイン【アンダルシア】の知られざる生活
スペインで一番世界遺産(UNESCO)の多いアンダルシアは、スペインらしい建造物が1番残っていると言われています。 イスラム文化とローマ人の歴史が今も残るところ。 日本からのツアーなどでは、あっとい...
更新日:2020年4月13日
スペイン、アンダルシア地方にある大都市セビージャは、海にも近く、シーフードがたくさん食べられます。しかし、シーフードだけではなく、それ以外にもたくさん食べるべきものがありますから、その中でも必ず食べてほしい5つを紹介したいと思います。
ムール貝と言えば、日本では高級な部類に入りますよね。手が出せない金額ではなくても、そんなに多くを食べられるほど、買う事ができません。ですが、セビージャのレストランでは、バケツ一杯に入ったムール貝を安価で食べることができるのです。しかも、貝が日本の物より小ぶりなので、食べやすいですし、何となくさっぱりしています。一人で食べるには多いので、数人で分けて食べても十分な量です。
Super solとは、スーパーのチェーン店で、セビージャにはいくつもあります。ここで買っていただきたいのが、サンドイッチです。
スペインではBocadilloと呼ばれているもので、フランスパンを小さくしたようなパン(Borillo)に、お肉屋さんのコーナーに行き、「生ハムのサンドイッチを作って」と言います。
SuperSol, by Ricardo Ricote Rodríguez, CC BY
すると、生ハムとチーズが入ったサンドイッチが出されるのですが、簡単でおいしいのです。しかも、2ユーロするかしないかで満腹になれます。
ひよこ豆とほうれん草をソテーにしたものが、これも単純で美味しいのです。海外旅行へ行くと、野菜がなかなか食べれないと思いますから、こういったもので補うという手もありますよね。
ひよこ豆は日本で買うと高いですし、そんなに一般的には売られていませんから、こうやってスペインで普段食べられない物を食べるのもよいでしょう。
Espinacas con garbanzos, by Derek Peterson, CC BY-SA
タラのトマト煮込みです。タラはスペインではよく食べられる魚で、クリスマスディナーにも必ず出てくるような物です。そのタラとトマトソースをカスエラ(耐熱皿のようなもの)にいれて、最後にパセリを振りかけただけの単純なタパなのですが、日本人だったら白いご飯が欲しくなるくらい、バクバク食べてしまいます。
そのくらい、ちょっと日本の味に近いタパかもしれません。絶品ですが、お店によって味がかなり異なるので、美味しいお店を見つけましょう。
普通のイカリングなのですが、セビージャは海の幸がとてもおいしいですし、日本のフライとはちょっと違います。衣がサクサクフワフワしていて、止まらなくなってしまいます。
これは、もちろんレモンをかけて食べてほしいです。ちなみに、お店によってはChipirones fritosとなっているかもしれませんが、Cipironとは、小さいイカのことを指すので、大きさ以外違いはありません。
このイカフライとセビージャのビール、Cruz campoを飲むと、最高のタパになります。
アンダルシア地方は地中海に面しているので、シーフードがとてもおいしいですし、比較的安いです。それに付け加えて、アンダルシア独自の料理というのもセビージャでは味わえるので、これらの食べ物をマスターして、さらに、ご自身の足でもおいしいセビージャ料理を見つけてくださいね。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!