アメリカ・シアトル!トランジット時間を使って小旅行!10時間の一人旅
今回ご紹介するのは、アメリカ・シアトル。ニューヨークやロサンゼルスと比べると、知らない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。実際に行くまでは、シアトルといえば何か思い浮かべられないほ...
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更新日: 2020年4月13日
アメリカの独立革命に深く関わるボストンの、最もボストンらしい観光スポットがフリーダムトレイルです。ボストンコモンから始まるこのトレイルはダウンタウン通り、チャールズ川を渡ってケンブリッジ、チャールズタウンに抜けるおよそ4キロのトレイルです。トレイルには赤いレンガで線が描かれているので、誰にでも安心して、迷うことなく歩くことができます。
トレイルには16の歴史的なスポットがあり、多くは無料で入館する可能です。ゆっくり、じっくりまわると少なくとも半日は必要です。2回に分けて歩くのもいいし、おもしろそうな区間だけ歩くというのもいいでしょう。ではこのトレイルのハイライトを紹介しましょう。
by andrewmalone, CC BY
トレイルの出発点になるのが、ボストンのシンボルともいえるボストンコモンです。この広々とした公園は、よく整備され、緑が多く散歩するのに最適な場所です。アメリカに移住してきたピューリタンがここで集会を開いたり、演説したりしていたことで知られています。
植民地時代は放牧や軍隊の訓練に使われていたというのも、公園を歩いているとよく分かります。革命戦争のときにはイギリス軍の野営地として使われ、ここから出発したイギリス軍がレキシントン、コンコードに向かい、独立戦争が始まりました。
by arianravan, CC BY
ポール・リビアは独立革命の英雄のひとりです。レキシントンまで馬を走らせ、ボストンコモンでのイギリス軍の動きをジョン・ハンコック、サミュエル・アダムズに伝えたことで知られています。
これが独立革命の始まりでもあります。この家はリビアが生活していた当時そのままに保存されています。実際にこの家が建てられたのは17世紀だそうです。金職人だったリビアのスプーン、ボウル、ベルといったメタルワークが、家の中に展示されています。
by Darryl Whitmore, CC BY-ND
USSコンスティテューションは、1793年に建造された帆走の軍艦で、今でも実際に水に浮いている最も古い軍艦といわれています。オールドアイアンサイズというニックネームを持っていて、米英戦争のとき、イギリス軍が発砲する砲弾を跳ね返したことはよく知られています。
by aresauburn™, CC BY-SA
隣接した博物館には、USSコンスティテューションに関連した様々なものが展示されていて、子どもたちにも人気のあるイベントも定期的に行われています。名前からはちょっと堅い雰囲気がしますが、実際には家族連れにぴったりのスポットです。
by Smart Destinations, CC BY-SA
メイシーズや様々なショップが立ち並ぶ、ワシントンストリートとミルクストリートのコーナーに立っている、1729年に造られた建物です。ピューリタンの教会として建てられましたが、独立戦争の前哨戦ともいえるボストン茶会事件の発端になった場所として知られています。
by Mr. Littlehand, CC BY-ND
1773年12月16日、ここに5000人もの人が集まり、サミュエル・アダムズやジョン・ハンコックが独立を論議交わしました。ボストン茶会事件が起こったのは、その日の夜のことでした。
ボストン周辺では、特にティーンエージャーの間でバンカーヒルというと、普通バンカーヒル・コミュニティーカレッジのことを指しますが、実際はアメリカ独立における大変重要な戦いが行われた歴史的な場所です。
1827から1843年にかけ、17年の歳月をかけて建てられたオベリック(記念碑)で、2007年に改装が行われました。記念塔に隣接して博物館もあり、周辺ではこの戦いに因んだイベントも開かれます。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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