マルタ共和国、コミノ島のブルーラグーンで美しすぎるビーチを満喫
マルタ共和国・コミノ島にある青く透き通る海「ブルーラグーン」。マルタはヨーロッパや周辺各国の人々に人気の高いバカンス地です。コミノ島は中でも最も美しい海を持っているので、行かないわけにはいきません。必...
アメリカンコミックの「ポパイ」をご存知でしょうか?ほうれん草の缶詰を食べて強くなる、あの人です。その当時人気アニメの実写版が1980年に公開されました。30年以上前のことですが、ロビン・ウィリアムズ演じるポパイが悪徳保安官ブルートと対決する物語がここ、ポパイビレッジで撮影されたのです。いいえ!正しくは、ポパイ映画撮影のために建設された村で、全てが映画のセットなのです。崖っぷちに立ってみると大きな入り江に建てられたこの村が見えました。とてもこんな所にあるようには思えない周辺とのギャップが面白く、小さなテーマパークのよう。その後も村は知る人ぞ知るマルタの人気観光スポットの一つとして生き続けているのです。今回私も遊びに行って来たので紹介したいと思います。
ポパイ村の家には、映画に使われた家具や道具がそのまま置かれています。歯医者、郵便局、学校、消防署、税務署、映画館、病院、酒場などなどありました。もちろん今は使われていないものの、その跡地が見学できます。
筆者撮影
チケットブースで入場券を購入しポパイビレッジに入ってきました。割と急な坂道を50mくらい下りました。目先には村が広がっていて左側には入り江に囲まれたビーチが見えます。
筆者撮影
坂道には、ポパイ映画の名シーンでしょうか、写真が飾られていました。
筆者撮影
木造の家屋は今にも崩れそうな感じがしましたが大丈夫です。ポップなカラーでかなり可愛いです。
筆者撮影
広場にブルートがいました。村を歩いていると登場人物が立っていて気さくに声をかけられます。
筆者撮影
ビレッジマップを見て、村はそんなに広くないということがわかります。
筆者撮影
一本のメインストリートを歩くだけですべてを見て回れます。真夏のビレッジは行き交う人々はほぼ水着姿です。
筆者撮影
小さな子供が遊べるプールゾーンがありました。
筆者撮影
崖と村のコンビネーションが魅力的です。
筆者撮影
9ホールのパターゴルフも自由に遊べます。
筆者撮影
所々で映画撮影の小道具が飾られています。
筆者撮影
ポパイズパーティー、パペットショー、ビレッジダンスなどのショーが1日2回ほど各場所で行われていて、それぞれ楽しむことができます。絶対に見た方が良いというほどではないですが、興味があれば是非。ショーが始まるのかポパイとブルート、オリーブが出てきました。
真夏のマルタは日差しと暑さが大変厳しいです。ポパイビレッジ訪問者の大半は、ビーチへ行きます。
筆者撮影
ビーチエリアにはたくさんのパラソルが並べられて、無料で使えます。高い崖に囲まれたこの海は完全プライベートビーチです。地中海にふさわしいノリの良い音楽が流れています。
筆者撮影
海上アスレチックがあり、人々が集まり盛り上がっていました。
筆者撮影
ライフガードも見守ってくれています。
筆者撮影
たまにポパイ達が来てマイクで「ダンスしようぜ~」とショーを始めます。
筆者撮影
デッキチェアでのんびりしていた人も集まってきて、ポパイと一緒にノリノリでダンスを始めます。大音量のミュージックでビーチクラブ状態、見ているだけでもかなり楽しいです。
筆者撮影
海の透明度は抜群です。
筆者撮影
お魚もたくさんいました。
ポパイビレッジの入場券には、3つの特典がついていました。
筆者撮影
その一つがボートトリップ
筆者撮影
指定の桟橋に並ぶとボートが行き来していて15分くらいのボートツアーに出られます。
筆者撮影
ツアーでは入り江の外へ出て、崖沿いをクルージングするもの。大きな見どころはないですが、風も気持ちよく景色も壮大で気分転換になります。
筆者撮影
ボートから見るビレッジもステキです。そのほかの特典は、ポパイパンチといわれる甘いワインがビレッジのバーでもらえます。3つ目はお土産屋さんでポパイビレッジのポストカードがもらえます。
筆者撮影
ビーチエリア入り口にあるレストランです。フリーWi-Fiが嬉しいです。
筆者撮影
バーガーやフライドポテト、サラダ、ソーダやビールも買えます。
筆者撮影
食べる所はたくさんあるので食事時でも特に混雑する様子もなく、ゆっくり食べることができます。
いかがでしたか?ポパイビレッジの楽しさが伝わりましたでしょうか?「村散策とビーチで満喫」は、夏ならではの楽しみ方ではありますが、ポパイを知らなくても、ポパイファンではなくても十分楽しめるようになっています。ポパイビレッジ内を歩いていて見られる絶壁の景色はとても広くて大きくて美しかったです。村に飾られている物はどれも可愛くてテーマパークを思わせる造りで本当に面白いです。壮大な景色を眺めながら、ポップな村をみて、ビーチで遊んで一日を楽しく過ごしてみるのはいかがでしょうか?ぜひ遊びに行って体験してきてくださいね。私は、思い出に映画も見てみたいと思います。
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筆者撮影
アメリカで5年ほど滞在した後、現在オランダ在住の30代ライター。海外の楽しさを発信したくヨーロッパの旅行情報を執筆中。2児の母。新発見を求めて日々活動中。
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