上田電鉄別所線・上田駅~城下駅間が復旧へ
2019年(令和元年)10月13日、東日本台風(台風19号)がもたらした記録的豪雨による千曲川の増水で上田電鉄別所線の千曲川橋梁が崩落し、同線は全線で運休。早くもその数日後には城下駅~別所温泉駅間で運行再開を果たすも、千曲川橋梁が架かる上田駅~城下駅間は、引き続き代行バス輸送をおこなっています。
2021年3月末に全線で運行を再開
上田市は、千曲川橋梁を市有化し、国の補助金を活用する支援計画を表明。鉄骨の多くは目立つ損傷がないことから、再利用する指針のもと復旧工事が続いていましたが、2021年3月28日に全線で運行を再開することになりました。
かつて上田盆地を縦横無尽に走っていた、驚きの鉄道路線網
上田市は、長野県の東部に位置する東信地方の中心都市で、長野県内では長野市、松本市に次ぐ3番目の人口規模(約15万5千人)を誇ります。
戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町で、千曲川左岸の塩田地区は安楽寺、北向観音などの多くの文化遺産があり「信州の鎌倉」とも呼ばれています。また、上田市街地の北方には真田氏発祥の地とされる真田郷(旧・真田町)が、製糸業が盛んな丸子地区(旧・丸子町)は南に位置します。
かつて、この上田盆地には、北の真田町へは「上田交通真田傍陽線」、南の丸子町へは「上田丸子電鉄丸子線」「上田丸子電鉄西丸子線」、西の青木村へは「上田温泉電軌青木線」※と縦横無尽に鉄路が張り巡らされ、その路線延長は57.2kmに達していました。
廃止年に差があるため路線名称が異なりますが、すべて上田電鉄の前身となる路線でした。現在は、上田駅~別所温泉駅を結ぶ「別所線」11.6kmの1路線を残すのみとなっています。
※レールウェイマップルには戦後廃止になった路線を掲載。「上田温泉電軌青木線」は1938年の廃止につき非掲載。
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