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【静岡】奥大井の絶景を目指す!大井川鐵道レトロなSL旅

by DiGJAPAN!

更新日:2018年1月31日

ほぼ毎日SLが運行しているのは日本のなかでも、大井川鐵道だけ。静岡県島田市の新金谷駅から川根本町の千頭駅まで、大井川沿いののどかな風景を眺めながらレトロな列車旅が楽しめます。蒸気機関車(SL)や元大手私鉄の車両が走る大井川本線と、日本唯一のアプト式列車が走る南アルプスあぷとライン(井川線)の2路線が運行されています。

さらに大井川鐵道では、期間限定でリアルな「きかんしゃトーマス号」も走っているんです!

SL旅からさらに足をのばせば、寸又峡の夢の吊橋など、息をのむような美しい風景に出会えます。

まずは大井川鐵道SLの乗車方法をチェック!

大井川鐵道のSL列車は全席指定。公式サイトまたは電話にて予約をし、発券は乗車当日にSLセンター窓口にて。空席があれば当日でも購入可能です。

SLは冬期(12月中旬~3月中旬頃)は運休日が数日ありますが、それ以外の期間は、ほぼ毎日運行しています(1日1~3本)。時期や曜日によって本数が異なるので事前に確認を。【SLの運行スケジュール・予約】

2014年に大井川鐵道にやって来て以来、大人気の「きかんしゃトーマス号」。なかまのジェームス号やバスのバーティーも登場!

「きかんしゃトーマス号」については、夏期(6月中旬~10月上旬頃)やクリスマスなどを中心に期間限定での運行になります。2018年は6月頃よりトーマス号の運行をスタートし、7月からはジェームス号の運行も始まる予定。詳しいスケジュールなどは随時発信されるので、大井川鐵道の公式サイトでチェックしよう。

SL旅は新金谷駅からスタート

SLの始発駅は新金谷駅。JR東海道本線金谷駅で大井川鐵道本線に乗り換えて1駅です。1926年建設当時の面影を今に残す、レトロな駅舎が印象的。

新金谷駅舎の正面、SL急行券の窓口やお土産などの販売店がある「プラザロコ」。館内奥の「ロコミュージアム」(見学無料)では、古い機関車や客車が展示されていて、実際に中に入って記念撮影もできます。

列車旅といえば駅弁!お茶や桜えびなど、静岡の特産品を使ったオリジナルのお弁当がそろいます。昔懐かしい容器に、おにぎり、イワナの甘露煮、野菜の旨煮、えびの佃煮など素朴な味わいのおかずがいっぱい。オリジナルの絵はがき付です。

大井川ふるさと弁当

フタを開けるとトーマスたちが飛び出してくる仕掛けが!中身は、トーマスに見立てたご飯のほか、ポテトやウィンナー、えびフライなど、子どもが喜ぶようなおかずがぎっしり。

きかんしゃトーマス弁当

新金谷駅のホームに入ると、本物のSLがすぐそこに!重厚な佇まい、鳴り響く汽笛、シュッシュッという蒸気音に胸が高鳴ります。

車窓からの景色を楽しもう

列車が走り出すと、窓からの風や石炭のにおい、車体がギシギシ揺れる音や蒸気音など、すべてが新鮮に感じられます。

しばらくすると車内では、「SLおじさん」「SLおばさん」と呼ばれる車掌さんによる、機関車の紹介や沿線風景などの楽しい案内が始まります。なかにはハーモニカ演奏で盛り上げてくれる車掌さんも!

神尾駅のホームには、かわいいタヌキの置物がズラリ!車掌姿のタヌキもいるので、目を凝らして探してみて。

また大井川鐵道沿線はお茶の名産地。線路脇に茶畑が広がり「これぞ静岡」という風景の中を進んで行きます。とくに春の新茶シーズン(4月下旬~5月中旬頃)には、車窓から鮮やかな緑を眺め、お茶の香り漂う清々しい空気が流れます。

家山駅周辺は桜の名所としても有名で、見頃は3月下旬~4月上旬。レトロな木造駅舎は、映画やドラマの撮影によく利用されます。

茶畑をぬけると大井川第一橋梁を渡ります。広い河川敷をゆったりとしたカーブで越えていく鉄橋は、SL列車の編成がきれいに見えることから、絶好の撮影スポットとして人気です。

この橋を渡ると「川根温泉ふれあいの泉」の露天風呂が見え、温泉につかりながらSLに向かって手を振る人の姿も!

地名駅を通過するとすぐ、通称「日本一短いトンネル」をくぐります。長さ約11m、幅5mのトンネルは、かつて木材や食料を運搬した索道から、線路上に荷物が落下するのを防ぐために造られたそう。

塩郷駅を過ぎると、大井川に架かる橋としては最長の220mを誇る吊橋の下を通過します。帰りに普通列車を利用して途中下車し、立ち寄るのもおすすめです。

青部駅を過ぎ、連続する3つの鉄橋を渡ると、SLの旅も終わりに近づきます。終着駅の千頭駅では、SLとの記念撮影はもちろん、人力で車両をまわして向きを変える転車台の見学もできます。

この先に待つ二大絶景、どちらを選ぶ?

千頭駅から先のお楽しみは2つあります。急勾配を上るアプト式鉄道「南アルプスあぷとライン」への乗り換えと、バスで行く「寸又峡温泉」です。

まずは「南アルプスあぷとライン」をご紹介します。

南アルプスあぷとライン(井川線)

千頭駅~井川駅を結ぶ25.5kmを、約1時間50分かけてトコトコと進む小さな車両。途中には普通鉄道で日本一の急勾配を上るための「アプト式鉄道」を日本で唯一採用しています。こちらは予約なしで乗車できます。

小さくてかわいい車体。ちょっと狭いところが、逆に特別感があってワクワクします。窓は大きいので開放感たっぷり。

遊園地を走る列車のような展望車両もあります。展望車両の運行時刻は不定期なので、乗れたらラッキー!

ガタゴトと列車は動き出し、駅が進むにつれ、本線とは一味違う風景と風情に期待がふくらんでいきます。

アプトいちしろ駅~長島ダム駅の間がアプト式区間。アプトいちしろ駅では、この後の上りを支えるアプト式電気機関車の連結を見学することができます。かわいい顔して力持ち!

最後尾のアプト式電気機関車に押し上げられて、急勾配をグイグイと上っていきます。

ひらんだ駅の先のトンネルを抜け、左右の窓にダム湖が広がると、車内から「うわっ」と歓声が!接岨湖に架かる「奥大井レインボーブリッジ」が見えてきました。このカーブは絶景のハイライト!

橋と橋の間にある奥大井湖上駅。エメラルドグリーンの湖面がきれい!

奥大井湖上駅は別名「奥大井恋錠駅」と呼ばれ、ホームには幸せを呼ぶ鐘「風の忘れもの」と「愛の鍵箱」が設置されています。絶景が広がる縁起の良いスポットで恋愛成就を願ってみては。

奥大井湖上駅からは線路と並行する遊歩道があり、鉄橋を歩いて渡ることができます。

尾盛駅と閑蔵駅の間にある「関の沢橋梁」は、川底からの高さ約71mと鉄道日本一の高さを誇る橋。窓から顔を出してのぞきこめば、吸い込まれるようなスリルを味わえます!とくに紅葉シーズン(11月上旬~中旬頃)がおすすめです。

車内では駅員さんが手作りのしおりを販売。本物のきっぷがラミネートされています。素朴な温かみを感じる旅の記念にどうぞ。どの駅のきっぷが出るかはお楽しみ!

次々に訪れるカーブ、車窓の緑の近さ、そして急勾配を上るキュートな列車の頑張り。あぷとラインならではの驚きと喜び、スリルや爽快感、たっぷりの風情と絶景を楽しむことができます。

寸又峡温泉

寸又峡温泉へは、千頭駅からバスでおよそ40分。南アルプスの山々に囲まれた秘境ムード満点の温泉地です。

湯上がりの肌がつるつるすべすべになることから、「美女づくりの湯」と言われる寸又峡温泉。山々の緑を眺めながら、露天風呂でのんびり疲れを癒すことができます。

温泉街から遊歩道を歩くこと30分。四季折々の色に染まる木々と、吸い込まれそうな湖面の美しさが、多くの人々の心を引き付けている「夢の吊橋」へ。わざわざ足をのばす価値アリ!の絶景が待っています。

緑豊かな寸又峡に架かる全長約90m、湖面からの高さ約8mの吊り橋。神秘的にきらめく湖面を真下に望み、歩くたびに揺れてスリル満点。橋の真ん中でお祈りをすると、願いごとが叶うと言われています。

川根本町まちづくり観光協会

大井川鐵道と寸又峡の絶景を楽しみましょう

近年、恋愛パワースポットしても大注目の奥大井の二大絶景「奥大井レインボーブリッジ」と「夢の吊橋」。

手つかずの自然が残る奥大井は、目にもまぶしい新緑、うっとりするような紅葉、しっとりとした雪景色と、春夏秋冬でさまざまな表情を見せてくれます。線路を進めば進むほど、非日常の世界へと誘ってくれる静岡県の大井川鐵道。そこは絶景のオンパレード。乗るたびに新たな出会いが待っています。

©2018 Gullane(Thomas)Limited.

※この記事の出典元は「ザクザク深掘り ニッポン旅ガイドDiGJAPAN!」です。掲載した内容は、2018年1月の取材・調査によるものです。飲食店メニュー、商品内容や料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。

※表示価格はすべて税込です。また消費税の見直しにより各種料金が変更される可能性があります。ご利用の際には、改めて事前にご確認ください。

筆者:DiGJAPAN!

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