【飛騨高山】こんなトコ!各エリアと基本情報をチェック!
北アルプスなどの険しい山々に囲まれ、季節ごとの美しい自然に包まれる岐阜県飛騨地方。その見どころを代表的なエリアに分けてご紹介。各エリアの特徴をチェックして旅のプランニングに活用しよう。...
バスの運行本数はあまり多くないため、最初のスポットへは徒歩で向かいます。駅から10分ほどの静かな森の中にたたずむ「萌木の村」。ハンドメイド雑貨や自家製のクラフトビール、ガーデンカフェなど、個性豊かな店舗が軒を連ねています。
また、オルゴール博物館や屋外でのバレエ公演など、他にはない施設やイベントもあり、新しい楽しみを発見できるかもしれません。
清里駅でバスを乗り継ぎ、本日の宿泊先である「清泉寮」に到着します。
清里のシンボル的な存在でもある清泉寮は、昭和13(1938)年にキリスト教の研修施設として設立しました。敷地内には牧場や教会のほか、清泉寮の代名詞とも言えるソフトクリームを販売するショップなどがあります。
清泉寮のジャージーハットは2018年リニューアル。展望テラスができ、無料の足湯からは開放感抜群の景色が!
また、宿泊できるコテージやキャンプ場を併設し、開放感ある露天風呂も完備。自然を感じながら旅の疲れを癒すことができます。
今回は、宿泊先に清泉寮をセレクトしましたが、清里には他にも多くのホテルやコテージなど、自然を感じられる宿泊施設が多くあります。宿泊する人数やスタイルに合わせて、宿泊先をセレクトしてみてはいかがでしょうか。
施設がオープンするのは、9:00以降になりますが、清泉寮の敷地内を朝の散歩としてのんびり散策するのもいいものです。
標高の高い清里高原では、夏であっても平均最低気温は20℃を下回りますので、羽織れるものを1枚持っていっておくと良いでしょう。
2日目も清泉寮のバス停から、再び「清里ピクニックバス」に乗車。向かうのは「清里テラス」です。サンメドウズ清里のバス停で下車したら、パノラマリフトに乗って10分間の空中散歩を楽しみましょう。
山頂にある清里テラスは、標高1900m! ふもとに広がる野辺山高原だけでなく、遠くは富士山や南アルプスの山々を一望できます。開放感あふれる空間で絶景を眺めながら、オリジナルのパフェやスムージーを味わうのは格別の美味しさです。
再びバスで清里駅へ戻り、鉄道の旅を再開しましょう。
清里駅から進んでいくと、次の野辺山駅の手前にJR鉄道最高地点(1375m)があります。最高地点を過ぎると、列車は下りながら、山間部を縫って流れる千曲川に沿って、北へと進んでいきます。周囲が少しずつ開けてきて、正面に浅間山が見えたら、小海線の終点・小諸駅へ到着。ここからはしなの鉄道に乗り換えて、最終目的地の軽井沢を目指します。
小諸駅から軽井沢駅までは25分ほど。今回は、軽井沢の観光スポットが多く集まっている旧軽井沢エリアに向かうことにしましょう。
旧軽井沢エリアへは、駅から徒歩で20〜25分ほどのため、体力に自身のある方は、徒歩でも問題ないでしょう。バスの本数はあまり多くないので、徒歩以外であればタクシーかレンタサイクルの利用がおすすめです。
旧軽銀座通りのほぼ中央には、クラシックな外観の観光案内所がある
明治時代から避暑に訪れた外国人の影響で、古くから発展してきた軽井沢のメインストリート。
ファッションや雑貨の他にも、アンティーク用品やギャラリーなど、西洋文化の薫る店が多く立ち並んでいます。パンやソフトクリーム、カフェなどの店も点在しているので、散策がてら休憩するのもおすすめ。旧軽井沢エリアで訪れたいスポットをまとめて紹介します。
旧軽井沢銀座にあるショッピングモール。
ファンションや雑貨など、個性的なアイテムを扱う店が軒を連ねています。おしゃれなイタリアンやカフェ、クレープのほか、地元食材を使ったジャムやスイーツなど、お土産にぴったりのアイテムも販売しています。
旧軽井沢銀座商店街の奥に建つ「軽井沢ショー記念礼拝堂」は、軽井沢で最初に建てられた歴史ある教会。
森の木立の中にひっそりとたたずむ教会に、避暑地・軽井沢の歴史が感じられます。礼拝を行なっている時以外は、教会内の見学も可能です。
昭和10(1935)年に建てられたカトリック教会で、設計は近代建築の巨匠、アントニン・レイモンドによるもの。丸太で作られた三角屋根と、コンクリートと木材を巧みに組み合わせた斬新なデザインが印象的です。こちらも挙式や礼拝の時以外は、見学が可能です。
自然を感じる旅行で歩き疲れてしまった方や、のんびりお買い物をしたいという方は、軽井沢駅の南にある「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」はいかがでしょうか。
ファッションや雑貨、インテリアなど、200以上のショップがあります。カフェやレストランも充実しているので、買い物を楽しみながらのんびり休憩するのにもぴったりです。
軽井沢駅に戻ったら、列車ではなくバスで隣の横川駅へ向かいます。
かつては「アプト式」と呼ばれる特別な列車が運行していたのですが、長野新幹線(現:北陸新幹線)の開業に伴って廃線となり、バスによる運行に切り替わりました。バスの乗車時間は35分ほどですが、山道を走るのでバス酔いしやすい人は注意しましょう。
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旅行系の編集プロダクション、web制作会社を経て、現在はフリーランス。編集者時代は、鉄道や温泉などの国内旅行を中心としたMOOK本を制作。ライター兼カメラマンとしても、日本全国の取材に回っている。学生時代から愛用していた「青春18きっぷ」は、キャリア20年のベテラン。