人気の粉ミルクを比較! 現役ママが検証 おすすめ9商品ご紹介!
いろいろな粉ミルクがあるけれど、どれがいいのかわからない...。
毎日使うものだから、赤ちゃんの体調や生活に合ったものを選びたいですよね。
現在、粉ミルクを使用中の現役ママである筆者も、いろいろな商品を使ってその違いを実感してきました。
今回はママの目的や悩みに合あったタイプ別に、おすすめの粉ミルクをご紹介!
国内で数多く販売されているメインとなる7商品を成分や実際の使用感、口コミから比較。
粉ミルクは溶けやすさが大事!ということで、全商品を購入し調べてみました。
特徴をより詳しく知るために、飲み比べもしています。
さらに海外のオーガニックの粉ミルクにも注目したので、食の安全が気になるママはこちらもチェック!
この記事の目次
- 執筆者のプロフィール
- 【粉ミルク比較】粉ミルクの基本情報・メリット・選ぶポイント
- タイプ①:使いやすさ重視派におすすめの粉ミルク
- 調乳・持ち運びしやすい粉ミルク「明治 ほほえみ」
- 粉ミルク唯一!詰め替えできる「森永乳業 はぐくみ」
- タイプ②コスパ重視派におすすめの粉ミルク
- コスパNo.1の粉ミルク「雪印メグミルク ぴゅあ」
- タイプ③:母乳に近い味重視派におすすめの粉ミルク
- 母乳に近い&栄養豊富な粉ミルク「江崎グリコ アイクレオ バランスミルク」
- やさしい甘さ&徹底した品質管理の粉ミルク「ビーンスターク すこやかM1」
- タイプ④:便秘・消化に良い!重視派におすすめの粉ミルク
- 便秘しがちな赤ちゃんにおすすめの粉ミルク「和光堂 はいはい」
- 消化を助ける粉ミルク「森永乳業 E赤ちゃん」
- 番外編:オーガニック粉ミルクおすすめ2選
- 国内でも人気!スイスの粉ミルク「HOLLE(ホレ)」
- アメリカで定番の粉ミルク「EARTH'S BEST(アースズ ベスト)」
- 【検証まとめ】赤ちゃんとママにベストな粉ミルクを!
執筆者のプロフィール
30年以上にわたって国内外を問わず取材をし続け、さまざまなメディアを通じて新鮮な旅の情報を発信している「ブラックフィッシュ」。今回の記事を担当したのは、2016年入社のアラサーママ。
妊娠・出産をきっかけに、幅広い育児本を愛読。文章を書く職業ながら理系出身で、科学的根拠に基づいた育児を実生活に取り入れています。
趣味はジャズダンス、週末は予定を詰め込みひたすら外出!と意外とアクティブ。
【粉ミルク比較】粉ミルクの基本情報・メリット・選ぶポイント
粉ミルクを選ぶ前に、基本情報などをざっくり確認をしましょう!
■知っておきたい粉ミルクの基本情報
●成分:主成分は主に牛のミルク。牛乳アレルギーの場合は、アレルギー対応の粉ミルクがあります。
●栄養:栄養成分や添加物の含有量は、厚生労働省の成分規格に基づき、国内製造・販売が許可されたものが販売。そのためどの商品でも、健康上に問題なく十分に栄養があります。
各メーカーで特徴的な栄養成分が配合されていますが、プラスアルファの成分と考えましょう。
●価格:安いもので1600円前後、高いもので3000円前後と倍近く違います。
●バリエーション:大缶約800g、小缶300g、スティックタイプ、キューブタイプ、液体タイプの5種類。
・大缶/完全ミルクや混合栄養の粉ミルクをたくさん使うママ向け。
・小缶/完全母乳のママが、ミルクを少し足したいときに使いきれるサイズ。
・スティック・キューブ・液体/お出かけなどの移動の際に持ち運ぶ用。海外では一般的な液体ミルクは、2019年に日本でも販売され始めた、比較的新しいタイプ。お湯が不要で、そのまま飲ませられるため災害時の備蓄にもおすすめ。
■粉ミルクを使うメリット
ミルク育ちだと発育が心配!と思うママもいるかもしれませんが、最近のミルクはとてもよく研究されていて、ミルクだけでも赤ちゃんはすくすくと育ちます。母乳育児は親子のスキンシップになり経済的にも魅力ですが、哺乳瓶やミルクに慣れさせることも大切です。例えば……、
・ママが体調不良のときに代わってもらえる
・保育園や家族に預けられる
・外出時に気軽に授乳しやすい
・飲んだ量が分かりやすい
・赤ちゃんの体重を増やしたいときにミルクを足せる
・ミルクに混ぜて薬を飲ませられる
・災害時に液体ミルクが使える
などなど。完全母乳の赤ちゃんだと、哺乳瓶に慣れていなくて授乳を嫌がることもあるので、月齢が早いうちから慣れさせておくと、何かあったときに安心です。
ちなみに筆者の場合、はじめは完全母乳でしたが、授乳の痛みに耐えきれず混合栄養、母乳がでなくなり5カ月で完全ミルクになりました。母乳は栄養があるとわかりつつも、睡眠不足になったり、母乳が良く出る食事を心がけたり、痛かったり、実際は大変なことだらけですよね。
ミルクを活用することで気持ちや体力的にも楽になり、育児に余裕ができたのが個人的には最大のメリットだったかもしれません。
■粉ミルクを選ぶポイント
日本でメインの粉ミルクは7種類あり、栄養成分や特徴など細かく見ていくと、「どれも良さそうけど、結局どれがいいのだろう?」と悩んでしまいます。
粉ミルクを選ぶママには、今使っているものから違うものに変えたいという「完全ミルク・混合栄養」派と、基本的に完全母乳だけど少し粉ミルクを足したいという「完全母乳」派がいると思います。
例えば、完全ミルクなら消費量が多いので安いものがいい、完全母乳なら違和感なく飲める母乳に近い味のものがいい、というようにそれぞれ選ぶ際のこだわりが違ってきます。
今回は日本で代表的な粉ミルク7種類を「使いやすさ」「コスパ」「母乳に近い」「便秘・消化に良い」という4タイプに分けてご紹介。該当するこだわりの商品をチェックしてみましょう!
■粉ミルクだけでなく水にもこだわりたい
編集部では赤ちゃんがいるご家庭の方におすすめのウォーターサーバーを徹底比較。編集部では次の2つの比較ポイントを重視し、赤ちゃんがいる方におすすめのウォーターサーバーをランキング付けしました。
- 赤ちゃんが飲める安全な水
- 毎日のミルク作りにかかる労力を軽減
口コミも参考にして、ご家庭にぴったりのウォーターサーバーを見つけてくださいね。
>>毎日のミルク作りも楽々で、赤ちゃんのことも考えたウォーターサーバーを順位付け!ランキング記事が気になる方は、こちらの記事をチェック!
>>さまざまな条件でウォーターサーバーを順位付け!まずはいろいろなウォーターサーバーについて情報がほしいという方は、こちらの記事をチェック!
タイプ①:使いやすさ重視派におすすめの粉ミルク
赤ちゃんが飲むといっても、一日に何回もミルクを作るのはママの役目。できるだけ簡単に、そしてノンストレスで調乳したいのが本音ですよね。
7商品を比較すると、「ほほえみ」と「はぐくみ」がとくに使いやすい商品として人気です。
「ほほえみ」はキューブタイプがあり、粉末がこぼれてしまった!ということもなく、ポンと哺乳瓶に入れるだけなので調乳も楽々。
「はぐくみ」は缶を使わずに詰め替えタイプがある商品で、空き缶が出ないと好評です。
それでは、こちらの2商品を詳しくみていきましょう!
調乳・持ち運びしやすい粉ミルク「明治 ほほえみ」
粉・キューブ・液体と豊富なバリエーションで人気の粉ミルク。
ミルクの飲む量が増えると、何杯入れたのか分からなくなったり、粉がこぼれたりストレスに感じることもしばしば。
粉ミルクは大缶と使うことが多いですが、「ほほえみ」では大缶に並んで人気なのが「らくらくキューブ」。キューブ状の粉ミルクで、1個で40mlのミルクが作ることができます。5個で200ml調乳できるので、飲む量が増えたときにとっても楽!1キューブを半分にカットすることもできます。
■どんな粉ミルク?
国内6000人以上のママの「母乳調査」を行い、20万人におよぶ子どもの成長を調査、商品改良され作られている粉ミルク。
脂質の成分である「アラキドン酸」が、母乳と同じ量含まれているのが最大の特徴。「アラキドン酸」は脳や神経の発達に重要な成分で、母乳と同量に配合されているのは、国内の粉ミルクで「ほほえみ」だけです。
■こんな人におすすめ
✓完全ミルク ✓混合栄養 ✓調乳が面倒 ✓お出かけが多い ✓災害に備えたい
■商品DATA
◎味:甘く、後あじはあっさりしている。甘みの強さは全7商品中「3位」
◎調乳のしやすさ:全7商品中「1位」
◎コスパ:全7商品中「4位」
(らくらくキューブ:6/10位*森永乳業「エコらくパック」、ほほえみ「らくらくキューブ」を含めた場合)
◎タイプ:大缶・キューブ・液体
粉ミルク唯一!詰め替えできる「森永乳業 はぐくみ」
粉ミルクを使ってみて意外と気になるのが、缶がスペースをとること。そして、大きな空き缶の処理が面倒!
こちらの粉ミルクは、そんなママの声に応えた詰め替えタイプがあり、専用のプラスチックケースに袋ごと詰め替えが可能。ケースが四角く、収納しやすいのもうれしいポイントです。ケースの口が広く底が浅い作りになっているため、計量しやすく最後まで使い切ることができますよ。
また1パック半量の400gなので、混合栄養のママからとくに人気です。
■どんな粉ミルク?
育児用ミルクの発売から、100年以上の歴史がある森永乳業。
ロングセラー商品の「はぐくみ」は、母乳育ちのような腸内環境を目指した粉ミルクです。初乳に多く含まれ腸内菌のバランスを整える「ラクトフェリン」を国内で初めて粉ミルクに配合。
ビフィズス菌を増やす3種の「オリゴ糖」が含まれていて、赤ちゃんの便通が良くなったという声も。
■こんな人にオススメ
✓空き缶のごみ捨てが大変 ✓完全ミルク ✓混合栄養 ✓便秘
■商品DATA
◎味:甘い。ホットミルクのような甘さで、7商品の中で一番大人が親しみやすい味。甘みの強さは全7商品中「2位」
◎容器の保管・処理のしやすさ:全7商品中「1位」
◎コスパ:全7商品中「3位」
(エコらくパック詰め替え用:3/10位*森永乳業「エコらくパック」、ほほえみ「らくらくキューブ」を含めた場合)
◎タイプ:大缶・小缶・エコらくパック・スティック
タイプ②コスパ重視派におすすめの粉ミルク
赤ちゃんが成長するにつれ粉ミルクの消費量は増えていき、あっという間に缶が空っぽに!
たっぷり飲む赤ちゃんや双子の赤ちゃんなら、少しでも安く粉ミルクが買えたら助かりますよね。
安いと栄養は大丈夫?と気になるかもしれませんが、厚生労働省で成分や添加物についての規格があり、どの粉ミルクもそれをクリアしたものです。
赤ちゃんの味の好みが合えば、値段で決めるのもアリ!
全商品を価格で比較すると、「ぴゅあ」「はいはい」「はぐくみ(エコらくパック詰め替え用)」の順でコスパが良いという結果に。もっともお得な「ぴゅあ」を見ていきましょう!
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