箱根【宮ノ下】見どころやおすすめの観光・グルメスポット レトロ散歩、ユネッサンなど
宮ノ下は、箱根湯本と強羅の中間にある、箱根の中でも人気の観光エリアです。 宮ノ下は江戸時代からの歴史を持つ温泉地で、明治11(1878)年に、日本のリゾートホテルの草分けである「富士屋ホテル」が...
更新日: 2022年1月16日 [PR]
「子どもと一緒に、空気も景色もいいところでのんびり旅を楽しみたい!」。
そんな人におすすめなのが箱根。首都圏から近く、富士山と芦ノ湖が織り成す絶景が広がっているリゾートエリアです。
人気の温泉宿も強い箱根ですが、交通アクセスがよいため日帰りでも十分に楽しむことが可能。
子連れ旅行では何かと準備が大変ですが、日帰りなら手軽に思い立ったらすぐに行けてしまうのがいいですよね。
ここでは、そんな子連れ旅行を考えるファミリーに向けておすすめの日帰りプランを紹介します。
お得なチケット情報も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
旅のプランはこちら。芦ノ湖畔の「箱根町港」から旅をスタートし、「芦ノ湖」「大涌谷」「宮ノ下」などをぐるりとまわって「箱根町港」に戻るコースです。
ただし!今回は「箱根の名物乗り物に乗ってめぐる」のがポイント。乗ること自体がアトラクションのような5つの乗り物を駆使して、絶景に会いに行きます!
スタート 箱根町港
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立ち寄りスポット① 芦ノ湖畔で絶景ランチ
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箱根海賊船・箱根ロープウェイ
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立ち寄りスポット② 大涌谷
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立ち寄りスポット③ 早雲山で話題の新スイーツと足湯テラス
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箱根登山ケーブルカー
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お得!なスポット 箱根強羅公園
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箱根登山電車・箱根登山バス
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ゴール 箱根町港
箱根旅行でまず考えたいのが往復の“足”。箱根へは新宿から小田急ロマンスカーが直行しているものの、小さな子どもと行くなら「車が便利」という人も多いのではないでしょうか。
今回、一緒に旅を楽しんだのは、小学生と保育園児のいる後藤ファミリー。実は、前回の家族旅行も箱根だったそうで、ドライブでオープンエアの美術館と温泉施設を訪れたそう。
「それはそれで楽しかったのですが、せっかくの箱根なのに風景などはあまり見られなかったのが少し残念でした」と後藤パパ。行きたい場所にピンポイントでアクセスできるのがドライブ旅行のいいところですが、「車の移動時間が中心になってしまう」というお悩みも。人気観光地の場合、渋滞も悩みのひとつでしょう。
そんなファミリーにおすすめなのが、2021年10月に登場したお得な乗り物チケット「箱根のりものパス Lite」です。
こちらは箱根山内を結ぶ5つの乗り物に乗って、箱根の絶景スポットをぐるりとまわれる新たなチケット。いつでも・どこでもスマートフォンから購入できて、画面を見せるだけで乗り降りできるという便利さでも話題です!
箱根エリアに限定した1日チケットなので、「行き帰りはドライブで」というファミリーにもムダがないのもいいですね。
対象となる乗り物は「箱根海賊船」や「箱根ロープウェイ」「箱根登山電車」など、箱根の名物乗り物ばかり!ユニークな乗り物を次々と乗り換えながら絶景をめぐる旅をかなえてくれます。
これならドライバー役のパパorママも含めて、家族みんなでゆったりと旅が楽しめそう。駐車場待ちの行列や渋滞にはまる心配が少ないのもうれしいですね。
では、後藤さん一家と旅に出てみましょう!
自宅からまっすぐに箱根町港を目指し「P12 箱根園地駐車場」へ。ここはお正月に開催される箱根駅伝で復路のゴール・往路のスタートとなる場所。富士山と芦ノ湖が眺められるいきなりの絶景ポイントです。
駐車場のすぐ前が「箱根海賊船」の乗り場…なのですが、朝早く出発した子どもたちから「お腹すいた~」の声が!そこで、港を前にした「茶屋本陣 畔屋」で早めのランチをとることに。
「茶屋本陣 畔屋」は1階にみやげもの店、2階にカフェがある複合施設。ちなみに、観光シーズンの箱根ではランチスポットが混雑することが多いので、できるだけ早めに入るスケジュールがおすすめですよ。
席につくと、目の前に芦ノ湖と富士山、そして「箱根海賊船」の雄姿が!これから始まる旅の計画にわくわくしながら、箱根名物グルメをいただきましょう。
ローストビーフご飯(期間限定)1980円
石焼きハンバーグご飯1925円
こちらでのおすすめは、箱根・仙石原で行列のできる「相原精肉店」のジューシーなローストビーフがたっぷりのった期間限定の「ローストビーフご飯」。特製玉ねぎドレッシングでたっぷりの野菜とともに味わえる新メニューです。
キッズに人気なのが「石焼きハンバーグご飯」。湯気をふうふうしながらあつあつを味わったら、フォンデュチーズをかけて味変したり、チーズやご飯のおこげを楽しんだりと大満足の一品。
抹茶、桜、よもぎなど7種類のお団子を特製七輪で焼きながら食べるユニークなメニュー「七福だんご」も要注目!家族で香ばしく焼き上げながら食べれば、わいわい盛り上がりますよ。
■茶屋本陣 畔屋
住所:神奈川県箱根町箱根161-1
電話:0460-83-6711
営業時間:
1階おみやげ処/9:30~17:15
2階cafe湖紋/10:00~16:00(L.O.15:30)
※季節により変動あり
定休日:無休
>>Webサイトはこちら
みたらし、あんこ、大根おろしの3種のたれをからめて召し上がれ
「箱根海賊船」は、芦ノ湖名物になっている色鮮やかな観光船。箱根町港、元箱根港、桃源台港の3つの港をめぐり、芦ノ湖畔の主要スポットを結んでいます。
「箱根のりものパス Lite」では桃源台港に向かう航路の乗船が可能。箱根町港から乗れば、所要約35分で全区間を制覇できてしまいます。
現在活躍している船は3タイプあり、最新型はJRの豪華寝台列車などを手がけた水戸岡鋭治氏デザインの「クイーン芦ノ湖」。優雅でゴージャスな雰囲気が特徴です。
その他、真っ赤な船体と海賊人形のモチーフで人気の「ロワイヤルⅡ」、重厚なイギリス戦艦をモチーフにした「ビクトリー」が活躍しています。何時にどの船が来るかはその日の配船スケジュールでのお楽しみ!
元箱根港を過ぎたあたりでは芦ノ湖と富士山の絶景が!
箱根山のカルデラ湖・芦ノ湖。周囲は手付かずの大自然が広がる
特別船室にはお姫様気分になれるフォトスポットも
箱根町港を出た船は、およそ10分で元箱根港へ。こちらでは湖畔に箱根神社の赤い鳥居が見えてきます。「箱根のりものパス Lite」では途中下船も可能なので、ここでいったん降りて箱根神社へ参拝に行くのもよさそうです。
元箱根港を出ると、正面に大きな富士山が登場!青く澄んだ芦ノ湖と富士山のコントラストはまさに絶景。デッキで箱根らしい眺めを写真におさめましょう。およそ25分の航海で桃源台港に到着します。
■箱根海賊船
電話:0460-83-6325
運航時間:Webサイトでご確認下さい
定休日:無休(悪天時は運休)
>>Webサイトはこちら
桃源台港へ着いたら、そのまま「箱根ロープウェイ」に乗車!ここから箱根の絶景パノラマを楽しむ空中散歩へ出発します。
「箱根ロープウェイ」は桃源台駅~早雲山駅の約4キロメートルを結ぶ世界有数の長さを誇るロープウェイ。約1分間隔で運行し、1時間に1440人を輸送できるパワフルな空の乗り物です。
「箱根のりものパス Lite」では、早雲山駅方向に向かう全区間に乗車可能。芦ノ湖、富士山、大涌谷という箱根を代表する風景を今度は空から眺めてみましょう。
桃源台駅を出たゴンドラは姥子駅を経ておよそ16分へ大涌谷駅へ。
出発時の急加速から、どんどん高くなっていく視界に子どもたちのテンションも一気に高まっていきます!
■箱根ロープウェイ
電話:0460-32-2205
営業時間:9:00~17:00(12~1月は~16:15)
定休日:無休(悪天時、定期点検工事期間は運休)
>>Webサイトはこちら
箱根ロープウェイの中間地点で、乗り換え駅となるのが大涌谷。緑豊かな芦ノ湖から一転、荒涼とした山肌からもくもくと白煙が上がる風景が広がっています。
ここは40万年前から続く箱根の火山活動でつくられた箱根きっての景勝地。パワースポットとしても知られているので、ぜひ駅の外に出て噴煙地周辺を散策してみましょう。
大涌谷の名物として知られているのが真っ黒い殻の「黒たまご」。
地熱と火山ガスの化学反応を利用してつくられているもので、1個食べると7年寿命が延びるといわれているんですよ。「大涌谷くろたまご館」入口に売店があり、あつあつを買って噴煙地周辺で食べることができます。
大涌谷では“黒”にちなんだグルメやおみやげがいっぱい!こちらは竹墨で真っ黒に仕上げた「黒ソフトクリーム」。見た目と違って、味は甘くておいしいバニラ味というのもユニークですね。
その他、「黒もんじゃまん」や「黒チョコソフト」なども大人気。周辺のお店をめぐって、お気に入りを探してみては?
実は大涌谷は箱根を代表する富士山ビュースポットのひとつ。とくに大涌谷駐車場から眺める大きな富士山は思わず歓声をあげてしまうほど。
また、弘法大師が祈願したと伝わる大涌谷延命地蔵尊もこのエリアに。荒涼とした風景のなか、温泉で手を清めてからお参りする体験もぜひ。
■大涌谷くろたまご館
住所:神奈川県箱根町仙石原1251
電話:0460-84-9605
営業時間:9:00~16:30(12~2月は~16:00)
※黒たまご売店は~16:40(12~2月は~16:20、売り切れ次第終了)
定休日:無休
>>Webサイトはこちら
大涌谷延命地蔵尊で旅の安全を祈願
大涌谷を満喫したら、次は早雲山駅を目指してふたたび「箱根ロープウェイ」に乗車。大涌谷駅~早雲山駅では、大涌谷を空から一望!大迫力のこの眺めが楽しめるのは「箱根ロープウェイ」だけなので、ぜひお見逃しなく。
ゴンドラが峠を越えると、世界は一面の緑の山々に。視界がぐんぐんと下がるなか、前方には強羅の街並み、さらに晴れていれば相模湾や都心方面まで眺められますよ。
「箱根ロープウェイ」と「箱根登山ケーブルカー」の乗換駅、早雲山駅にオープンした話題の新スポットが「cu―mo箱根(クーモはこね)」です。
こちらの標高は約750メートル。箱根外輪山に向かって大きく開けたテラスゾーンからは、晴れた日なら相模湾も一望。そして何と、こちらには無料の足湯も併設!
オープンエアのテラスを吹きぬける箱根の風を感じながら、目の前の風景にのんびりみとれる至福の時間が過ごせますよ。
足元はこんな感じ!天然温泉でママも子どももリラックス
「cu―mo箱根」で忘れてはならないのが、早雲山にぽっかり浮かぶ雲のようなスムージー「ニューベル」。
こちらはバナナとリンゴと天然ハーブ由来のクリームを使用したミルキーなスムージー。雲に見立てた大きな綿菓子がトッピングされていて、絶対絵になる箱根の新名物です。青空と一緒に写真撮影したいですね♪
■cu―mo箱根
住所:神奈川県箱根町強羅
電話:0460-87-7560
営業時間:9:00~17:30(フード・ドリンクは10:00~16:30、足湯は~16:00、)テラスは~17:00
定休日:無休
>>Webサイトはこちら
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