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福江のおすすめの見どころ・体験スポット
福江のおすすめの見どころ・体験ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。禁教時代の資料が並ぶ海辺に建つ五島最古の教会「堂崎天主堂」、ゴシック、和風が融合した白亜の協会「カトリック水ノ浦教会」、信者が物心両面で支え、築いた赤レンガの教会「楠原教会」など情報満載。
福江のおすすめの見どころ・体験スポット
- スポット:18 件
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福江のおすすめの見どころ・体験スポット
堂崎天主堂
禁教時代の資料が並ぶ海辺に建つ五島最古の教会
波静かな奥浦湾に映える赤レンガのゴシック様式教会。明治41(1908)年に建てられた五島最古の洋風建造物は、長崎で殉教した二十六聖人の一人、ヨハネ五島を祈念した祈りの家で、設計はパリ外国宣教会のペルー神父、施工は野原与吉、鉄川与助の作。教会内はキリシタン関連の資料館になっている。
堂崎天主堂
- 住所
- 長崎県五島市奥浦町2019
- 交通
- 福江港から五島バス戸岐・観音平行きで21分、堂崎天主堂入口下車、徒歩10分
- 料金
- 大人300円、中・高校生150円、小学生100円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:45(閉館17:00)、夏休み期間中は~17:45(閉館18:00)、11月11日~翌3月20日は~15:45(閉館16:00)
- 休業日
- 無休(12月30日~翌1月3日休)
カトリック水ノ浦教会
ゴシック、和風が融合した白亜の協会
水之浦地区は江戸時代に移住してきたキリスト教徒が開拓した地。現在の教会は昭和13(1938)年に建て直したものでゴシック、和風の建築様式を取り入れている。堂内は終日撮影不可となっている。
カトリック水ノ浦教会
- 住所
- 長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1
- 交通
- 福江港から五島バス三井楽行きで23分、水之浦下車すぐ
- 料金
- 見学自由
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館)
- 休業日
- 不定休(祭儀中、儀式中等による臨時休あり)
楠原教会
信者が物心両面で支え、築いた赤レンガの教会
禁教令が撤廃されてのち、弾圧を耐え抜いた信徒たちが費用を積み立て、レンガ運びや整地作業などの奉仕によって築いた赤レンガの教会。建築は教会建築の名工鉄川与助によるもので、完成は明治13(1880)年。洋式教会としては五島で3番目に古い歴史をもつ。
福江海中公園
グラスボートで海中を探険
福江港の北方3.5kmにある竹の子島一帯の海中は福江海中公園に指定されている。サンゴ礁や熱帯性のソラスズメダイ、チョウチョウウオなどの魚が観賞できる。福江港からは木口汽船の半潜水式グラスボート「シーガル」が運航。予約制で、45分の竹の子島周遊コースがあり、夏休みは大人一人から運航する。
福江海中公園
- 住所
- 長崎県五島市福江港
- 交通
- 福江港からすぐ
- 料金
- 最低運航料=10000円~(夏休みは1人2300円~)/観光グラスボート・シーガル=大人2300円、小学生1150円/ (夏休み以外は最低運航料金適用)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- シーガルは10:00~15:00(最終乗船、夏休み期間以外は予約制)
- 休業日
- 荒天時(上架時は臨時休あり、年末年始休)
福江城跡(石田城跡)
福江の歴史を語るスポット
黒船の来航にそなえ、文久3(1863)年に15年の歳月をかけて築城した江戸時代の城郭跡。黒船の大砲の目標になるという理由から天守閣がなく、本丸の館も平屋。わずか5年後に明治維新が起こり、9年後には本丸が解体されて石垣と堀を残す。現在は二の丸跡に天守閣を模した五島観光歴史資料館がある。館内では遣唐使、キリシタン信仰、五島藩などについての資料を展示。
貝津教会
ステンドグラスが美しい
大正13(1924)年に、40世帯の信者によって建てられた木造の教会。ステンドグラスの光が差し込む内部は季節の花を飾っていて、素朴であたたかみのある雰囲気。
貝津教会
- 住所
- 長崎県五島市三井楽町貝津458
- 交通
- 福江港から五島バス三井楽行きで50分、終点下車、タクシーで15分
- 料金
- 自由見学
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(要問合せ)
- 休業日
- 不定休
福江武家屋敷通り ふるさと館
名物のかんころ餅&五島茶でひと休み
仲町と南町を結ぶ通りは武家屋敷通りと呼ばれ、藩政時代の面影が残る。その通りの一角にあり、城下町の写真やパネルを展示。予約制で草木染、バラモン凧の絵付けなどの体験ができる。併設の喫茶「美女花」は、五島豚うどんや五島牛カレーなど、地元の産物を使った創作メニューが評判。
福江武家屋敷通り ふるさと館
- 住所
- 長崎県五島市武家屋敷2丁目1-20
- 交通
- 福江港から徒歩10分
- 料金
- 入館料=無料/バラモン凧絵付け体験(予約制)=2000円~/かんころ餅つき体験(予約制)=10800円(1臼)/草木染体験(5名から受付、予約制)=2000円~/かんころ餅と五島茶のセット=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館)、7・8月は~18:00(閉館)、体験は9:00~15:00(受付終了、時期により異なる)、喫茶コーナーは11:00~16:00(閉店)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休、7~10月は無休(冬期の五島椿まつり期間中は無休、12月29日~翌1月3日休)
江上天主堂
信徒の献身がしのばれる「手作り」教会
信者たちが山を切り崩し、キビナゴ漁で資金を集めて造った小さな教会。鉄川与助によるロマネスク様式教会で、建設には信徒も積極的に参加した。窓にはステンドグラスのかわりに花模様を描いた手描きガラスをはめ込み、柱には高級感が出るよう丹念に刷毛目を入れている。内部見学は事前連絡が必要。周辺集落を含めて、平成30(2018)年に世界文化遺産に登録された。
江上天主堂
- 住所
- 長崎県五島市奈留町大串1131-2
- 交通
- 奈留島港から奈留島バス皺ノ浦行きで22分、江上下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ、内部見学は要問合せ)
- 休業日
- 無休
福江武家屋敷通り
石垣や門構えが当時の面影を残す
五島藩主第22代五島盛利が、五島藩士170余家を福江に定住させる「福江直り」を行ったことが福江の城下町のはじまり。仲町と南町を結ぶ通りは武家屋敷通りと呼ばれる。
旧五輪教会堂
外は民家で、中は厳粛な雰囲気の聖堂
明治期に浜脇教会として建てられるが、昭和6(1931)年に現在地に移築。外観は木造瓦葺きの民家風ながら、内部はリブ・ヴォールト天井にゴシック風祭壇を設けた本格的な洋風教会建築。禁教令の高札撤去以降に建築された教会のなかでは、現存最古。平成30(2018)年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として久賀島全体が世界文化遺産に登録された。
旧五輪教会堂
- 住所
- 長崎県五島市蕨町993-11
- 交通
- 田ノ浦港からタクシーで30分、車道終点から徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ、内部見学は要問合せ)
- 休業日
- 無休
五島岐宿風力発電研究所
3つの巨大風車がこの地ならではの強風を受けて回る
建物が建つ一帯は、昔から季節ごとに愛称の付いた強風が吹くため、風を生かすことを目的に誕生した発電研究所。高さ約40mの巨大風車が3基立っている。
五島岐宿風力発電研究所
- 住所
- 長崎県五島市岐宿町岐宿八朔653-1
- 交通
- 福江港から五島バス三井楽行きで20分、岐宿下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
五島列島キリシタンクルーズ
海上タクシーで五島教会めぐり
五島列島には51の教会があるが、潜伏キリシタンの歴史を語り継ぐ古い教会は、辺境な地にあることが多い。個人で訪れるのは地理的、経済的にも容易ではない。そこで、すすめたいのが世界遺産候補地をめぐるツアー「五島列島キリシタンクルーズ」。移動がスムーズで、巡礼ガイドが同行する。福江港からスタートする下五島(福江)発コースと、上五島発コースの2コースがある。
五島列島キリシタンクルーズ
- 住所
- 長崎県五島市東浜町2丁目3-1福江港
- 交通
- 福江港からすぐ
- 料金
- 乗船料(1週間前までに要予約、催行人数2名~)=大人9800円、小人7800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 下五島(福江)発コースは13:00~17:00(五島うどんの里解散)、上五島発コースは7:30~11:45(福江港解散)
- 休業日
- 月~金曜、祝日の場合は営業