おすすめの天体望遠鏡10選! 星空観察にぴったりの天体望遠鏡はこれ!
今回はおすすめの天体望遠鏡をご紹介!
天の川や十五夜の月、たびたび目にする流星群のニュースなど、季節ごとに夜空で開催されている天体ショー。
日時を気にして見上げてみたという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
そのままでも十分に素敵ですが、より近く、より美しく、月や星を鑑賞したい。
そんな皆さんにおすすめしたいのが「天体望遠鏡」。
ちょっと専門色の強そうな印象を受けるアイテムですが、いくつかのポイントを押さえておけば意外と親しみやすいもの。
ひとつずつチェックしながら、自分にぴったりの天体望遠鏡を探していきましょう!
この記事の目次
天体望遠鏡の選び方
天体望遠鏡と聞いてイメージするのは、カメラの三脚のような台に細長い筒がセットされているあのフォルム。なんとなく、筒が長くなれば遠くまで見えそう……そんな雰囲気があるけれど、実際のところよくわかりませんよね。
というわけで、最初は「鏡筒(きょうとう)」と呼ばれる天体望遠鏡の筒の部分に注目してみましょう!
天体望遠鏡の選び方:鏡筒のタイプについて
天体望遠鏡の心臓部ともいえる鏡筒。一見どれも同じ「筒」ですが、3つのタイプに分類されています。
鏡筒のタイプその1:屈折式
筒の先頭についた対物レンズを使って星の光を集めるのが屈折式。のぞき口は鏡筒の後ろ側についています。
星空―天体望遠鏡―自分、この3者の位置が一直線になるイメージですね。
「星空観測」と聞いてまず頭に思い浮かべるのはだいたいこのタイプの天体望遠鏡ではないでしょうか。基本的にメンテナンスフリーという手軽さも魅力。はじめての天体望遠鏡は「屈折式」を選ぶのがおすすめです。
■屈折式の特徴 | |
価格傾向 | 高価(口径により大きく異なる) |
星の見え方 | ふつう |
事前準備 | 基本不要 |
メンテナンス | 基本不要 |
初心者向き | ○ |
鏡筒のタイプその2:反射式
反射式天体望遠鏡の代表的なタイプはニュートン式と呼ばれています。「反射」の名前のとおり、2枚の鏡を使い星空を反射させながら光を集めていく方式。のぞき口は鏡筒の横についています。
基本的には屈折式よりも安価で手に入り、より美しい夜空を見られるのが魅力。一方で「反射して集光」という構造上、のぞき口と天体望遠鏡のレンズを向ける位置が異なります。思ったとおりに動かすためには少しの苦労を伴うかもしれません。
温度変化に弱くメンテナンスも必要になるため、取り扱いにはある程度の知識と技術が必要とされます。
■反射式の特徴 | |
価格傾向 | 安価 |
星の見え方 | きれい |
事前準備 | 必要(使用前に外気に慣らす必要あり) |
メンテナンス | 必要 |
初心者向き | △ |
鏡筒のタイプその3:カタディオプトリック式
鏡で反射させながら光を集め、鏡筒の後ろ側からのぞくのがカタディオプトリック式。上述の屈折式と反射式を組み合わせたようなイメージの天体望遠鏡です。
特徴として短い鏡筒が多いため持ち運ぶのに便利……と思いきや、外部からの衝撃には弱いため取り扱いには十分な注意が必要。反射式のように温度変化に弱くメンテナンスも必要、複雑な構造のため中~上級者向けタイプといえるでしょう。
■カタディオプトリック式の特徴 | |
価格傾向 | 安価 |
星の見え方 | 完璧な調整ができればとてもきれい |
事前準備 | 基本必要(レンズ配置場所により異なる) |
メンテナンス | 必要 |
初心者向き | × |
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村上春樹が好きな編集者。好きな言葉は「やれやれ」です。
旅行、おでかけはもちろんのこと、グルメ、スイーツ、アウトドアギアなど多趣味。コロナ禍になり、オンラインでの習い事にも興味あり。
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