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渋谷駅で聴きたい歌③ラブ・ストーリーは突然に / 小田和正

渋谷駅で聴きたい歌③ラブ・ストーリーは突然に / 小田和正
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日本を代表するシンガーソングライターとして長年愛され続けるアーティスト、小田和正。まっすぐながら誰にも真似することのできないメロディに彼の優しい声が合わさり、多くの人々の心を癒しています。これまでに数多くのタイアップソングも手がけてきており、ドラマや映画、CMにてたくさんの楽曲を披露する大人気シンガーです。

1991年にリリースされた楽曲「ラブ・ストーリーは突然に」も、ドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌として書き下ろされたタイアップソング。あまりの人気の高さに、1991年の年間オリコンチャートにて1位を獲得したほどのヒットを記録しました。

ドラマ『東京ラブストーリー』は、「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」をキャッチコピーとして描かれた漫画発のテレビドラマ。その舞台は東京の真ん中、渋谷です。2020年には29年ぶりに本作品がリメイクされ、リメイク版でも渋谷駅周辺がロケ地として使用されました。1991年に放送されたドラマを思い出しながら懐かしさに耽ったり、もしくは2020年に放送されたリメイク版に想いを寄せてみたり。この曲を聴きながら東京の中心地である渋谷を肌で感じてみてくださいね。

渋谷駅で聴きたい歌④ポプリの葉 / あいみょん

渋谷駅で聴きたい歌④ポプリの葉 / あいみょん
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年齢、男女を問わず老若男女幅広い層から厚い支持を受ける女性シンガーソングライター、あいみょん。キレの良い言葉選びと落ち着いた声色が独特の世界観を醸し出し、たくさんのファンを釘付けにしています。最近ではあいみょんに憧れてギターや歌を始めた人たちも多く、リスナーから愛されている音楽家です。

そんなあいみょんが2020年にリリースした3作目のフルアルバム『おいしいパスタがあると聞いて』には、渋谷駅を舞台に紡がれる香りをテーマとした楽曲「ポプリの葉」が収録されています。「結局忘れられなかった香りを買いに渋谷へ」という歌出から始まるこの曲は、自分自身のアイデンティティと他者からみた自己像との間に悩みを感じる深い楽曲。一見失恋ソングのようにも見えますが、聴けば聴くほど歌詞の深みが味わい深い一曲です。

香水やボディスプレーで身に纏う香りは、言うなれば嗅覚的なアイデンティティ。同じ香水を使ってもその香りは人によって異なるように、この世に2人として同じ香り・アイデンティティを纏う人は存在しません。渋谷は多様な人々の香りがぶつかり合い交錯する街です。この曲を聴き、渋谷駅を歩きながら、「自分とは何か」「自分はどんな香りを纏いたいのか」を考えてみてくださいね。

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