果実酒で必ず押さえておきたいのはやはり梅酒。日本酒で造られることで有名な加賀梅酒ですが、その中でもこちらは北陸原産の希少品種である紅映梅(べにさしうめ)を使用しているのが特徴です。

ミネラルなどのうま味成分が多く含まれ、酸味がまろやかな紅映梅を、味わいのポテンシャルが最大限発揮されるよう５年間熟成させた力作は、ストレートかロックでゆっくり味わいたい逸品。

高級感あるパッケージも相まって、贈り物にもおすすめの果実酒です。

奈良県の酒造である梅乃宿が打ち出す、国産果実と日本酒の果実酒。

なんと1本の中にそのまま食べても十分に美味しい品質の桃を丸々1個使用しているという贅沢な果実酒は、まるで桃のデザートを食べているような贅沢感ある味わい。

よく冷やしてそのまま、あるいはロックで飲むのがおすすめですが、デザートとして楽しむ際は、ミルクと割っても美味しいですよ。

シードル以外の果実酒でおすすめしたいのが、ニッカのアップルワイン。

国産リンゴで造ったワインにリンゴのブランデーを加え、さらにブランデー樽にて熟成させているため、まろやかでコクのある風味を味わえます。

シンプルにロックや炭酸割りはもちろん、ホットにしたりアイスクリームにかけたりと、様々な飲み方で楽しむことができる果実酒です！

養命酒でおなじみの養命酒製造から出ている果実酒。

原材料の順番からもわかるように、蜂蜜とカリン以外にも、様々な果汁とハーブなどがぎゅっと詰め込まれ、人工甘味料や香料は一切使用していない健康酒。

シンプルにロックで、あるいは温かい紅茶と割ったり、ホットミルクと割って、一日の終わりにゆっくりと楽しむのがおすすめの果実酒です。

KIRINの杏露酒シリーズでおすすめしたいのが、こちらのにごり杏露集。

裏ごしされた杏の果肉をたっぷりと使用されている贅沢な果実酒です。果肉感たっぷりでとろとろの口当たりを楽しむには、よく冷やしてそのままやロックがおすすめ。

甘いお酒が好きな人にはたまらない1本でしょう。甘すぎると感じる場合は、炭酸で割ると美味しいですよ！

香りと糖度が最高級と評される大分県産の日田梨を100%使用した梨の果実酒。

梨そのもののようなみずみずしい味わいは、サラッとしているため、よく冷やしてストレートやロック、炭酸割りで飲むのがおすすめ。

梨園（りえん）のネーミングとラベル、梨の包み紙をイメージしたパッケージもオシャレなので、贈り物にも良い果実酒です。

広島県にある中尾酒造から出ているこちらは、なんと原材料はレモンのみ！独自の製法でレモン果汁を発酵熟成させている、つまりはレモンのワインなのです。

蒸留酒にレモンを漬け込んだレモンの“果実酒”（リキュール）とは違い、まさに正統派のレモンの果実酒は、世界的にも珍しいため、ギフトにも喜ばれるはず！

キリッと冷やしてそのままやロック、炭酸やお湯割りもおすすめです。

和歌山県産の柚子果汁をなんと50%も使用した果実酒。ベースとなる日本酒は、柚子との相性にこだわり特別に仕込まれ、2年間も熟成させたもの。柚子も収穫から搾りまで全て手作業というこだわりぶりです。

果実酒の中でも数多く造られている柚子酒ですが、その中でも「鶴梅のゆずは別格」と評されているほどの美味しさ。

いつ飲んでも、誰に贈っても喜ばれる間違いのない果実酒と言えるでしょう。よく冷やしてそのまま、あるいはロックや濃いめのソーダ割りで飲むのがおすすめです。

お酒好きにはおなじみオレンジリキュールのコアントロー。自社農園で栽培されているスイートとビター、２種類のオレンジの果皮から抽出したエッセンスをたっぷりと配合しているため、オレンジの香りがとても豊かに広がる果実酒です。

様々なカクテルに使えるほか、お菓子作りや料理にも使える万能果実酒。ソーダやグレープフルーツジュースと割ってシンプルに飲むのもおすすめ！

カクテルに使われる定番のクレーム・ド・カシスもカシスを使用した果実酒（リキュール）の一つ。

こちらのルジェシリーズは、広く流通しているからと侮るなかれ。数ある品種の中から選び抜かれたカシスを使用し、保存料や添加物を一切加えずに造られているため、カシスの香りと味わいをしっかりと楽しめる果実酒です。

カシスオレンジやカシスウーロンなどの定番カクテルはもちろん、シンプルにロックやソーダ割り、アイスクリームにかけるのもおすすめです。

桜尾ジンやウイスキーで有名なサクラオB&Dから出ている白い果実酒シリーズKawaii。

白いのは生乳が加えられているから。ミルク系のリキュールでありながらここまで果実感がたっぷりなのも珍しく、ライチの華やかな香りが口いっぱいに広がる果実酒です。

何かで割るより、よく冷やしてストレートかロックで飲むのがおすすめ。乳酸菌飲料が好きな方にも受けること間違いなしの果実酒！

病むほどにハマってしまうというコンセプトで造られた日本酒「病み酒」のCHIBASAKEから出ているイチゴの果実酒。

イチゴを半年以上じっくりと漬け込んだ深みのある芳醇な味わいながら、ベースが焼酎のため後味は意外とスッキリの果実酒。

大きめの氷を入れたロックやソーダ割りで飲むのがおすすめ。ユニークな商品名とアパレルブランドのACDC RAGとコラボしたインパクト大なパッケージは、ギフトにも向いています。

全ての果実酒が果汁を50%から80%も使用している中埜酒造の果実のお酒シリーズ。

こちらの「ざくろのお酒」も、ザクロ果汁を50%使用しているため、他のザクロ酒にはないほどの果実感を味わえるのが特徴の果実酒です。

甘酸っぱい風味が好きな方はハマること間違いなし。ロックや炭酸割りで飲むのがおすすめです。

マンゴーの果実酒は数あれど、日本酒とのレアな組み合わせを楽しめるのが、日本酒蔵の梅乃宿が打ち出しているFRUTAS（フルータス）シリーズ。

1本にマンゴーを２つ使用しており、トロッとした質感はまるで飲むマンゴーのよう！濃厚さを楽しむため、割らずにロックで飲むと美味しくいただけます。

または、よく冷やしてそのままストレートで、デザートとして楽しむのもおすすめの果実酒です。

世界の果実酒で押さえておきたいのが、スペイン名物のサングリア。日本でも多くのメーカーが出してしますが、今回おすすめしたいのはマドリッドでとても高く評価を受けているメーカー、ボデガスサンビベールのオーガニック。

バレンシア産のオレンジに地中海産のレモン、シナモンなどぎゅっと詰まったスペインの味わいを楽しめる果実酒です。オシャレなボトルは、持ち寄りパーティーなどに持っていくのもおすすめ！