鼻吸い器おすすめ10選!参考になる嬉しいママ・パパレビューも!
風邪をひいたときなどに、鼻水を吸引して呼吸をラクにしてくれる鼻吸い器。
大人でも風邪のときには、鼻水が止まらなかったり、鼻が詰まったりして苦しく、なかなか寝付けないものですよね。
病院で鼻水を吸ってもらうこともできますが、一時的です。
そんなとき、パパやママが手軽に扱える鼻吸い器を持っていれば、必要なときにすぐに使えて便利。特に、自分で鼻水をかめない赤ちゃん~幼児期の子どもの健康を守るためには必須のアイテムです!
鼻吸い器は、病院で使われているような電動のものから、パパやママが口でチューブを吸うタイプの手動のものまでさまざま。
鼻吸い器の選び方とおすすめ商品をチェックした後は、先輩パパ・ママの体験談もまじえて、鼻吸い器についてより詳しく知っていきましょう!
鼻吸い器の選び方
最初に鼻吸い器の選び方をチェックしていきましょう。電動と手動のメリットを確認して、複数使い分けるのがおすすめです。
鼻吸い器の選び方1. 電動タイプと手動タイプから選ぼう
鼻吸い器には電動タイプ2種と手動タイプ2種があります。
電動タイプ①:電動鼻水吸引器(据え置き型)
電動鼻水吸引器は、鼻の奥のほうにたまったネバネバの鼻水も強力な力でスムーズに吸い取ってくれるのがメリット。病院で鼻水を吸ってもらう機械が、自宅にもあるイメージです。鼻水の量や粘度により吸引力の調整ができるのが便利。
重さが1~1.5kgほどと重く、持ち運びには適さないのと、価格もほかのタイプと比べて高く、10,000~20,000円台が多いです。使用時にはかなりの機動音があるので、子どもがこわがってしまったり、深夜の使用がむずかしかったりすることもあります。
電動タイプ②:ハンディタイプ電動鼻水吸引器
電池で作動する鼻水吸引器です。持ち運びしやすい形状と重さで、外出時にもとっても便利。吸引力は据え置き型にはかないませんが、ハンディタイプな中では十分なパワーを持っています。
価格は5,000円以下のものが多いです。
手動タイプ①:スポイト型の鼻吸い器
ポンプを握る動作をすることで鼻水を吸い出すタイプの鼻吸い器です。吸引力は電動に比べて弱く、粘度が低い鼻水は吸い取れますが、ネバネバの鼻水には不向き。音が出ず、手軽に使えるので、就寝時、外出時にもおすすめです。
価格は1,500円以下とリーズナブル。
手動タイプ②:口吸いタイプの鼻吸い器
ホースを通して親が口で吸うことで鼻水を吸引するタイプです。電動タイプより吸引力は劣りますが、子どもの様子を見ながら、親が吸引力を調節して使用できるのがメリット。吸った鼻水が親の口に入るのを防ぐ逆流防止機能がついているもの、持ち歩き用にケースが付属しているものを選ぶのがポイントです。
価格が1,000円程度とローコストなのも魅力。
鼻吸い器の選び方2. 家用と外出用に使い分けるのがおすすめ
保育園に通っていて、ひんぱんに風邪をひく子どもや、風邪をひいたあと鼻水が残りやすい体質の子がいる場合には、電動据え置き型の購入を考えたほうがいいでしょう。
幼児期に自分で鼻をかめるようになってからも、鼻水吸引器は活躍してくれます。奥にたまった鼻水を吸引できるし、夜間の鼻づまり解消にもつながります。大人も使用できるものを選ぶと親が風邪を引いたときにも便利です。
電動据え置き型は家で風邪をひいたときに使用し、花粉症の時期などの外出には手動式や電動ハンディタイプを使い分けるのがおすすめです!
鼻吸い器の選び方3. ノズルのタイプについて
電動鼻水吸引器には、状況に合わせて使い分けられるようノズルが2種類ついているものもあります。ネバネバの鼻水のときには、パワフルに吸引できる太いノズル、粘度が低く量を少ないときには細いノズルを選びましょう。鼻の大きさによっても使い分けられるのが便利ですね。
また、鼻の中は粘膜が薄く出血しやすいため、鼻に入れるノズルはなるべくシリコン製の柔らかい素材のものを選んだほうがいいでしょう。
鼻吸い器の選び方4. お手入れの方法も確認しておこう
鼻吸い器はウイルスや細菌を含んだ鼻水を扱うものなので、使用後には速やかに洗ってお手入れをしましょう。パーツが少なく分解しやすく、シンプルな構造のものを購入するとお手入れがラクになります。
消毒の方法は鼻吸い器のタイプによって異なりますが、煮沸消毒、電子レンジ消毒、薬液消毒の3パターンが多いです。パーツごとに消毒方法が決められているものもあるので、よく確認しましょう。
鼻吸い器のパーツの中でもっとも洗いにくく、乾きにくいのがチューブです。据え置き型の電動鼻水吸引器には、チューブに鼻水が入らない構造のものもあります。消毒の手間が減るので、ぜひ購入時にチェックしてみてくだいさいね。
おすすめの鼻吸い器10選
ここからは最新版のおすすめ鼻吸い器10選をご紹介します。先輩パパ・ママのレビューをもとに、
① 電動鼻水吸引器:据え置き型
② 電動鼻水吸引器:ハンディタイプ
③ スポイト型鼻吸い器
④ 口吸いタイプの鼻吸い器
4つのタイプからそれぞれイチオシの商品を選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめの鼻吸い器1. ベビースマイル「メルシーポットS-504 ボンジュールセット」
医療機器として厳しい検査基準を採用した信頼できる商品です。パワフルな吸引力、やわらかいノズル、かんたん操作が人気のヒミツ。
従来品よりも音が小さくなっていて、赤ちゃんが嫌がらないよう工夫されています。洗浄の負担を考え、部品も少なめになっている点は嬉しいですね。
先輩パパ・ママレビュー
娘が生後7カ月ではじめて風邪をひいたときに、鼻水がいつまでたっても治らず、友人にすすめられて購入。ドロドロの鼻水もパワフルに吸ってくれます。小児科や耳鼻科でも紹介されているブランドなのも購入の決め手でした。
おすすめの鼻吸い器2. ベベキュア「鼻水吸引器 3電源対応」
医療機器メーカーが全国のパパ・ママにリサーチしてつくった鼻水吸引器です。洗練されたデザインながら、厚生労働省の厳しい検査をクリア。安心して使用できます。
パワフルな吸引力、取っ手付きでサイズもコンパクト(横幅20.6cm)、バーツが少なくお手入れもかんたん。やわらかいシリコン製ノズルが採用されていますよ。
先輩パパ・ママのレビュー
医療機器とは思えないかわいいデザインですが、しっかり医療機器認証を取得している商品です。小さなことですが、使ったあとにホースを一時収納しておけるホルダーがついているのがいいなと思っています。なにもないとノズルを置く場所に困るので。吸引力にも満足しています。
おすすめの鼻吸い器3. 丹平製薬「ママ鼻水トッテ 電動鼻すい器」
発売から25年以上、パパ・ママに選ばれてきた実績のある商品です。吸った鼻水がチューブを通らずに、先端の鼻水キャッチにたまるので、お手入れはたったの4パーツでOKなのがうれしい!
電子レンジ、煮沸、消毒液、どの消毒方法も使用できるのがいいですね。
先輩パパ・ママのレビュー
シンプルな見た目と、お手入れのラクさを優先してこちらを選びました。吸引力をみるとほかの電動鼻水吸引器にくらべて低いよ
うですが、3年使用しているものの、とくに不満はないです。ホースを度々洗うのは手間なので、それがないのはいいですよね。
おすすめの鼻吸い器4. コンビ「電動鼻吸い器 S-80」
ネバネバ、ドロドロ、サラサラのいろいろなタイプの鼻水に合わせて、推奨された吸引圧で使用できます。背面にホースホルダーがついていて、使い終わったあとのノズルの一時置き場として便利。汚れたバーツはすべて分解して丸洗い可能です。
先輩パパ・ママレビュー
電動鼻水吸引器はいろいろ出ていますが、あまり違いが見いだせず、赤ちゃんグッズの王道コンビなら間違いないだろうとこちらを選びました。鼻水がつまったときのノズルと、小さな鼻にも使えるノズル、2種類の使い分けがわかりやすいです。解説動画があったので安心して使えました。
おすすめの鼻吸い器5. ベビースマイル「電動鼻水吸引器ハンディタイプ S-303」
ハンディタイプながら、高い吸引力が魅力。従来品より音が静かになり、電池式でコードがないから就寝中も使いやすいです。長さ20.15cm、196gと軽量なので、お出かけ時にも活躍してくれます。シリコンノズル、パッキンなどは取り外して水洗い可能。
先輩パパ・ママのレビュー
子どもに鼻炎があるので、外出時に使いやすい鼻吸い器を探していてこちらにたどり着きました。向きを変えながら試すと、だんだんコツがつかめてきます。口吸い式は外出時にはちょっと人目が気になりますが、こちらのタイプであれば外出先の屋内でも気にせず使用できて助かります。
おすすめの鼻吸い器6. コンビ「電動鼻吸い器 C-62」
鼻水の状態によって、「そっとノズル」「しっかりノズル」の2種類から選んで使用できます。シリコン素材を使用していて、柔らかく曲がるので、角度を変えながら吸引が可能。汚れるパーツはすべて取り外して洗浄OK!医療機器認証取得商品です。お出かけに便利なキャップ付きです。
先輩パパ・ママのレビュー
子どもがアレルギー体質のため、花粉症の時期の外出用に購入しました。家では大きな電動タイプを使っていて、それにくらべればさすがに吸引力はおとりますが、外出時にさらさらした鼻水を吸うには十分だと思います。音もたいして気になりませんね。
おすすめの鼻吸い器7. ドクターエジソン「ポータブル電動鼻吸い器 KJH1122」
鼻に合わせて2種類の長さのノズルがついた電池式ハンディタイプの商品。汚れる部分は、取り外して水洗い、煮沸消毒等が可能。長さ13cm、幅5.2cmとコンパクトなので外出時にポーチに入れて持ち歩けるサイズです!
先輩パパ・ママのレビュー
スポイトタイプの鼻吸い器からこちらに買い換えました。さらっとした粘性の低い鼻水であれば、こちらで十分だと思います。娘はそれほど鼻水が出やすい体質ではないので。どろっとした鼻水が残りやすい子には、ACアダプターがついた、ちゃんとした電動のタイプのほうがいいかも知れないですね。
おすすめの鼻吸い器8. チュチュベビー「鼻水キュートル」
スポイトのように容器を押して鼻水を吸い取るタイプの鼻吸い器。やわらかいシリコンノズルが採用されているので、手軽で簡単に、赤ちゃんの鼻の粘膜を過度に刺激することなく鼻水を吸引できます。
逆流防止機能により、鼻水の逆戻りを防いでくれるのは嬉しいポイント。煮沸、薬液、電子レンジ消毒可能ですよ。
先輩パパ・ママのレビュー
生後6~7か月のころ、子どもがはじめて風邪をひいたときに購入して使っていました。電動の鼻水吸引器はなんとなく強力過ぎる気がして心配で購入しませんでした。サラサラした鼻水ならこちらで十分。固まってからも加湿したり、鼻を温めるなど工夫して使っていました。
おすすめの鼻吸い器9. 丹平製薬「ママ鼻水トッテ ベビー用」
耳鼻科の医師が考案した20年以上のロングセラー商品です。ダブルチューブ構造で、ノズルのついた片方のチューブを子どもの鼻に入れて、もう片方のチューブを親が吸うことで鼻水を吸引します。赤ちゃんの様子を見ながら、吸う力を調整することができますよ。
先輩パパ・ママレビュー
手軽に使用できます。コツをつかむと粘り気のある鼻水も吸えますよ。洗うのもササっと簡単。上の子が3歳のときに電動吸引器を購入しましたが、赤ちゃんのときはこちらで十分ではないかと思います。リーズナブルな点も魅力でした。
おすすめの鼻吸い器10. ピジョン「鼻吸い器 お鼻すっきり」
ななめノズルを採用しており、赤ちゃんがどんな体勢でも角度を変えて鼻に当てやすいのが魅力。先端はU字カットで、鼻の内側に吸い付かないので、鼻の中を傷つけずに使える点は嬉しいですね。
逆流防止パーツ付きでママやパパの口に鼻水が入る心配はありません。
先輩パパ・ママレビュー
これまで2回リピートしています。電動も魅力的ですが、面倒くさがりなので深夜でも気にせず使えるこちらが手放せません。多少吸う力は必要ですが、親もきたえられていいかも(笑)。チューブは乾きにくいですが、冬の間は毎日のように使って洗っての繰り返しなので気になりませんでした。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
ライター、図書館員。自身が小学生男児の母ということもあり、子供関連記事の執筆多数。
趣味は読書、鉄道旅行、純喫茶めぐり、料理など。電気ストーブのスチーム音(ぽこぽこっ)が好きです。
皆さんの子育ての手助けができるよう、ていねいでわかりやすい記事を心がけていきます。