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大人デートで聴きたいポール・マッカートニーの名曲④: Big bam bed (ビッグバーンベッド)

1973年にリリースされたアルバム『Red rose speed way(レッド・ローズ・スピード・ウェイ)』のオープニングチューンです。このアルバムは、ウイングスとして出した2枚目のアルバムで、ビートルズ解散後にリリースした3枚のアルバムからは、少し方向転換したアルバムだという印象の作品です。

先行シングルとして発売された「マイラブ」が大ヒット!ポールに対してポップでメロディアス、ロマンチックな音楽を求める世界中のファンに向けて、悪く言うと迎合!? 良く言うと期待に応えた一枚となったといえるかもしれません。

そんなアルバムの中で、ここでセレクトしたビッグバーンベッドは、ビートルズ解散後から、このアルバムをリリースする以前のポールのロックなスタンスを引き継いだ1曲です。抜群のノリの良さとファンキーなボーカルが心地良く、このままずっと聴いていたい感覚に陥ります。

デートの時にリピートして聴いていると、いつの間にか脳内麻薬のような効果で、二人してハイになってしまうかもしれません。

大人デートで聴きたいポール・マッカートニーの名曲⑤: Maybe I'm amaized (恋することのもどかしさ)

1970年、ポールがビートルズ脱退後に初めてリリースしたアルバム『McCartney(マッカートニー)』におさめられた1曲です。妻、リンダ・マッカートニーに捧げたとされるストレートな歌詞のラブソングで、かなり強烈なロックバラードです。

ライブではピアノの弾き語りで演奏されることが多いこの曲は、彼の中にあるすべての情熱をかたむけたような熱唱と、鍵盤を叩き割るのではないかというほど激しいピアノ演奏を聴くことができ、ロッカーであり、愛の伝道師としてのポールの面目躍如の1曲だといえます。

アルバムでは、ポールがすべての楽器を一人で演奏していることが話題になりましたが、彼のすごいところは、メロディラインだけを取り出してみると少し甘いバラードナンバーに思えるようなこの楽曲を、彼自身が演奏することによって、見事に硬派なロックの世界へと導いてくれることだといえるかもしれません。

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