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車のエンジンオイル交換は自分でできる?実際にエンジンオイルの交換にチャレンジ!方法と手順を解説

はるな

更新日: 2023年2月2日

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車のエンジンオイル交換は自分でできる?実際にエンジンオイルの交換にチャレンジ!方法と手順を解説

今回は車のエンジンオイル交換にチャレンジしました!
オイル交換はディーラーやカーショップでやってもらうものというイメージの人がほとんどかもしれません。

エンジンオイルの交換はやり方が分かればそこまで難しい作業ではないのが事実。初心者の筆者でも手順さえ理解すれば自分でエンジンオイルの交換ができそう!
ということで、オイル交換に挑戦してみました。

今回の記事では実際にオイル交換に挑戦した上で、必要だったものや具体的な手順について紹介していきます!

動画でオイル交換の手順をチェック!

なぜエンジンオイルの交換が必要なのか?

なぜエンジンオイルの交換が必要なのか?

エンジンオイルは定期的に交換しなければいけないものです。定期的に交換しなければいけないということは知っていても、なぜエンジンオイルの交換が必要なのかご存知でしょうか?

エンジンオイルにはさまざまな役割があり、交換しないと危険なリスクが潜んでいます。

エンジンオイルの役割とは?6つの役割

エンジンオイルの役割とは?6つの役割

エンジンオイルとは、車の心臓部であるエンジンが正常に動くための潤滑油。エンジンオイルの役割は主に6つあります。

エンジンオイルの役割1. 潤滑性能

エンジンオイルの役割の中で、もっとも知られているのが潤滑性能。エンジンを構成している金属部品の運動を滑らかにするための潤滑由としての役割があります。金属部品同士の摩擦をオイルで軽減することによりスムーズな運動が行えます。

エンジンオイルの役割2.応力分散性能

エンジン内で発生する強い衝撃をオイルが受け止め、吸収することで衝撃を分散させる性能。エンジンオイルは力をエンジンにかかる負荷を和らげる役割もあります。

エンジンオイルの役割3.清浄分散性能

エンジン内で発生した汚れをエンジン内に残さないための性能です。オイルには清浄分散剤といわれるものが添加されていて、エンジン内で発生した汚れをオイルに取り込むことでエンジン内を綺麗に保ちます。

エンジンオイルの役割4.密封性能

ピストンとピストンリングの隙間を埋め、車の稼働エネルギーとなる爆発エネルギーを密閉、爆発ガスの吹き上げを防止する性能。オイルが隙間を埋めることで気密性が維持されエンジンのパフォーマンスを継続させることができます。

エンジンオイルの役割5.防錆性能

金属部品の錆びを防ぐ性能。オイルが金属表面に付着することで、エンジン内で発生する水分や酸素、有害ガスとの接触を防止して金属部品を錆びから守ります。

エンジンオイルの役割6.冷却性能

エンジン内は金属部品の運動によって高温になります。オイルは高温になるエンジンを冷却する性能も備えています。エンジン内は最大2000度にもなるといわれていますが、その熱を抑え、発散させる役割があります。

エンジンオイルは交換しないとどうなる?危険なリスク

エンジンオイルは交換しないとどうなる?危険なリスク

エンジンオイルを交換しないとどうなってしまうのか?

エンジンオイルは長期間使い続けると劣化が進み本来の役割が果たせなくなります。オイルの劣化が進むと以下のようなリスクがあるので注意が必要。

エンジンオイルを好感しないリスク1.燃費の悪化

エンジンオイルが劣化すると潤滑性能が低下。うまく潤滑しなくなりエンジンの運動が悪くなっていきます。エンジンの運動が悪くなると動きに負荷が生じます。この負荷に比例してガソリンの消費量は増加。
つまり燃費が悪化してしまいます。

エンジンオイルを好感しないリスク2.エンジントラブル

エンジンオイルは劣化すると洗浄力も落ちてしまいます。洗浄力が落ちると、エンジン内で発生する不純物を取り除くことができなくなり、エンジン内に汚れが蓄積されてしまいます。またオイルの粘度も低下するので、金属同士の摩擦を保護することができなくなりエンジン内部が傷付く原因にもなります。

エンジンオイルを好感しないリスク3.焼き付き

劣化したエンジンオイルで走行を続けた場合、冷却不足や潤滑不足によって金属が過熱しすぎて焼き付けを引き起こすこともあります。金属部品同士が溶けてくっついてしまうとエンジンが稼働しなくなってしまいます。

エンジンオイルの交換頻度と目安

エンジンオイルの交換頻度と目安

エンジンオイルの交換時期は、車種や車の乗り方によって異なってきます。エンジンオイルの汚れ具合によって交換する必要がありますが見極めは非常に難しいのが現実。

自分で交換時期を見極めるのは難しいので、JAFが推奨しているエンジンオイル交換時期の目安を参考にしてみましょう。

エンジンオイル交換時期の目安

車種 交換時期の目安
ガソリン車 15,000km または 1年
ガソリンターボ車 5,000km または 6ヵ月
軽自動車(ガソリン車) 15,000km または 1年
軽自動車(ターボ車) 5,000km または 6ヵ月
ディーゼル車(ターボ車含む) 10,000km または 1年

参考:JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)

エンジンオイルの交換時期は走行距離や環境によっても変化します。ベストなタイミングを見極めるのはなかなか難しいですね。また、エンジンオイルは目に付きにくい場所なので交換を忘れがちになってしまう人も多いのではないでしょうか。

エンジンオイルの劣化はトラブルのリスクが伴っているので余裕を持って交換したほうが良いでしょう。エンジンオイルは交換しすぎても特に問題はないので、半年に1度、または1年に1度といった期間を決めて交換するのがおすすめです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
はるな

趣味はドライブ!いろいろなところに旅行しています。大切な愛車を自分でもメンテナンスできるようになりたい!ということで、車のタイヤ交換や修理などにチャレンジ。
まだまだ分からないことだらけですが奮闘中。工具や車の仕組みについて楽しく学びレポートしていきます!