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雨の日の自転車走行をレインコートで快適に!機能満載のレインコート10選 画像:123RF

MIHO-G

更新日: 2023年2月2日

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雨の日の自転車走行をレインコートで快適に!機能満載のレインコート10選

雨の日の自転車走行を快適にしてくれる、おすすめのレインコートをご紹介!

日頃自転車を愛用している皆さん、雨が降った日はどうしていますか?
片手がふさがる傘では自転車に乗れず、徒歩に切り替えることも多いのではないでしょうか。
レインコートを着た時の蒸れや視界の悪さを気にする方も多いと思います。

しかし最近のレインコートは防水機能や蒸れを防ぐ機能が劇的に進化!
視界を確保する工夫を凝らしたものもたくさんあるのです!

そこで今回は、雨の日でも自転車走行を快適にしてくれるレインコートを厳選してご紹介。

まずは自転車向けレインコート選びのポイントからチェックしていきましょう!

自転車走行時におすすめのレインコートのタイプは大きく分けて二種類

自転車走行時におすすめのレインコートのタイプは大きく分けて二種類
画像:123RF

レインコートには、最近よく見かけるようになったポンチョタイプと、上下に分かれたセパレートタイプの2種類があります。

パッと羽織るだけで全身をすっぽり覆うレインポンチョはリュックなど荷物もカバーできてお手軽&便利。

セパレートタイプはボトムまで全身完全防備でき、バタバタしないので自転車が漕ぎやすいというメリットがあります。

軽い雨ならレインポンチョ、絶対に濡れたくない時はセパレートタイプ、と使い分けるのもアリでしょう。この記事では、自転車走行時におすすめのセパレートタイプのレインコートを紹介します!

自転車用のレインコートを選ぶときに注目すべき4つのポイント

自転車用のレインコートを選ぶときに注目すべき4つのポイント
画像:123RF

自転車に乗るときは前日から天気を気にするもの。雨の日は自転車移動をあきらめたり、ちょっと憂鬱。でも性能のいいレインコートを一着持っておけばそんなストレスから解放されますよ。

最近のレインコートは生地自体の性能に加えて付随する機能もどんどん新しくなっています。おすすめのレインコートをご紹介する前に、押さえておきたい機能についてチェックしましょう!

自転車用のレインコートを選ぶポイント1.一番大事なのはレインコートの「防水性」

自転車用のレインコートを選ぶポイント1.一番大事なのはレインコートの「防水性」

レインコートで最も大事な「防水性」。基本的には「耐水圧」で表現されています。

耐水圧の数字は、1cm四方の筒を生地に垂直に立てて水を注いだ時、生地から水が漏れない限界の水位をミリ単位で表します。

実際の雨の強さに対する耐水圧はおおよそ以下のとおりです。

 

耐水圧

用途

300mm

小雨程度ならOK

2,000mm

中くらいの雨でもOK

10,000mm 大雨でもOK
20,000mm 嵐でも大丈夫!

 

自転車に乗る場合は、座ったり膝を動かしたりと生地に圧力が加わるため、できるだけ耐水圧が高いものを選ぶと良いでしょう。

ただし防水性がいくら高くても、それだけでは内側が蒸れてしまいます。そこで様々な企業が「外側の水分を通さず内側の水分を放出する」という一見矛盾する機能を備えたハイテク生地を開発していますが、こうしたものは性能とともに価格も上昇傾向に。

自転車用のレインコートを選ぶポイント2.レインコートの内側が蒸れない「透湿性」

自転車用のレインコートを選ぶポイント2.レインコートの内側が蒸れない「透湿性」

レインコートを着て自転車をこぐと、汗をかいて蒸れてきますよね。内側にたまった汗などの水分を外側へと放出して蒸れを防ぐ能力が「透湿性」です。

通常「g(グラム)」で表現されていますが、これはその生地が1時間に放出してくれる汗の量を表していて、自転車の場合はなるべく高い数字のものが向いていると言えます。

※製品によっては生地による透湿性だけでなく、ベンチレーションなど通気の機能が設けてあるものもあります

自転車用のレインコートを選ぶポイント3.レインコートの生地加工、撥水と防水の違い

自転車用のレインコートを選ぶポイント3.レインコートの生地加工、撥水と防水の違い

レインコートの生地に水を通さないのが前述の「防水加工」。生地の表面にフッ素やシリコンなどをコーティングし、水を弾くようにするのが「撥水加工」です。

撥水加工のみを施した生地は、濡れた表面に圧力がかかると内部に水が染みてきてしまいます。軽い雨の時にしか使わないのであれば撥水加工だけでも十分ですが、洗濯や雨など、水に濡れる回数が増えるほど「防水」も「撥水」もその性能はだんだん落ちてくるもの。

定期的に防水スプレーなどによる補修・補強を心がけましょう。

自転車用のレインコートを選ぶポイント4.その他自転車に乗る際に気をつけたいレインコート機能

自転車用のレインコートを選ぶポイント4.その他自転車に乗る際に気をつけたいレインコート機能

レインコートを着て自転車に乗る場合には安全性の確保も大事!ということでその他のポイントを簡単にご紹介します。

視界の確保

フードを被った時、視界の確保ができるかどうかは重要なポイント。フードが頭にフィットするようにドローコードやベルクロで調整して視界を確保しましょう。調整機能も位置や方法が製品によって違いますので、よく確認して扱いやすいものを見つけてくださいね。

リフレクター

車などのライトを受けて光る反射生地・リフレクターも軽視してはいけません。背中やふくらはぎの部分にこのリフレクターが付いていれば安全確保に役立ちます。夜間に自転車で移動する機会の多い人には必須ともいえる機能です。

パンツの裾の調整

パンツの裾が自転車に巻き込まれないように、裾の部分を絞められるものがおすすめ。フードと同じく、こちらもドローコードのものとベルクロのものがあります。

 

最近のレインコートは各種調節機能がかなり充実しているので、少し大きめのサイズを買うのもポイントの一つです。自分の好みや着用するシチュエーション、自転車の使用頻度などに合わせて快適な一着を選び、安全な自転車走行に役立てましょう!

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
MIHO-G

古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
楽しいことならなんでも興味津々。あらゆることに首を突っ込める、という理由で編集の仕事を長らく続けています。
これからもジャンルを問わずどんどん首を突っ込んで、面白おかしく紹介していきたいと思っています!