【2024年最新】雨の日に聞きたい曲30選！おすすめの雨の日ソングランキング

1990年代のオルタナティブロックを感じさせるスリーピースロックバンド、羊文学。2017年にリリースした楽曲「雨」は彼女らの1stミニアルバム『トンネルを抜けたら』の1曲目に収録されており、羊文学の原点的な楽曲です。

涙や悲しさを「雨」になぞらえて歌うこの曲は、力強いギターの音色とキレのあるドラムス、儚げな歌声がマッチする1曲。聴くほどに不思議と前向きな気持ちになってきます。雨の日だけでなく、気分の落ち込んでいる日や悲しいことのあった日に聴いてほしいおすすめソングです。

日本を代表するシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実。1973年にリリースされた彼女の1stアルバム『ひこうき雲』には、表題曲であり大人気の「ひこうき雲」以外にも名曲がたっぷり詰まっています。

その中でもside2の3曲目に収録されている「雨の街を」は、是非とも雨の降る日に聴いてほしい切ない楽曲です。この曲はユーミン自身が「一番好きな曲」と紹介したこともあり、ユーミンファンの間でも根強い人気を誇ります。数多くのアーティストがカバーしており、最近では2022年にシンガーソングライターのJUJUもカバー。こちらも合わせてお聴きくださいね。

CMやドラマ、映画、アニメ作品など数々のタイアップ曲でその歌声を耳にする人気シンガーソングライターの井上苑子。彼女の「雨のラブソング」は、そのタイトルが示すとおり雨の日にぴったりの楽曲です。

雨が降るとどこか憂鬱な気分になってしまいますが、この曲を聴くとそんな気持ちも和らいでいくよう。爽やかなメロディとかわいらしい歌詞が魅力です。

グラミー賞、アカデミー賞、大統領自由勲章のほか、歌手として初めてノーベル賞も受賞した世界的シンガーソングライターBob Dylan。The BeatlesやSteve Jobs、カズオ・イシグロなど多方面の著名人にも影響を与える彼の楽曲には、ここでは紹介しきれないほど名曲ばかりが揃っています。

そんなBob Dylanの楽曲のなかで、雨にまつわる曲といえばやはり1963年にリリースされた「A Hard Rain’s a-Gonna Fall」。邦題では「はげしい雨が降る」と訳されているこの曲は、　ただの雨だけでなく戦争を想起させる曲だと言われています。爆弾の雨、血の雨、悲しみの雨。さまざまに解釈できるこの曲をぜひ雨の日に聴いてみてください。

かつてTop 100 Japanese pops Artistsにも選出されたシンガーソングライターの宇多田ヒカル。1998年のデビュー以降20年以上アーティスト活動を続ける彼女はこれまでに200曲前後リリースしており、たくさんのファンを惹きつけています。特に、2016年にリリースした「真夏の通り雨」は、雨のよく降る時期に聴きたいバラードソングです。

弦楽器とピアノを中心にまとめ上げられたこの曲は、特徴的なドラムサウンドが話題を呼びました。従来の曲では当たり前のように用いられていたスネアドラムやハイハットといったリズムを刻む楽器が、この曲ではほとんど用いられずバスドラムのみでビートを刻んだのです。重厚感のあるビートが真夏の土砂降り雨と雷を思わせます。

キャッチーなメロディーに繊細な歌詞が特徴的なバンド、SEKAI NO OWARI。これまで数々のテレビドラマやCM、映画などでタイアップソングを手掛けてきましたが、2020年にリリースされた楽曲「umbrella」もドラマの主題歌として書き下ろされた楽曲です。フジテレビ系ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』の主題歌として書き下ろされたこの曲は、自分を君を濡らす雨から守る傘に例えたストーリー。ドラマの内容にもマッチするようFukaseと制作陣との幾度にも渡る相談の末生まれたようです。

透明感のある高音域の歌声で歌われるためどこか教会音楽的でありながら、90年代のJ-POPらしい懐かしさをも思わせる不思議。SEKAI NO OWARIだからこそ作れる楽曲です。ぜひ雨の降る日にお聴きください。

いまや誰もが知る2人の世界的歌姫、Ledy GagaとAriana Grande。彼女たちが2020年にコラボしリリースした楽曲「Rain On Me」は、世界中でチャートにランクインし数々の賞も受賞した大ヒットソングです。特に全米Billboard HOT 100では、女性アーティストのコラボソングとしては初めて1位を獲得しました。

“It’s coming down on me Water like misery”。「惨めさのような雨が私に降りかかる」と歌うこの歌詞は、トップアーティストとして走る彼女らに降り続ける世間からの声を意味しているのかもしれません。それでもなお、”I’d rather be dry but at least I’m alive Rain on me, rain, rain.”「濡れていない方がいいけど、少なからず私は生きている。降ればいいじゃないの。」と屈しない姿は、GagaとGrandeならではの強さを表しています。

聴くだけで元気になれる、雨の日ソングです。

アニメーション映画製作で大ヒットを連発する監督、新海誠。彼の作品『言の葉の庭』にてエンディングテーマとして起用された楽曲「Rain」は、1988年にシンガーソングライターの大江千里により発表され2013年に秦基博がカバーした雨の日ソングです。

「行かないで行かないで」と繰り返されるサビが、雨の中に消えていく君を追いかけるようでなんとも悲しいこの曲。「きみじゃない悪いのは自分の激しさをかくせないぼくのほうさ」と自責の念に押し潰されそうな歌詞が、雨の日に聴くとより一層心に沁み渡るでしょう。

シンガーやラッパー、フォトグラファーなど、多方面で活躍するクリエイティブなアーティストが集まったSoulflexの一員でもあるSIRUP（シラップ）。R&Bやソウル、ファンクなどを取り入れたスタイリッシュな音楽性が特徴です。

雨の日の情景を描いた「Rain」は、二人の関係に悩む男性の切ない想いを綴った歌。美しいメロデイと、やわらかく温かみのある歌声に聴き入りましょう。

最近ではアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の主題歌「残響散歌」をリリースしたことにより一躍人気を爆発させたシンガーソングライターのAimer。これまでにもたくさんのアニメ主題歌を手掛けてきた彼女が、2018年にリリースした雨の日ソング「Ref:rain」も必聴の一曲です。

この曲はアニメ『恋は雨上がりのように』の主題歌として書き下ろされたもので、BillboardのHOT Animation部門で1位を獲得したヒットソング。Aimerらしい歌声が曇り空の中にかかる虹のように光る楽曲です。雨の日に聴けば、鬱陶しいような曇り雨も楽しめるようになりますよ。

日本のヴィジュアル系ロックアーティストとして右に出るものはいないほど高い評価を得ているバンドX JAPAN。1989年のデビュー当時はXというバンド名で活動を続けていました。その頃にリリースした雨にまつわるバラードソングが「ENDLESS RAIN」です。

この曲はメジャーデビュー後2作目のシングルであったにも関わらず、オリコンチャートにて3位を獲得するほどヒットした楽曲。当時のディレクターによれば、この曲は作曲者YOSHIKIの「心の震えや感情が、そのまま音になっている」そうで、直接的にリスナーの心を揺さぶる力があったようです。30年以上経っても色褪せない名曲を、雨の日のおともにぜひお聴き下さい。

YOASOBIのボーカルikuraとして活動する傍ら、ソロ活動にも精を出しているいま人気のアーティスト幾田りら。透き通る声と豊かな表現力がファンの心を掴んで離しません。そんな彼女がインディーズの頃から大切に歌ってきた楽曲が「通り雨」です。

この曲は2019年に、2枚目のミニアルバム『Jukebox』の2曲目に収録されリリースされました。彼女らしい世界観で紡がれる歌詞は、恋と季節、そして雨を掛け合わせたもの。聴いていると雨の匂いがしてくるような、切ないながらも胸が熱くなる楽曲です。

これまでにグラミー賞を4回受賞し、2017年には大英帝国勲章第5位を受勲した世界的に認められたアーティストEd Sheeran。彼の楽曲はどれも特徴的で、彼にしか生み出せない独特さを感じます。

そんなEd Sheeranが2021年にリリースした5作目のアルバム『=』には、雨の日ソング「Stop The Rain」が収録されています。天井高く響き渡るような高音域で始まるこの曲は、曇り空なんか忘れさせるほどエネルギッシュな楽曲です。実のところ彼は盗作の疑惑により訴訟にかけられた経験があり、一説によればこの曲はその訴訟に関して歌ったものだとも言われています。

続いてご紹介するのは、女優としてもアーティストとしても多彩な才能を持つ上白石萌音の楽曲。2020年にリリースされた彼女の初のフルアルバム「note」に収録の「土砂降り」も、雨の日に聴きたい一曲です。

心に寄り添ってくれるような優しい歌詞とメロディが印象的な作品で、湿った空気の中でも爽やかな印象を残してくれるはず！

透明感のある歌声と爽やかなサウンドが人気のスリーピースロックバンドSHISHAMO。紅白歌合戦にも出場経験のある彼女らは、CMや映画のタイアップソングを多数手掛け多くの人気を得ています。

2020年にリリースした雨の日ソング「曇り夜空は雨の予報」も、東京メトロのCMソングとして話題を呼びました。等身大のリアルな恋愛ソングをたくさん書いてきたからこそ奏でられる機微な感情の動きを、雨の日に聴いて涙を流してみてください。

独創的なファッションセンスと安定した歌唱力で唯一無二の音楽を奏で続ける、今大注目のアーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」。耳に残りやすいメロディーと文学的ながらもキャッチーな歌詞が、ファンの心を掴んで離しません。

2018年にYouTubeで「秒針を噛む」を公開して以来飛ぶ鳥を落とす勢いでヒットを続ける彼女が、2作目にリリースした「脳裏上のクラッカー」も雨の日の必聴ソングです。全部がサビみたいなこの楽曲は、雨の日だからこそ感じる不甲斐なさや苛立ちを払拭してくれますよ。

2020年8月にリリースされたKarin.の「知らない言葉を愛せない – ep」。高校を卒業し19歳になったKarin.の心境を反映した作品といわれる名盤です。

こちらに収録されている「泣き空」も雨の日に聴きたい一曲。やさしい歌声が窓に打ち付ける雨音と重なり、どこか懐かしく切ない気持ちが溢れてくることでしょう。

中高生から30代の女性を中心に広く人気を誇るシンガーソングライターのmiwa。等身大で描かれる歌詞とアコースティックなギターの音色が美しく響きます。最近では水泳選手の萩野公介と結婚し、世間から祝福の声を集めました。

そんなmiwaが2010年にリリースした「あまやどり」は、雨の日に聴きたいおすすめソングです。彼女が高校3年生の時に制作されたこの曲は、その時レコーディングした音源をそのまま使用しています。エネルギッシュなmiwaの歌声をお楽しみください。

ヨルシカが2019年にリリースした1stアルバム『だから僕は音楽を辞めた』は、オリコンチャートにて5位を獲得したヒットアルバム。アルバムに含まれる14曲の楽曲が一つの物語として紡がれるコンセプトアルバムです。主人公の青年「エイミー」がかつてのパートナー「エルマ」に向けて作った楽曲という設定で構成されています。

このアルバムの7曲目に収録されているのが「六月は雨上がりの街を書く」という楽曲。もう会うことのできなくなったエルマに対する思いを、梅雨の雫を眺めながら淡々と語る、そんな楽曲です。

「Top of the World」や「Close to me」といった名曲の数々を生み出してきたポップミュージックグループ、Carpenters。兄妹2人組で活動していた彼らが1971年にリリースした雨の日ソングが「Rainy Days and Mondays」です。アメリカのBillboard HOT 100では2位を獲得し、たくさんの名アーティストにカバーされてきた人気ソング。日本でも注目を集めました。

「雨の日と月曜日はどうも憂鬱な気持ちになる。そんな日はただ愛する人のことを想うだけだ。」と、無気力ながらも愛をテーマにした楽曲。雨の日ならではの複雑な感情を見事に表しています。