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防災トイレおすすめ11選!被災時もガマンできない「排泄」に備える 画像:photoAC

HITO-ROKU コガユミコ

更新日:2022年7月25日

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防災トイレおすすめ11選!被災時もガマンできない「排泄」に備える

日本列島は、ここ数年、ゲリラ豪雨に台風、地震など「100年の一度」といわれるほど大きな自然災害に襲われ、甚大な被害をこうむるようになりました。
防災対策は、いまややって当たり前という時代です。
懐中電灯、ラジオ、ヘルメット、水、食料……
準備万端!と思っている人、防災トイレの備えはできていますか?

食事や水は2、3回抜いてもどうにか生きていられますが、排泄は絶対にガマンできません。
今回は、被災時に避けては通れないトイレについて学ぶとともに、まっぷる編集部おすすめの防災トイレ11選をご紹介します。

防災トイレの備えは“マスト”です!!

防災トイレの備えは“マスト”です!!
画像:photoAC

近ごろ、年を追うごとに自然災害の規模が大きく、頻度も多くなってきていると思いませんか? それにともなって日本人の防災意識も年々高まっているようです。

2021年、国土交通省では「10年ほど前(東日本大震災前)」と「最近2年から3年で行っていること」の防災意識を比較した国民意識調査を実施しました。その結果、「ハザードマップや避難所・経路の確認」は20.0%から37.9%(17.9pt増)に、「食料・水等の備蓄や非常持ち出しバッグ等の準備」は22.8%から35.8%(13.0pt増)に、「防災情報の収集(アプリ・ポータルサイト等の活用)」は6.6%から16.6%(10.0pt増)に、それぞれ対策している人が増えていました。防災意識の向上自体は、大変よいことですね。

ところが! この調査項目にもなく、忘れてしまいがちなのが「防災トイレ」。でも、決して見過ごしてはならず、準備しておかなければ絶対に後悔するのも「防災トイレ」なのです。排泄は誰も止めることができません。

※データは「令和3年版 国土交通白書2021」調べ

防災トイレの出番は、断水・停電・排水管損傷時

防災トイレの出番は、断水・停電・排水管損傷時
画像:photoAC

防災トイレが必要なシチュエーションは、上下水道の破損による断水時、排水管の損傷時が考えられます。高層マンションなど、給水システムに電力を使っている場合は、停電時も使えません。

・断水
・停電(電力を使った給水システムの場合)
・排水管の損傷

汚水・汚物があふれ出す、排水管損傷の恐怖

とくに注意しておきたいのが、排水管が損傷した場合です。用を足したあと、バケツ等で水を流すと、最初のうちはうまく流れますが、排水管が破損していた場合、次のような恐怖体験に襲われます。

●戸建て住宅の場合
次第にトイレの水の流れが悪くなり、やがて汚水や汚物があふれ出す。

●集合住宅の場合
1階の住宅のトイレから、上の階の汚水や汚物があふれ出す。

被災後、トイレを使う前のチェック項目

●住んでいる市町村の役場のホームページ等で、下水道に使用制限がかかっていないか確認。または、宅地内の汚水ますの蓋を開けて水が流れているか確認。

●集合住宅の場合は管理組合等へ確認。

↓「よくわからない」
↓ or
↓「便器の下部や天上裏から水漏れや悪臭など、異変がある」

専門業者に確認してもらうまでは、防災トイレの使用をおすすめします。

くわしくは、国土交通省による「災害時のトイレ、どうする?」の動画、漫画を、ぜひご覧ください。とても参考になります。

動画:https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_005388.html

漫画:https://www.mlit.go.jp/common/001180224.pdf

防災トイレが必要なワケ① 避難所の仮設トイレ、3日待てますか?

防災トイレが必要なワケ① 避難所の仮設トイレ、3日待てますか?
画像:photoAC

自宅のトイレが使えないなら、避難所の仮設トイレを使えばいいという考え方もあります。しかし、仮設トイレができるまで、通常3日から1週間かかるといわれています。

待つ身としては、1日たりともガマンできません!! だからこそ、各人で防災トイレを準備しておく必要があるのです。

たとえ、仮設トイレが設置されたとしても、数が圧倒的に少なく、長時間の順番待ちを強いられることも少なくありません。長蛇の列を知っていながら落ち着いて用を足すなど、なかなかできることではありません。

衛生面で問題が生じる場合も想定しておいたほうがいいでしょう。

足腰が弱った高齢者や車椅子の方は利用しにくく、ほとんどの仮設トイレが屋外に設置されているため、雨、風、雪など天候による不便も生じます。

だから、防災トイレは絶対に必要です!

防災トイレが必要なワケ② トイレのこと=生死に関わる重大問題!!

防災トイレが必要なワケ② トイレのこと=生死に関わる重大問題!!
画像:photoAC

トイレがない時代も人間は生きてきた! 全員がこう割り切れればよいのですが、個室の水洗トイレが当たり前の時代、そう簡単には受け入れられません。日常の生理現象だからこそ、少しの不自由でも、体にとっては大きな負担です。

なかには混雑、不衛生、悪臭にガマンならない等の理由で排泄の回数を減らそうと水分摂取を控える人もいるでしょう。しかし、それが原因でエコノミー症候群、心筋梗塞、膀胱炎、心不全、肺血栓など、様々な病気を引き起こし、死亡リスクが高まることも検証されています。不衛生で劣悪な環境は消化器疾患やノロウイルスなどの感染症を引き起こす原因にも。

だからこそ、防災トイレは絶対に必要なのです!!

一人5回×3~7日間の防災トイレを準備

一人5回×3~7日間の防災トイレを準備
画像:photoAC

では、防災トイレを準備するとして、どのくらいの期間、回数を想定しておけばよいのでしょうか。

期間については、仮設トイレが設置される期間が一般的に3日から1週間とされているため、最低3日間、理想は7日間の準備が必要でしょう。回数については、自分の排泄の頻度を一度確認し、1~2回多めに準備しておくと安心です。一般的には一日5回前後となります。

防災トイレは3種類あります

防災トイレは3種類あります
画像:photoAC

防災トイレには、大きく分けて既存の便器で使えるトイレ、いつでもどこでも使えるポータブル式のトイレ簡易便器付きのトイレの3種類があります。

① 既存の便器を活用した防災トイレ

既存の便器に、簡易トイレを設置して使うことができるもの。便座に専用の袋を設置して、凝固剤を振りかけ、密封し燃えるごみとして廃棄することができます。

画像:Amazon

② いつでもどこでもポータブル式防災トイレ

片手で持ちながら、直接排泄するタイプ。サイズが小さく、かさばらないため、緊急時以外に車の渋滞時やアウトドアでも使い勝手がよさそうです。

画像:Amazon

③ 簡易便器付きトイレ

段ボールやプラスチックなど、簡易便器が付属した防災トイレ。避難所や屋外など、どこでも使用できるのが長所。個室で使用できない場合は、目隠し等の準備が必要です。

画像:Amazon

防災トイレに求められる防臭、抗菌機能

防災トイレに求められる2大機能といえば、「防臭」「抗菌」です。

悪臭を断つためには、凝固速度の速さがポイント。感染症予防の観点から、抗菌効果があるものを選びましょう。

おすすめ防災トイレ11選!便器セット式の定番から外出先用まで厳選

防災トイレには、おもに3種類あることは前述しましたが、ここではもっとも汎用性がある便器にセットするタイプのものと、通勤・通学時など外出先で被災したとき便利なポータブル式の防災トイレを紹介します。

なお、記載内容は各公式サイト、ECサイトの情報をベースにしたものです。正確を期するものではありません。購入の際は必ずご自身でご確認ください。

防災トイレト11選① 驚異の防臭袋 BOS 非常用臭わないトイレセット(BOS-SHOP)

臭いも菌も特殊袋で半永久的に封じ込める
防災トイレでは、定評のあるブランド「BOS」。水・疑似尿400 mlを約15秒~3分でしっかり固める凝固剤パワーがあり、排泄用の汚物袋以外に、汚物袋が濡れないよう、便器カバーも付属しています。臭いや菌は特殊袋により半永久的にカット。

セット内容:消臭袋、凝固剤、汚物袋、便器カバー
交換目安:10年以上

ネットで買える! 驚異の防臭袋 BOS 非常用臭わないトイレセット

防災トイレ11選② 非常用トイレ トイレの女神PREMIUM(トイレの女神PREMIUM)

成人1回の尿を20秒でがっちり固める
防災士が監修したオール日本製の防災トイレ。成人の1回の尿200mlを20秒で固めることができ、防臭、抗菌を同時に解決することができます。凝固剤の使用期限も15年と長め。

セット内容:凝固剤、排便袋、処理袋、防災ブック
交換目安:15年

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防災トイレ11選③ いつでもどこでも携帯トイレ(Qbit)

取付簡単、手袋付きで衛生的に処理ができる
50回分がA4、厚さ8.5cmに収まったコンパクトサイズ。防災士推奨の製品で、トイレに設置するのに約1分、ビニール手袋付きで廃棄が楽々。消臭力が高く、水に溶けにくいメチルメルカプタンに対しての消臭作用も確認されています。

セット内容:凝固剤、廃棄袋、便器カバー、手袋
交換目安:15年

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防災トイレ11選④ 防災トイレ24時(RKRK)

必要な分だけ持ち運びOKの個包装タイプ
10年間の保存が可能。大き目の洋式トイレに対応する横80cm、縦65cmのサイズで、厚みも十分。黒色の袋のため中身も見えません。
凝固剤が個包装のため、1~2回分を持ち運びするのにも便利。

セット内容:凝固剤、廃棄袋
交換目安:10年

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防災トイレ11選⑤ トイレマン(防災専門店MT-NET)

防災の専門店がプロデュースした自信作
トイレマン50回分は約1.61kg、A4サイズの省スペース設計。2018年から神戸市と『災害におけるトイレ用凝固剤の提供に関する協定』を締結していて、成人1回の尿量を約30秒で固めることができます。消臭袋の性能が高く、24時間後に99%以上減少する効果を確認しています。

セット内容:凝固剤、備蓄袋、消臭袋、防災手帳
交換目安:10年

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防災トイレ11選⑥ トイレの達人(クルーズカンパニー)

99%減菌、清潔で臭わない防災士推奨トイレ
独自に開発したオリジナルフィルムの袋を使うことで、菌の繁殖を99%減少させます。消臭効果が高く、24時間後はほぼ臭いが0。阪神淡路大震災を経験した防災士、災害備蓄管理士が監修したすぐれもの。

セット内容:凝固剤、黒色トイレ用袋
交換目安:15年

ネットで買える!トイレの達人

防災トイレ11選⑦ トイレの神様 極(iHouse all)

ぱぱっと設置できる手軽さが安心感に変わる
便器に黒ビニール袋を設置して用を足すことができます。子育て中の母でもある防災士が監修していて、排便袋をぱっと開いて置くだけで設置できるつくりです。大人はもちろん、子どもでも簡単に使えるのが特徴です。

セット内容:凝固剤、排便袋
交換目安:15年

ネットで買える!トイレの神様 極

防災トイレ11選⑧ ささっとトイレ(ささっとトイレ)

特許取得!活性炭入り抗菌性凝固剤で強力脱臭
特許取得の活性炭入り凝固剤は、抗菌、脱臭効果が高く、小便、大便のほか、車酔い時の嘔吐物を処理するのにも使えます。凝固剤の袋は個包装でコンパクトなため、持ち歩き用にもおすすめです。

セット内容:凝固剤、排便袋、ポケットティッシュ
交換目安:15年

ネットで買える!ささっとトイレ

防災トイレ11選⑨ 簡易トイレ SANYO3(三陽トレーディング)

ぱっと見、ポータブルトイレとわからないおしゃれさ
1セット3回分。人に見られても防災用品とはわからないおしゃれなデザイン。通勤、通学、レジャーなど、いざというときの備えにぴったりです。消臭、抗菌に優れた凝固剤は、皮膚刺激性試験、経口毒性試験済みのため、安心して使えます。

セット内容:凝固剤、排便袋
交換目安:15年

ネットで買える!簡易トイレ SANYO3

防災トイレ11選⑩ 片手で秒速トイレ(トパック)

大も小も、片手で使えるワンタッチ式
排便袋の口部分に台紙が付いていて、片手で持ちながら用が足せるポータブル式トイレ。水分を加えると瞬時に凝固するため、こぼれる心配がありません。

セット内容:凝固剤、紙台紙、排便袋、廃棄袋
交換目安:10年

ネットで買える!片手で秒速トイレ

防災トイレ11選⑪ ポンチョトイレ(石崎資材)

どこでもOK!自立式簡易ポーチ型袋+ポンチョ
密封チャック付きの袋は自立するポーチ型。和式トイレの要領で、またいで使用することができます。付属品として、黒いビニール製のポンチョ付き。いつでもどこでも使えるのがグッド。

セット内容:自立式排便袋、給水シート、ポンチョ、ポケットティッシュ、持ち帰り用袋
交換目安:―

ネットで買える!ポンチョトイレ

高齢者にもおすすめの防災トイレ!今どきの簡易トイレはおしゃれで、機能も高い

ここでは、便器が壊れて使えないとき、あるいは高齢者、負傷者など歩いて便器まで行けないときに便利な簡易便器を紹介します。

SOLCION折りたたみ式スツール(SOLCION)

アウトドア椅子が、トイレに早変わり
アウトドアグッズとして大人気の、カラフルでおしゃれな折りたたみ式スツール。座面を外せば、ごみ箱に、袋をセットすれば防災用の簡易トイレとしても使えます。

組み立て時:約幅48×奥行33.5×高さ41.7cm
折りたたみ時:約幅49.7×奥行4×高さ47cm
耐荷重:100kg

ネットで買える!SOLCION折りたたみ式スツール

いそげ!トイレ(大塚包装工業)

平均20秒で組み立てOK、排便袋&凝固剤付き
はじめての人でも、平均20秒で組み立てられる簡易トイレで、排便袋、凝固剤を付属しています。凝固剤はアース製薬と共同開発した独自のもので、臭いはもちろん、菌の繁殖も防ぐ抗菌剤配合。

組み立て時:約幅34×奥行6.5×高さ37cm
折りたたみ時:約幅34×奥行27×高さ37.5cm
耐荷重:200kg

ネットで買える!いそげ!トイレ

ポンチョ、ビニール手袋、お尻拭き等、あると便利な防災トイレのアイテム

防災トイレと合わせて準備しておくと便利なのがポンチョ。避難場所など、個室が使用できないときの対策として、外から見えないように体がすっぽり隠れるポンチョを準備しておきましょう。着替え用の小さいテントがあると、さらに安心です。

また、汚物を処理する際はビニール手袋があると便利。断水で手が洗えないことを想定して、ウェットティッシュ、アルコール消毒液、お風呂に入れないときのためのお尻拭きシートもあると便利なアイテムです。

<あると便利な防災トイレ周辺アイテム>

・ポンチョ
・小型テント
・ビニール手袋
・ウェットティッシュ
・アルコール消毒液
・お尻拭きシート

防災トイレを購入したら収納前に、まず試用!

「これだ!」という防災トイレ、見つけられましたか?

災害はいつ起こるかわかりませんが、排泄は毎日、数時間おきに起こる自然現象です。まだの人は、早めに準備しておきましょう。

そして、購入したらしまう前に必ず試用すること。使い勝手や機能を知っておくことが大切です。ドライブやレジャー、アウトドアの際に持参して、積極的に使ってみることをおすすめします。

福岡県を拠点にフリーランスでライター、エディターとして活動しています。

得意分野はグルメ(とくにスイーツと呑んだくれ系)、おみやげ、温泉、宿、鉄道、歴史ネタなどの観光情報。ゴールドカードは運転免許証のみという平民ですが、運転ができないぶん、公共交通機関を駆使した旅行プランはお任せあれ。

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