更新日: 2023年5月8日
「悲しい歌」ランキング!涙活にもおすすめな涙する30曲を紹介
自発的に涙を流して心のデトックスをする「涙活(るいかつ)」が、10年ほど前からたびたび取り上げられるようになりました。映画や小説の世界に浸り、涙活をする人もいれば、音楽を聴く人もいるでしょう。
そこで今回は、悲しみや喪失感が表現されている、泣ける「悲しい歌」を30曲ランキング形式でご紹介!音楽で涙活をしたい、悲しい歌を探しているという人はぜひチェックしてみてください。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング30~21位
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第30位 「初恋が泣いている」あいみょん
あいみょんさんの「初恋が泣いている」は、広瀬アリスさんと松村北斗さんのドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」の主題歌です。
奥手なヒロインが、ギャルソンで料理人の男性に興味を持たれるというストーリーにリンクしていて、本来なら甘酸っぱいはずの初恋がつらいものとして描かれています。ですが、あいみょんさんの可愛らしく惹きつけられる歌声で、悲壮感はなくさらっと切なく歌われていて、等身大の女の子の恋愛として共感される一曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第29位 「一番綺麗な私を」中島美嘉
「一番綺麗な私を」は中島美嘉さんの楽曲で、ドラマ「うぬぼれ刑事」の挿入歌に起用されました。過去を振り返り、別れの後悔を綴った悲しい歌ではありますが、中島美嘉さんの哀愁漂う美しい歌声で、癒しの曲にも聴こえてしまう魅力的な楽曲です。
2010年当時、USENのリクエスト年間No.1を記録したヒット曲なので、「一番綺麗な私を抱いたのはあなたでしょう」のサビに覚えがある人が多いはず。珠玉のバラード揃いの中島美嘉さんの楽曲の中で、じわりと涙を流したい人におすすめです。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第28位 「366日」HY
沖縄出身のミクスチャーバンド・HYのインディーズ時代のヒット曲「366日」。映画「赤い糸」の主題歌に起用されています。歌詞は、大好きなのに別れを選んだ女性の未練の気持ちを綴っており、当時ファンからもらった手紙を元にして制作されたとのこと。
驚くのは、ボーカルの仲宗根泉さんが「好きなのに別れる」経験がなかったため、恋人と一時的に別れる実体験をしたというエピソードがあるとのこと。切なげに苦しく歌い上げられるボーカルと共感できる歌詞に、当時多くの若者の心が揺さぶられた名曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第27位 「恋と愛」三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの悲しい歌といえば、「恋と愛」がおすすめ。アルバム「FUTURE」に収録されているため、ファン以外の人にはあまり知られていないかもしれませんが、秀逸なバラードの多い三代目の中でも、際立って美しい楽曲です。歌の世界観に引き込まれ心を鷲掴みにされるでしょう。
男女の別れをまるで手紙のように綴った歌詞に、艶めいたボーカルが美しく響くため、切なさや苦しさがダイレクトに伝わってくるのではないでしょうか。悲しい歌なのに何度も聴きたくなる珠玉のバラードです。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第26位 「さよならの向う側」山口百恵
昭和の歌姫・山口百恵さんの「さよならの向う側」は、自身のファイナルコンサートで最後に歌われた有名な曲です。涙をぬぐうことなく流しながらの絶唱となり、TV中継もされたことで、多くの人の心に焼き付けられました。世代ではない人でも「支えてくれたのはあなたでした」のフレーズに聞き覚えがある人もいるかもしれません。
しっとりと百恵さんならではの情感たっぷりの歌唱で、大切な人との別れと感謝の心が紡がれていますが、悲しみの中にある気持ちをあえて奮い立たせているようにも感じられます。失恋のときに聴くと共感し、前を向こうと思わせてくれるそんな一曲ではないでしょうか。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第25位 「Love Story」安室奈美恵
こちらは平成の歌姫・安室奈美恵さんの人気曲「Love Story」。ドラマ「私が恋愛できない理由」に起用されたほか、ドコモやコーセーのCMでも使われたため、「誰よりもきっと愛しているけど」のサビが印象に残っている人も多いかもしれません。
安室さんが2010年代にリリースしたシングルで最も売り上げを記録しました。「生まれ変わっても愛し続けるけど 一緒にはいられないもう」のフレーズは悲しさで溢れていますが、まさに神バラード。安室さんの心に響く歌声は今もなお色褪せることなく、ファンはもちろん多くの人が魅了し続けています。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第24位 「INVISIBLE LOVE」THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
LDH JAPN所属で圧巻のパフォーマンスが魅力のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。なかでも「INVISIBLE LOVE」は、愛する人へ想いが届かない切なさを歌ったバラードで、ファン人気の高い楽曲です。
若者ならではの、恋愛への感情の起伏をありありと表現したダンス構成で、「踊れるバラード」として挑戦したとのこと。歌詞には悲痛な思いが綴られていますが、どこかロマンティックでもあり、聴いている人を虜にしてしまう雰囲気があります。楽曲はもちろん、妖艶なパフォーマンスも要チェックです。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第23位 「Dearest」浜崎あゆみ
おもに2000年代に爆発的なヒットを生み出し、若い女性から圧倒的な支持を得た浜崎あゆみさん。世代の人なら、あゆの切なく心に響く歌声に涙し、癒されたという人は多いでしょう。
なかでも「Dearest」はしっとりとしたバラードで、「いつか永遠の眠りにつくまで」という壮大な歌詞ではありますが、あゆマジックで女子の心に刺さった名曲です。最後の大サビでの転調は、切なさに胸が打たれるはず。アニメ「犬夜叉」のエンディングにも起用されたため、アニソンとしても人気がありますよね。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第22位 「難波船」 中森明菜
「難波船」 は加藤登紀子さんの楽曲で、中森明菜さんがカバーしヒットとなった昭和の名曲です。加藤登紀子さんご自身が明菜さんの雰囲気にぴったりだから、歌ってほしいとオファーしたとのこと。明菜さんが21〜22歳頃に歌われていますが、渋みのある低音の歌声は貫禄があり、楽曲の悲しさもあいまって聴いている者の涙を誘います。
恋を失った自身の悲しさを難波船に例えており、しっとりとした哀愁漂うバラード。明菜さんはアイドル歌手の位置付けですが、圧倒的な歌唱力と表現力は平成・令和ではなかなかいない稀有な存在ではないでしょうか。心に染み入る悲しい歌を探している人におすすめです。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第21位 「ひとりぼっちのハブラシ」桜庭裕一郎(長瀬智也)
「ひとりぼっちのハブラシ」は、ドラマ「ムコ殿」で長瀬智也さんが演じた桜庭裕一郎のシングル。主人公・桜庭はドラマ内でトップスターであり、竹内結子さん演じる大家族の娘と極秘結婚したというホームドラマで、曲はドラマの内容に沿っているというより、甘いマスクとクールさが売りの桜庭自身のシングルです。
タイトルの通り、別れた相手への悲壮な想いが切なく歌われています。つんくさんの作詞作曲で、「ねえ君は愛の続きを ねえ誰としてる?」というフレーズは一度聴いたら耳から離れない楽曲で悲しい歌ではありますが、長瀬さんの甘く力強い色気のある歌声に、聴き惚れてしまう一曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング20~11位
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第20位 「月のしずく」RUI(柴咲コウ)
「月のしずく」は、映画「黄泉がえり」の主題歌です。泣ける・悲しい映画として口コミで感動が広まり、当時ロングヒットを記録した映画で、主演は草彅剛さんでした。
「黄泉がえり」とは黄泉の世界から還ってくる、すなわち死からの再生(蘇り)を意味しており、「月のしずく」は劇中で登場する歌姫・柴咲コウさん演じるRUIのシングル。古典的な歌詞と幻想的な柴咲コウさんの歌声で、映画を見ていない人でも黄泉の世界へといざなってくれる…ため息の出てしまうような美しい楽曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第19位 「オレンジ」SMAP
国民的アイドルSMAPには「世界に一つだけの花」をはじめ名曲揃いですが、なかでも「オレンジ」は大切な人との別れを描く、泣ける悲しいバラード。「らいおんハート」のB面で、SMAPのカップリング曲の中では一番有名とされています。
ピンと来ない人でもサビの「さよならと言えば君の傷も少しは癒えるだろう?」を聴けば思い出す人のではないでしょうか。ちなみにライブでは必ず歌われる、ファン人気も高い楽曲です。別れの悲しい歌ではありますが、5人の響き合う渾身の歌声と、最後の「ありがとう」に涙し癒される人は多いはず。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第18位 「悲しいKiss」DREAMS COME TRUE
ハッピーな歌から悲恋まで、多様な恋愛を歌うDREAMS COME TRUE。「悲しいKiss」は1989年発売の1stアルバムに収録された古い楽曲ですが、2000年発売の「DREAMS COME TRUE GREATEST HITS “THE SOUL”」にも収録されている人気曲です。
「最初で最後のキス」と歌われるように、諦めるために一度だけ想いを交わしてもらうも、こんなに悲しいなら2度といらないという辛い気持ちを、ドリカムらしい壮大な音楽に乗せて、ボーカル吉田美和さんが切なく伸びやかに紡ぎます。悲しいはずなのに、どこか癒されるそんな名曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第17位 「secret base~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」茅野愛衣・戸松遥・早見沙織
泣けるアニメとして有名な「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のエンディング曲、「secret base~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」は、あの花のヒロインたちの声優さんである、茅野愛衣さん、戸松遥さん、早見沙織さんが、ZONEの原曲をカバーした楽曲です。
原曲では切なくも力のこもったナンバーですが、10 years after Ver.では、ガラッと印象が変わった雰囲気に。アニメがヒロインの死を描いていることもあり、儚く可憐さが伝わる声優さんたちの歌声に心が揺さぶられる人が続出しました。悲しい歌を探している人にとにかくおすすめの一曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第16位 「瞳を閉じて」平井堅
「瞳を閉じて」は平井堅さんのオリコン売上1位であり、2004年の年間チャート1位の代表曲。映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌として平井堅さんが書き下ろしました。
映画も楽曲も社会現象となり、世代の人なら誰でも知っているほどの名曲です。映画のストーリーが、白血病を患った少女との悲恋が描かれており、歌だけでも悲しいのですが、映画を見ていると感情移入してしまうはず。悲しい歌の代表曲と言えるでしょう。平井堅さんの穏やかでささやくような歌声が、涙を誘いますが、癒しも与えてくれるそんな楽曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第15位 「First Love」宇多田ヒカル
宇多田ヒカルさんの「First Love」は、累計800万枚の売上を誇るアルバム「First Love」からのシングルカットされた楽曲です。松嶋菜々子さんと滝沢秀明さん主演のドラマ「魔女の条件」の主題歌で、ドラマが最終回に29.5%の視聴率を誇り社会現象となり、楽曲もロングヒットを記録しています。
ドラマが教師と生徒の禁断の恋を描いているため、宇多田さんの切なく悲しい歌声に心打たれる人が続出し、当時カラオケチャートでも15週連続の1位に。「最後のキスはタバコのFlaverがした ニガくて切ない香り」という歌い出しですが、当時16歳だった宇多田さんの作詞作曲で、大人の恋の別れ、切なさを描き話題になりました。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第14位 「君が思い出になる前に」スピッツ
「君が思い出になる前に」は、スピッツの初期の曲でスマッシュヒットを記録。音楽番組「ミュージックステーション」に初登場を果たした楽曲です。この曲には大切な人と離れ離れになるとき、最後に笑って欲しいと願う、今後のふたりの道が交わることはないと思わせられる歌詞が綴られています。
スピッツの楽曲は、歌詞の持つ意味が奥深く、さまざまな解釈ができると言われており、「明日の朝 僕は船に乗り 離ればなれになる」というこの別れもさまざまな解釈ができます。もしかしたら「死」をテーマにしているのでは?と想像を巡らすととても悲しいのですが、ボーカル草野マサムネさんの哀愁漂う歌声からは癒しも感じさせてくれる名曲です。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第13位 「Ever lasting lie」BUMP OF CHICKEN
心を打つ名曲揃いのBUMP OF CHICKENの楽曲の中で、一風変わっているのが「Ever lasting lie」。8分以上もある大作で小説のような展開がとても印象的です。
余命わずかな愛する人を救うために、旅に出た男性とその帰りを信じて待つ女性の運命を歌った一曲です。後半に長い間奏がありますが、過ぎ去った時間を思わせるような「時の流れ」をまざまざと感じさせられ、まさに秀逸。その間奏の果てに、ふたりの結末が紡がれており、聴く人の涙を誘っています。最後の男性の想いから、人間くささが感じられますが、いろんな解釈のできる曲なのでぜひ聴いてみてください。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第12位 「なごり雪」イルカ
イルカさんの「なごり雪」は、元々は南こうせつさんらをボーカルとしたフォークグループ・かぐや姫の楽曲。男性目線で綴られた別れの曲で、汽車に乗り旅立つ女性と見送る男性の切なさが歌われています。女性のイルカさんが歌うことで、悲しさと暖かみがより増して爆発的なヒットとなりました。
恋人というより幼なじみのような関係性が伺えますが、見送る男性側の去っていく女性が美しくなった(成長した)ことにようやく気づいた…というニュアンスが伝わります。昭和の名曲ですが、合唱などでも歌われるので若い世代でもご存知の方は多いかもしれません。本家の歌声で紡がれる悲しい歌を聴いてみてはいかがでしょうか。
涙活におすすめな悲しい歌ランキング第11位 「ニットの帽子」Official髭男dism
聴き惚れてしまう曲ばかりのOfficial髭男dismの悲しい歌といえば、「ニットの帽子」。アルバム「What’s Going On?」の収録曲なので、ファン以外にはあまり知られていないかもしれませんが、間違いなく冬に聴きたい名曲の仲間入りを果たしてもおかしくない楽曲です。
男女の別れの後悔の歌で、穏やかなメロディーを奏でるギター、淡々とリズムを刻むベースとドラムが、シンプルな美しさを際立たせており、悲しい歌ではあるもののうっとりしてしまいます。どこかクラシカルな音楽で、ボーカルの藤原聡さんの甘く切ない声が胸に広がるそんな一曲です。
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【筆者】まっぷるライフスタイル編集部
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