おひとりアジア

アジア旅マスターのTom☆Yamが、アジアひとり旅に興味を持つ人が実際に旅をするきっかけづくりや、行き先を決めるお手伝いをご提案。
今回は、寺院めぐり、贅沢気分が味わえるホテルでの宿泊、伝統芸能の鑑賞を通して自分を整える癒やしのバリ島旅をご紹介します。

この記事は2018~2019年に旅をした経験に基づいた内容です。

自分を整える
癒やしのバリ島へ

バリ島の楽しみ方

神々が宿る島へ

どうしてバリ島?

浄化とお祈りを重ねれば
きっと良いことがあるはず!

8世紀にジャワ島で瞑想生活をしていたルシ・マルカンディア高僧が、東の空に閃光を見て「山の頂から頂まで、光明を帯びた領域をそなたに託そう」という神のお告げを聞いて東方に向かって旅に出ました。その東方の島というのが今のバリ島です。

信仰心にあつい人々が、伝統と文化を大切に受け継ぎながら暮らしているバリ島は、神々の宿る島と言われ、不思議な魅力を持っています。リゾートホテルやスパも充実。自分を見つめ直したい旅にぴったりです。

バリ島の寺院めぐり

寺院をめぐる

バリ島の寺院の数、1万以上!
島にいるだけで運気が上がる?

バリ・ヒンドゥー教の総本山
「ブサキ寺院」

アグン山の中腹、大小30を超える寺院からなり、母なる寺院として深く信仰されている「Besakih Temple(ブサキ寺院)」

バリ・ヒンドゥー教を象徴するような寺院でありながら、未だに世界遺産への登録がされていない、幻の世界遺産とも言われています。

霊峰アグン山を望む「ランプヤン寺院」

バリ島で話題のパワースポット「Lempuyang Temple(ランプヤン寺院)」。この日の開門は早朝の5時30分。開門と同時に入りました。昼間は2時間待ちもザラとのことで、その人気、恐るべし。

お札の図柄にもなった寺院とは?

バリ島中部の高原地帯フドゥグルにあるブラタン湖畔に建てられた「Ulun Danu Beratan Temple(ウルン・ダヌ・ブラタン寺院)」

朝日に包まれる幻想的な風景を楽しみたかったら、早起きして出かけるのがおすすめ。昼間は家族連れが多く集う、のどかな雰囲気です。

ウブド発祥の地「グヌン・ルバ寺院」

8世紀に高僧ルシ・マルカンディアがアグン山に向かう途中に、2つの川が合流する渓谷の美しさに心惹かれ、この地で瞑想して創建したといわれている「Gunung Lebah Temple(グヌン・ルバ寺院)」

ウブド村ができるきっかけになった由緒ある寺院です。

パワースポットホテル「ロイヤル・ピタ・マハ」

ウブド王族の伝統を受け継ぐ
ホテルに宿泊

ホテルというより宮殿かも?

「The Royal Pita Maha
(ロイヤル・ピタ・マハ)」

バリ島中部、神々が降り立った場所という名前がついたウブドのクデワタン村にあります。

ヴィラ内は広々快適

宿泊したのは渓谷を一望できるロイヤルプールヴィラ。憧れの天蓋付きベッドで、リゾート気分に。

部屋のプールがコチラ。日中はホテル内のプールに入り、朝と夜に利用しました。時間を気にせずいつでも使える贅沢を満喫。

料理は程よくローカル&
盛り付けも可愛い

朝食は本館のビュッフェスタイルもしくはヴィラで楽しめます。敷地内には田んぼや畑があり、それらの食材を使うこともあるそう。

併設スパは大自然の中にあり、
癒やし効果抜群

ホテルの併設スパ「ロイヤル キラーナ スパ&ウェルネス」があるのは、渓谷の大自然の中。

今回はあまり時間がなく、施術後にすぐ戻りましたが、この露天ジャグジーや天然プールもなんとも気持ちよさそうでした。サウナ施設も充実で、何時間も過ごせそうです。

「ロイヤル・ピタ・マハ」の姉妹ホテル「ピタ・マハ」も素敵!

「ピタ・マハ」は王族の経営。ウブドの中心地にも近く、歩いてウブドを散策したい派にはこちらが便利。自然に融合するようにヴィラが建てられているのが心地いい!

バリ島舞踊を鑑賞

芸能&アートの都、ウブドで
バリ島舞踊を鑑賞

ウブドの伝統芸能は
見逃せない!

お目当ては
「Tirta Sari(ティルタ・サリ)」

まず何を見るか決めます。ウブドでは毎晩多くの舞踊公演が行われますが、開演時間がほぼ同じなので一晩で見られるのは一つのみ。移動はバイクタクシーが便利。

お目当ての「Tirta Sari(ティルタ・サリ)」は毎週金曜午後7時30分からの公演。バリ島で最も有名な歌舞団の一つと言われています。

開始前には祈禱が行われ、神聖な気分に

ガムランの音色が響いて心地いい。公演後には楽器に触れさせてもらえます。

妖精のような動きにびっくり

人にこんな動きができるの!?というほど、妖精のような動きに隣に座っていた外国人と「すごすぎる!」と盛り上がりました。

現団長のA.A.グデ・オカ・ダラムさんによる舞踊。男性なのにとても妖艶な姿。楽器を演奏しながら踊っていきます。

Tom☆Yam

河辺さや香、美濃羽佐智子のアジアを旅するライター・エディターユニット。
普段は取材をして記事を書いたり、書籍などを編集する仕事をしています。チームを組んで10数年、ほぼ毎月のように、お仕事やプライベートでアジアを旅してきました。そんな私たちがこれまで経験したアジア旅のノウハウをお届けいたします。
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