イージーリスニング界の巨匠であるポール・モーリア。映画や著名アーティストの楽曲をアレンジしたものから、オリジナル曲まで多数あります。日本でも数多くのテレビやラジオ、作品のBGMとして使用されているので、ポール・モーリアの名前や曲名を知らなくても、いざ聴いてみたら知っている人は多いのではないでしょうか。とくに有名なのが「恋はみずいろ」「涙のトッカータ」「オリーブの首飾り」などです。

作曲家やピアニスト、音楽プロデューサーなど多くの顔を持つ坂本龍一さん。世界で活躍しているミュージシャンです。日本では1999年にリリースされたピアノ3曲から成るシングル「ウラBTTB」がミリオンセラーに。アルバム「BTTB -20th Anniversary Edition-」には、ウラBTTB収録で、とくに人気の高い「energy flow」など18曲が含まれています。美しく儚げな坂本龍一さんのピアノを堪能しながら勉強できるのは、とても贅沢ですよね。

テクノは電子楽器によって作られた音楽の総称で、日本ではPerfumeが代表と言えるでしょう。「Perfume The Best “P Cubed”」はベスト盤なので、「チョコレイト・ディスコ」や「ポリリズム」など有名曲がズラリ。テクノは歌詞やボーカルがあるものの、電子音なので集中を妨げないのが嬉しいですよね。楽しく勉強するのに持ってこいの一枚です。

ファンクミュージックとは、ジャズとR&Bが融合したジャンルの音楽です。ボーカルはあるものの、メロディーラインにのせて歌われる楽曲とは異なり、音楽の一部に融合されているので、勉強中でも気にはならないでしょう。ENDRECHERIさんは、日本では珍しいファンクのジャンルで活躍していて、おすすめなのが「NARALIEN」。自身のふるさと奈良や好きなもの、伝えたい言の葉、ソウルをファンクのジャンルで楽曲に込めた楽しい一枚です。

ファンクはジャズとR&Bが融合された音楽ですが、中でも1960年代から70年代に、特にアフリカ系アメリカ人が起源としたブラック・ミュージックがベースとなっています。プレイリスト「70年代 ファンク」では、スティーヴィー・ワンダー氏やミーターズをはじめとした、ファンクジャンルで活躍したアーティストの楽曲が集められました。高揚感あふれる楽曲の数々は名曲ばかり。勉強中であってもカッコよく集中したい人におすすめです。