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【ジャパニーズ ウイスキーおすすめ10選】地名がついたジャパニーズ ウイスキーを飲んで、行った気分で楽しみたい!

今や、ジャパニーズウイスキーの蒸溜所は、全国各地に40近くもあり、さまざまなウイスキーが作られています。

最近では、日本酒や焼酎の酒蔵が、ウイスキー作りに取り組んでいる蒸溜所がいくつもあります。また、世界的にもクラフトウイスキーがブームで、日本でもまったく異なる業種からウイスキー作りに参入している小さな蒸溜所も!

そんな各地のウイスキーのなかから、地名や地名に由来した名前がついたジャパニーズウイスキ10選をご紹介します!

※今回紹介するジャパニーズウイスキーは、前述した「ジャパニーズウイスキーの定義」に合致しないものも含んでいます。

道東の小さな蒸溜所が手掛けるジャパニーズ ウイスキー:厚岸(あっけし)

道東の小さな蒸溜所が手掛けるジャパニーズ ウイスキー:厚岸(あっけし)
写真は「厚岸 シングルモルトウイスキー寒露」

蒸溜所の開設は2016年、そこからわずか4年でリリースした、ジャパニーズ ウイスキー「厚岸」のシングルモルト「サロルンカムイ」は、スピリッツの世界的コンペで最優秀金賞を獲得し、一躍世界中から注目が集まりました!

スコットランドの製法をもとに作られたというジャパニーズ ウイスキー「厚岸」
アイラウイスキーの雰囲気が漂いつつも、上品な味わい。口に含んだ瞬間から押し寄せる強いピート感、甘苦い風味が口いっぱいに広がり、道東の霧深い海岸を思い出させてくれます。

分類:シングルモルト
蒸溜所:厚岸蒸溜所
メーカー:賢展実業
おすすめ飲み方:ストレート

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ジャパニーズ ウイスキー白州12年がついに再販開始!:【白州 】●はくしゅう

ジャパニーズ ウイスキー白州12年がついに再販開始!:【白州 】●はくしゅう
白州ブランドのなかでもとくに人気の12年がついに再販!

緑色がさわやかなボトルが印象的な、ジャパニーズ ウイスキー「白州」
山梨県白州町、甲斐駒ヶ岳のふもとの緑に囲まれた蒸溜所で作られたジャパニーズ ウイスキー「白州」は、ボトルの見た目とエリアのイメージどおり、さわやかでフルーティーな味わい。
ウイスキー愛好家はもちろん、ウイスキー初心者にも飲みやすいことで人気です。

とくに「白州12年」はあまりの人気で品薄となり、販売停止になっていましたが、2021年の5月に念願の再販開始!徐々に市場に出回ってきていますよ。

分類:シングルモルト
蒸溜所:白州蒸溜所
メーカー:サントリースピリッツ
おすすめ飲み方:ソーダ割り

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ジャパニーズ ウイスキーの世界的ブランドとなった竹鶴政孝が創設した蒸溜所生まれ:余市(よいち)

ジャパニーズ ウイスキーの世界的ブランドとなった竹鶴政孝が創設した蒸溜所生まれ:余市(よいち)
シングルモルト余市

ジャパニーズ ウイスキーの聖地とも誉れ高い、余市蒸溜所で作られる代表的なジャパニーズウイスキー「余市」
北の日本海を間近に位置する余市蒸溜所作られるジャパニーズ ウイスキーは、ピートと潮の香りが強く、スコッチウイスキーを思わせる重厚な味わい。
まさに大人のジャパニーズ ウイスキーという雰囲気です!

分類:シングルモルト
蒸溜所:余市蒸溜所
メーカー:ニッカウヰスキー
おすすめ飲み方:ロック

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宮城県内限定商品!甘くて苦い大人の味:伊達(だて)

宮城県内限定商品!甘くて苦い大人の味:伊達(だて)
このたびのジャパニーズ ウイスキーの定義にはあたらないが、日本のウイスキーらしい上質な味わい

エリア名とは異なりますが、伊達=仙台ってイメージですよね。
山形県との県境にほど近い仙台の西奥の森の中、仕込み水に使われる新川川近く位置する宮城峡蒸溜所で作られたウイスキー。

「伊達」は、甘い香りとひと口目のなめらかな口当たり。飲みやすい?と思ったそのあとに、チョコレートのような甘いピートの風味と苦みが押し寄せて、グッと大人な印象で締めくくられる味わいです。
また、ソーダで割るとよりピート感が増す印象で、大人のハイボールに仕上がります。

「伊達」は、ジャパニーズ ウイスキーの定義から外れている理由は、ニッカが所有するスコットランドの蒸溜所「ペンネベス蒸溜所」の樽詰めしていない原酒を少し含まれているため。
この原酒をカフェ式蒸留器で蒸留したのが、おしゃれなボトルが印象的な「ニッカ カフェモルト」となります。
「カフェ モルト」の紹介は、また別の機会に。

分類:ブレンデッド
蒸溜所:宮城峡蒸溜所
メーカー:ニッカウヰスキー
おすすめ飲み方:ソーダ割り

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長野県限定販売!中央アルプスの伏流水で仕込まれたウイスキー:信州(しんしゅう)

長野県限定販売!中央アルプスの伏流水で仕込まれたウイスキー:信州(しんしゅう)
このたびのジャパニーズ ウイスキーの定義にはあたらない。おいしくてこんなに飲んでしまいました

中央アルプス木曽山脈の麓、すぐ西には南アルプスという、日本アルプスど真ん中に位置するの蒸溜所で作られたウイスキー「信州」です。
熟成に使われたバーボン樽とモルトの香りがそれぞれいい塩梅で際立っていて、静かな山間の蒸溜所生まれの華やかな印象。

分類:ブレンデッド
蒸溜所:マルス信州蒸溜所
メーカー:マルスウイスキー
おすすめ飲み方:ストレート

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静岡生まれの注目のクラフトジャパニーズ ウイスキー!:【プロローグK静岡】●プロローグケーしずおか

静岡生まれの注目のクラフトジャパニーズ ウイスキー!:【プロローグK静岡】●プロローグケーしずおか
ボトルラベルのデザインが特徴的

2016年に静岡駅から20㎞超、中河内川沿いに位置する、2016年誕生の蒸溜所から2020年12月に初出荷された、今注目のジャパニーズ ウイスキー「プロローグK静岡」
建物の木材や発酵槽などは静岡産、原材料の大麦麦芽は50%以上が国産という、まさにジャパニーズなウイスキーです!

名前の「K」とは、使用している初留用蒸留器に由来するもの。1950年代に製造された伝説の蒸留器で作られるウイスキーは、軽めのピート感と爽やかな口当たり。
2018年からは、原材料はすべて静岡産というジャパニーズ ウイスキーを仕込み中ということ。こちらもリリースが楽しみですね。

分類:シングルモルト
蒸溜所:ガイヤフロー静岡蒸溜所
メーカー:ガイアフローディスティリング
おすすめ飲み方:ストレート

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富士山の伏流水から生まれるウイスキー:富士山麓(ふじさんろく)

富士山の伏流水から生まれるウイスキー:富士山麓(ふじさんろく)
写真の「富士山麓 樽熟50°」は現在市場に出回っているもののみ

都心から車で1時間半ほど、名前のとおり「富士山の麓」に位置する蒸溜所で生まれるウイスキー「富士山麓」

富士山の豊かな伏流水と、夏冬の寒暖差、適度に高い湿度という、まさに日本的な環境で作られるウイスキー「富士山麓」は、甘くフルーティーな香りで、口に含むとキャラメルのような香ばしい風味が広がります。
水割りにすると甘さが際立ち、香りはやわらかくなり、ウイスキー初心者にもおすすめです。

分類:ブレンデッド
蒸溜所:富士御殿場蒸溜所
メーカー:キリンウイスキー
おすすめ飲み方:ストレート、水割り

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世界が注目するクラフトジャパニーズ ウイスキー:イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 2021 秩父×駒ヶ岳

世界が注目するクラフトジャパニーズ ウイスキー:イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 2021 秩父×駒ヶ岳
世界が注目する2つの蒸溜所のコラボウイスキー

「イチローズモルト」といえば、ベンチャーながら「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で2年連続世界最高賞を受賞し、世界的に大注目が集まるジャパニーズウイスキー。

ここで紹介するのは、「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 2021 秩父×駒ヶ岳」
イチローズモルトの原酒、マルス信州蒸溜所それぞれが作る原酒を交換し、それらの原酒を両メーカーが独自にブレンドしたジャパニーズ ウイスキーです。

分類:モルト
蒸溜所:秩父蒸溜所、マルス信州蒸溜所
メーカー:ベンチャーウイスキー
おすすめ飲み方:ストレート

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日本のウイスキー発祥の地で作られるジャパニーズ ウイスキー:【山崎】●やまざき

日本のウイスキー発祥の地で作られるジャパニーズ ウイスキー:【山崎】●やまざき
関西ではなじみのあるジャパニーズ ウイスキー

大阪府のなかで京都府と隣接する島本町は、水がとてもおいしいということで、よく知られるエリア。
その大阪と京都にまたがる天王山の麓にある山崎蒸溜所は、JR京都線の車窓から見えることもあり、大阪、京都の人には、なじみがある人も多いのでは?

ジャパニーズ ウイスキーの代表ともいえる「山崎」は、ベリーのような香りと甘く濃厚な味わいのあとに、ピートの香りが喉から鼻に抜け、しばらく残る余韻が何ともいえません。

分類:シングルモルト
蒸溜所:山崎蒸溜所
メーカー:サントリースピリッツ
おすすめ飲み方:ストレート

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本州最南端の蒸溜所で作られるジャパニーズ ウイスキー:津貫(つぬき)

本州最南端の蒸溜所で作られるジャパニーズ ウイスキー:津貫(つぬき)
写真は「シングルモルト津貫 ピーテッド」

ウイスキーって、寒くて風が強いようなところで作られるイメージがありましたが、南国育ちのジャパニーズ ウイスキーが出てきましたよ!
鹿児島県薩摩半島中央あたりの山深い場所にある、本坊酒造の焼酎蔵が手掛けるジャパニーズ ウイスキーです。

平均気温は比較的高いものの、盆地であるがゆえに寒暖差が激しいこと、蔵多山の良質な水がウイスキー作りに適していたようです。

写真で紹介のジャパニーズ ウイスキー「シングルモルト津貫 ピーテッド」は、香り自体はやわらかく、口に含むと名前のとおりスモーキーなピート感がグッと鼻を通り抜けます。余韻は徐々に甘みが増して、ひと口で長―く楽しめます!

分類:シングルモルト
蒸溜所:マルス津貫蒸溜所
メーカー:本坊酒造
おすすめ飲み方:ストレート

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ジャパニーズ ウイスキーを楽しもう!

いかがでしたか?
今回は、個人的なおすすめのジャパニーズ ウイスキーをご紹介しましたが、地域名がついているウイスキーをはじめ、ほかにも魅力的なジャパニーズ ウイスキーは、まだまだあり、今後もますます増えていきます!
少しでもジャパニーズ ウイスキーへの関心が高まっていただければ、うれしいです。

そして、家飲みでは、ついつい飲みすぎちゃいますね。お酒はおいしく適量を♪

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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