横浜中華街の中華粥
中華街のお粥は体にしみるおいしさ
丸鶏や干し貝柱などを使ったスープで炊き上げる中華粥。中華街では中華粥専門店もあるほどで、時間をかけて炊いたお粥は米の甘さ、ダシの旨みが溶け合ってなんともいえないおいしさ。トッピングや薬味で、さらに旨みを増すお粥は体にもやさしく、朝食にもぴったりだ。
安記(アンキ)
さらりとした広東風お粥を堪能
お粥専門店として80年以上の歴史がある老舗。鶏や豚などのスープで作る広東風のお粥は、とろみが少なくサラリとした口当たり。お粥は全部で11種類。
安記
- 住所
- 神奈川県横浜市中区山下町147
- 交通
- みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩4分
- 料金
- 三鮮粥=864円/牛モツ粥=756円/モツ皿=756円/豚のレバ炒め=1944円/イカとさやえんどう炒め=2052円/巻揚げ=2052円/
青葉新館(アオバシンカン)
薬膳を取り入れた滋味あふれるお粥
医食同源の考えを基本にした薬膳料理と台湾料理の店。幅広い薬膳メニューを目当てに、多くの女性客が訪れる。「薬膳レディースコース」も人気。
謝甜記(シャテンキ)
濃厚なうま味が詰まったお粥
行列ができる中華粥の人気店。昭和26(1951)年から変わらぬ味は、うま味が濃縮された乾燥貝柱、乾燥カキ、鶏1羽を煮込んだスープで4時間半かけて粥を炊くことで出来上がる。
謝甜記
- 住所
- 神奈川県横浜市中区山下町165
- 交通
- みなとみらい線元町・中華街駅からすぐ
- 料金
- 牛肚がゆ=710円/海老粥=810円/野菜粥=710円/貝柱粥=980円/梅みそ付鶏の唐揚げ=1300円/モツ野菜炒め=1460円/えび焼売(4個)=360円/
謝甜記 貮号店(シャテンキニゴウテン)
朝からにぎわう中華粥専門店
早朝から行列のできる人気店。生の米を乾燥貝柱や丸鶏と一緒に約4時間煮込み、滋味あふれる逸品に。
馬さんの店 龍仙 本店(マーサンノミセリュウセンホンテン)
地元の人も足しげく通う人気店
早朝から深夜まで営業する有名店。朝食目当ての観光客から、中華街で働く料理人まで、さまざまな層から支持を受ける。お粥のほか、点心や上海料理も充実。
桃源邨(トウゲントン)
こぢんまりした店で食べる上海の懐かしい家庭料理
地元の華僑の人たちもよく買いにくる油条(揚げパン)をはじめ、上海の懐かしい家庭料理を出す店。油條と豆腐スープは上海の典型的な朝ご飯とか。甕出し老酒や上海ガニも人気。
桃源邨
- 住所
- 神奈川県横浜市中区山下町165
- 交通
- みなとみらい線元町・中華街駅からすぐ
- 料金
- 油條=210円/季節の中国青菜炒め(小)=860円/焼き餃子(5個)=650円/桃源粥=1290円/
東珍味(トウチンミ)
料理人も通う広東家庭料理
路地裏にある隠れ家的なこの店では、中国・広東地方のおふくろの味を楽しめる。黒米や黒酢など、健康・美容に気をつかったメニューの数々がある。