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【日本酒 おすすめ】全国の地酒 お取り寄せ 飲み比べ 大阪(北摂・交野)編

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【日本酒 おすすめ】全国の地酒 お取り寄せ 飲み比べ 大阪(北摂・交野)編

全国のお酒好きのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
コロナの影響でなかなかお酒ライフをエンジョイできないでいるのではないでしょうか。
しかし!お酒に罪はありません。
外飲みや大人数での会食は控え、お取り寄せで自宅飲み、オンライン飲みをするなど、
社会情勢に合わせて、安全にお酒を飲めば万事OK!

そこで、全国津々浦々の日本酒をお取り寄せしてお酒を楽しむ自宅飲みをおススメします!
今は訪れることのできないあの町この町に思いを馳せながら飲むお酒は乙なもの。
そしてお酒を購入することがコロナ不況に苦しむ酒蔵さんへの一番の応援にもなります。

全国各地約1600もの酒蔵のお酒から自分の好みにぴったりのものを選ぶとなると、
これはなかなか難しい問題!
ということで、お酒選びの参考になるようにわかりやすく、
おすすめの日本酒を紹介していきます。

はじめに

はじめに

バラエティ豊かな日本酒をわかりやすく分類するために、日本酒ならではの専門的な用語や分類法が存在しています。自分の好みに合ったお酒を知るうえで、まずはそれらについて簡単に解説します。

【米の種類】
日本酒の原料はもちろんお米なのですが、日ごろ食卓で食べている白米ではなく、日本酒を造るのに適した「酒米(酒造好適米)」になります。白米にも「ササニシキ」「コシヒカリ」のように様々な種類があるように、酒米にもいくつもの種類があります。有名な銘柄としては「山田錦」「五百万石」「雄町」「美山錦」「日本晴」などがあり、各県独自の個性的な酒米もたくさん存在します。これらの米の持つ甘みや風味の違いが、そのまま日本酒の味わいに直結します。

【精米歩合】
精米歩合とは米をどれだけ磨いたかを示す値で、磨いた結果残った米の割合を%で示したものです。この割合が小さいほど、より細かく磨いたものになります。例えば、精米歩合が70%であれば、米の表面を30%磨いて削り取ったものとなります。より磨けば磨くほど米の持つ雑味が抑えられ、より華やかな香り高い日本酒になるといわれ、反対に、精米歩合が低いものは香りが抑えられ米本来の味わいになるといわれています。より細かく磨くには高い技術と手間ひまが必要となるため、その分お値段も高くなります。(ちなみに飯米の精米歩合は90%前後なので、酒米がいかに磨かれているかがわかります)

【日本酒の種類】
日本酒の種類(スペック)の分類の基準は、主に2つあります。

1つ目は、原料が水・米・米麹だけのものか、そこに味を調えるための「醸造アルコール(通称アル添)」が加えられているか。前者のものは「純米」という言葉が名称に必ず入ります。後者は「本醸造酒」「吟醸酒」に分類されます。

2つ目は、先に紹介した精米歩合の違いです。「本醸造」が精米歩合70%以下、「吟醸酒」が60%以下、「大吟醸酒」が50%以下と定められています。

なので、例えば純米で精米歩合が50%以下だと「純米大吟醸酒」となります。

【味のタイプ】
辛口/甘口:日本酒に含まれる糖度と酸度の違いによる味わいの違いですが、分かりやすく言えばアルコールの刺激の感じやすさのことで、辛口と言っても本当に辛いわけではありません。
淡麗/芳醇:単純に言えば味の濃さです。濃厚な味わいを芳醇、軽快な味わいを淡麗といいます。口当たりや後味の切れ具合などを表現する際に用いられます。

実際には、日本酒の味の決め手となる要素については、もっと細かな分類や指針があるのですが、ひとまずはこの4つの指針を押さえておけばOK。ただ、これらの専門的な知識を理解することはとても大切なことですが、専門的な用語で難しく説明されても、どんな味かなかなかピンときません。やはり、実際に飲んでみた感想や口コミのほうが、味を想像しやすいのではないのでしょうか。そこで今回は、編集部でも指折りのお酒好きの3人が集結。真剣勝負の飲み比べで、できるだけ読者の皆様に、それぞれのお酒の特徴をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

※撮影に関しては、換気や消毒、ソーシャルディスタンスの確保などコロナ感染症予防対策を講じたうえで行いました。

はじめに

編集部屈指の酒好きが真剣勝負で飲み比べしました

【日本酒 おすすめ】隠れた名酒どころ大阪の地酒(北摂・交野エリア)

全国の地酒飲み比べ、第一弾は大阪の地酒にスポットを当てます。関西には、灘・伏見という日本有数の酒処があり、ついその影に隠れがちですが、大阪は江戸時代には天下一の酒処として栄えた地。今もなお、豊かな歴史的風土と文化の中で、伝統を守りながら酒造りが行われている、隠れた酒処なのです。今回は、北摂・交野エリアの全7蔵を一挙紹介します。まずはラインナップを紹介します。

●秋鹿 ・奥鹿  (秋鹿酒造/能勢町)
●呉春      (呉春/池田市)
●緑一      (吉田酒造/池田市)
●國乃長     (壽酒造/高槻市)
●清鶴      (清鶴酒造/高槻市)
●片野桜     (山野酒造/交野市)
●大門      (大門酒造/交野市)

それではプチ酒蔵めぐり&日本酒紹介に参りましょう。

なお、お酒のスペックについては、「特定名称」「アルコール度数」「米の種類」「精米歩合」の4項目にポイントを絞って紹介します。価格は相場の値段ですので、販売店によって価格幅があります。また、日本酒は季節折々で出荷される種類が異なるため、本記事で紹介しているタイプのお酒が売切れだったり、販売時期を外れている場合があります。

【日本酒 おすすめ】隠れた名酒どころ大阪の地酒(北摂・交野エリア)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】秋鹿・奥鹿 (秋鹿酒造/能勢町)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】秋鹿・奥鹿 (秋鹿酒造/能勢町)
左)国道477号に面する酒蔵 右)倉垣ののどかな田園風景

1886年創業の秋鹿酒造は、目の前を通る国道477号を少し進んだところにあるひいらぎ峠を越えれば京都府亀岡市という、大阪の最北端の地・能勢の里に蔵を構える小さな酒蔵です。

大阪とは思えない棚田が広がる里山で、無農薬循環型有機栽培で酒米を栽培するところから酒造りまで自社で行う一貫造りです。また秋鹿で造られるお酒はすべて純米酒というこだわりで、全国各地に根強いファンがいる人気ブランドです。

秋鹿酒造には定番の「秋鹿」シリーズと、蔵内で3年間の熟成期間を経てリリースされる初代蔵元の名を冠した「奥鹿」シリーズがあります。

①秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 大辛口原酒

①秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 大辛口原酒

【酒スペック】
特定名称:純米吟醸
アルコール度数:18度
米の種類:山田錦
精米歩合:60%
価格(相場):¥1,925(720ml)、¥3,520(1800ml)

定番の「秋鹿」シリーズの純米吟醸酒です。「無濾過生原酒(むろかなまげんしゅ)」とは、いわゆる”生”の状態のお酒のことです。お酒の色をクリアなものにするために「濾過」する作業を廃し、お酒の状態を調整し品質をキープさせるために行う加熱殺菌処理=「火入れ」をしない生の状態で、かつ加水調整をしない原酒であるということです。つまりお酒が若々しくてやんちゃな状態のままということになります。品質管理がデリケートなためこれまで一般的に流通には適していませんでしたが、できたての状態だからこそのフレッシュさや濃厚さを味わうことができます。「大辛口」と銘打たれた辛口好きにはたまらないお酒です。

【編集部員T】
スッキリ白ワイン的な味わいで香り高い
【編集部員C】
一口目の爽やかさから飲み進めていくとまろやかな感じに変わっていきました。個人的に酒盗と合わせるのが最高!!
【編集部員H】
香りは控えめながら、まろやかで濃厚な味わいにうっとり。辛口でいかにも日本酒らしい

②奥鹿 生酛 無濾過原酒

②奥鹿 生酛 無濾過原酒

【酒スペック】
特定名称:純米吟醸
アルコール度数:17度
米の種類:山田錦
精米歩合:60%
価格(相場):¥2,640(720ml)

秋鹿のもう一つの人気シリーズ「奥鹿」の純米吟醸酒です。蔵内で3年間の熟成期間を経て出荷されるお酒です。「生酛(きもと)」とは伝統的な酒造りの技法のこと。酒づくりに欠かせない酵母を大量に培養した「酒母(しゅぼ)」を手作業で作る製法です。蔵の空気中にある天然の乳酸菌を取り入れて酵母が活動しやすい状態を時間をかけて増やしていきます。そのために行われる「山卸し(やまおろし)」という米をすりつぶす作業があるのですが、それが大変な重労働であるため、より効率的な酒造りを行う「速譲酛(そくじょうもと)」「山廃(=山卸しの作業を廃する)」が主流となり、「生酛」のお酒は今では希少なものとなっています。つまり、それだけ手間ひまがかかったお酒ということです。

【編集部員T】
まったりとした甘み。秋鹿シリーズと比べると濃厚さが強い
【編集部員C】
やや寝かしているだけにまったり感あり。一口目はキリっとしているが徐々に甘みが増してくる
【編集部員H】
ほんのりと黄みがかったカラメル感。古酒の一歩手前の感じで酸味強め。燗で飲むとまた印象が違ってくるかも

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】呉春 (呉春/池田市)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】呉春 (呉春/池田市)
江戸時代中期、江戸下り酒の銘醸地として栄えた「池田酒」、その現存する最後の醸造元

呉春は、大阪北部の池田市にある酒蔵です。大阪の酒好きにとっては大定番のお酒として有名な酒蔵です。また数多くの落語家や文豪からも愛されるお酒です。

江戸時代には江戸下り酒(江戸に献上するお酒。当時は朝廷のあった京へ行くのが上京だったため、下りと称された)の名醸地として栄華を誇った池田酒でしたが、現存する最後の醸造元です。

池田の地は、古称を呉服(くれは)といい、その地に住み着いた江戸期の名絵師だった松村月溪がその地名になぞらえて呉春と改名し、その絵師の名を由来としているといいます。

③呉春 普通酒

③呉春 普通酒

【酒スペック】
特定名称:本醸造
アルコール度数:15度
米の種類:五百万石
精米歩合:68%
価格(相場):¥1,850(1800ml)

呉春には、池田酒(普通酒)、本丸(本醸造酒)、特吟(特別吟醸酒)の3種類があり、また一升瓶サイズしかありません。どんなシチュエーションにも合う大阪を代表するお酒として有名です。今回はその中で最もスタンダードな普通酒をピックアップ。

【編集部員T】
甘みがありつつ、ピリっとした刺激。若干のにごり感?
【編集部員C】
コスパ最高♪日本酒好きなら誰でも受け入れられるスタンダードの味
【編集部員H】
飲みごたえ十分。コスパも最高で普段飲みに最適な直球ど真ん中の酒

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】緑一 (吉田酒造/池田市)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】緑一 (吉田酒造/池田市)
吉田酒造の主屋、蔵、塀は国登録有形文化財に登録されている

猪名川の伏流水と、山間部で取れる良質な米に恵まれ、酒造りに適した環境があった池田は江戸時代に最盛期を迎えた古くからの酒処で、現在も酒造りを続けている2軒のうちのひとつが吉田酒造です。ただし、1995年の阪神淡路大震災で酒蔵が全壊し、酒造りの拠点を兵庫県加西市に移しているため、現在当地では自醸していません。ですが、当酒蔵は大阪府酒造組合に属しているため、今回ラインナップに加えました。

江戸時代からの酒造屋の様子を今も留める吉田酒造の主屋は、蔵、塀とともに2007年に国指定の有形文化財として登録されました。

④緑一 原酒

④緑一 原酒

【酒スペック】
特定名称:本醸造
アルコール度数:19度
米の種類:山田錦・日本晴
精米歩合:58%
価格(相場):¥1,390(720ml)、¥2,660(1800ml)

吉田酒造の代表銘柄である「緑一」とは、澄んだ色をした上等な酒を意味する「緑酒」という言葉と、「池田が清酒発祥の地」であるという一番の「一」を合わせて命名されたといわれます。すっきりとした辛口の味わいが売りのお酒です。

【編集部員T】
飲みやすいが、もう少し味の深みがほしいかな?
【編集部員C】
甘みがあるが、舌の上で若干の酸味を感じる
【編集部員H】
香りは控えめ。甘みとともに少しクセのある味わい

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】國乃長 (壽酒造/高槻市)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】國乃長 (壽酒造/高槻市)
蔵の中には直売所があり、直接購入することができる。また週末にはその場で地ビール等のお酒を飲むこともできる(現在は休止中)

1822年創醸の酒蔵。江戸時代には「醸の国」と称されるほど栄華を誇った摂津富田郷の酒造りも、灘・伏見の台頭で衰退の一途をたどり、それを見かねた先代が商売替えをして酒造りを始めたのが当蔵の前身。阿武山山系の伏流水が湧き出す上質な井戸水をもとに酒造りを行っています。

日本酒の醸造だけにとどまらず、大阪で初めてのクラフトビールを醸造したり、大阪唯一の焼酎蒸留するなど、幅広く酒づくりに携わっており、蔵の顔にもなっているカエルのマークは広く知られている。

⑤辛口 國乃長 本醸造

⑤辛口 國乃長 本醸造

【酒スペック】
特定名称:本醸造
アルコール度数:15度
米の種類:三島雄町
精米歩合:70%
価格(相場):¥950(720ml)、¥2,024(1800ml)

國乃長のNO.1商品がこちらの「本醸造」。大阪府民に長年にわたって愛されている商品として大阪産(もん)名品にも認定されている。

【編集部員T】
まったりして昔ながらの酒感。甘みのある味わい
【編集部員C】
コスパは抜群。食中酒として居酒屋グルメと一緒にいただきたい
【編集部員H】
昔ながらの酒!といった味わい。燗で飲むといいかも

⑥純米吟醸 生原酒 カエルラベル(限定品)

⑥純米吟醸 生原酒 カエルラベル(限定品)

【酒スペック】
特定名称:純米吟醸
アルコール度数:16度
米の種類:五百万石
精米歩合:60%
価格(相場):¥1,540(720ml)、¥2,970(1800ml)

國乃長のマスコット的なカエルラベルがあしらわれた一本は、杜氏がその年の出来の良い仕込みタンクを選び、それを無濾過生原酒のまま提供する数量限定の希少品。

【編集部員T】
華やかでフルーティー。しっかりとした味わい
【編集部員C】
華やかな香りで甘みがあり、日本酒ビギナーの入門にぴったり
【編集部員H】
パイナップルのようなフルーティーかつジューシーな香りと味わい。ラベルも可愛らしくてGOOD!!

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】清鶴 (清鶴酒造/高槻市)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】清鶴 (清鶴酒造/高槻市)
左)伊丹、池田と並ぶ北摂三銘酒と称された摂津富田郷で現在も酒造りを行う2蔵のひとつ 右)蔵のロゴのモチーフになっている3連屋根の蔵

清鶴酒造は、1856年創醸。江戸時代には「香味勝て宜し」といわれた銘酒「富田酒」の伝統を今なお継承し、もろみを袋に詰めじっくりと濾過する昔ながらの手法をとるなど、手作りで製造を続けている造り酒屋。

⑦あらばしり 純米酒

⑦あらばしり 純米酒

【酒スペック】
特定名称:純米
アルコール度数:18度
米の種類:五百万石・日本晴
精米歩合:70%
価格(目安):¥1,121(720ml)、¥2,640(1800ml)

「あらばしり」とは、お酒をしぼった時に出る最初の酒のこと(新走り)。圧力をかけずに酒袋の自重だけで自然に落ちてくる一番採れたての希少な生酒です。フレッシュでワイルドな味わいで、見た目的にはとても濁っています。あらばしりというと新酒の時期のお酒ですが、清鶴では無濾過生酒を新酒時より丁寧に冷蔵保存したものを常時出荷しています。

【編集部員T】
味わいが強く、若草のような若々しいワイルド感を感じる
【編集部員C】
稲穂の香りが漂う。柔らかな印象
【編集部員H】
野性味のある香り。青々しいツンとした独特な味わい

⑧ひやおろし 純米酒

⑧ひやおろし 純米酒

【酒スペック】
特定名称:純米
アルコール度数:15度
米の種類:五百万石・日本晴
精米歩合:70%
価格(相場):¥435(300ml)、¥950(720ml)、¥2,222(1800ml)

「ひやおろし」とは冬にしぼられた新酒が劣化しないよう、春先に火入れ(加熱殺菌)をしたものを、ひと夏をかけて、低温の蔵に貯蔵して熟成させ、蔵の中と外の温度が同じくらいになる晩秋頃に蔵出しされるお酒です。熟成することで酒の旨味が増すとともに、安定した味わいを保つことができます。

【編集部員T】
すっきりとした味わい。少し雑味を感じるが比較的フルーティー
【編集部員C】
まろやかでバランスが取れている
【編集部員H】
まろやかでクセがなく、万人受けしそうな優等生

⑨阪急富田酒 特別純米

⑨阪急富田酒 特別純米

【酒スペック】
特定名称:特別純米
アルコール度数:15度
米の種類:山田錦・五百万石
精米歩合:60%
価格(目安):¥1,950(720ml)

阪急電鉄とのコラボ商品で「たかつき土産」にも認定されている人気商品。ラベルには9300系が描かれ、阪急の伝統のイメージカラーであるマルーンカラーも再現されています。スペックとしては特別純米酒になります。特別純米酒とは純米吟醸酒と基本的に同スペックですが、通常のシリーズとはコンセプトが異なる製法で醸したお酒になります。

【編集部員T】
香りは控えめ。味わいにコクと深みがあるが、少しクセが強い
【編集部員C】
見た目と違ってかなりパンチが効いた味わい
【編集部員H】
思わずジャケ買いしたくなる阪急ラベル。マルーンカラーの再現ぶりも見事。味は、可愛らしい見た目に反して、なかなかのワイルド感&濃厚

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】片野桜 (山野酒造/交野市)

【日本酒 おすすめ 大阪(北摂・交野)編】片野桜 (山野酒造/交野市)
平安時代に今日の公家に愛された遊猟の地で、新古今和歌集などで桜の名所と詠まれた交野の地に蔵を構える

大阪・京都・奈良の3つの県境に位置し、かつては公家の遊猟地として愛された自然が今なお残る交野(かたの)の地で、江戸時代末期より酒造りを続ける、年間製造が約500石という小さな酒蔵。全製造数量の約8割が特定名称酒(精米歩合や原料などの条件をクリアした吟醸酒、純米酒、本醸造酒のこと)で、さらにそのうちの4割を原酒で蔵出しするというところに山野酒造の酒造りに対するこだわりぶりが感じられます。

ちなみに、商品名には「片野桜」「かたの桜」と元々の地名である「交野」の漢字とは異なる表記がされています。それは「交野」という地名が難読であり、なかなか正しく覚えてもらえないため、たくさんの人に交野の地と自分たちのお酒を知ってもらいたいという思いから、読みやすくてわかりやすい表記にしているのだとか。

⑩山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒

⑩山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒

【酒スペック】
特定名称:純米
アルコール度数:17度
米の種類:雄町
精米歩合:65%
価格(目安):¥1,650(720ml)、¥3,300(1800ml)

売りである「生原酒」の力強い旨味の濃厚さと、「山廃」ならではの奥行きのある深みが特徴的な山野酒造の定番商品。このお酒の酒米には「雄町」が使用されています。最も幅広く使用されている酒米の王様「山田錦」の正統派のクリアな味わいに比べて、雄町は野性味あふれる甘みと、切れのある力強い酸味を味わうことができます。

【編集部員T】
フルーティーで味わいが深い
【編集部員C】
バランスがとれていて飲みやすい
【編集部員H】
山廃らしいボディーの濃厚さと、雄町独特の味わい。個人的に好き!
  

⑪かたの桜 超辛口 純米吟醸生原酒

⑪かたの桜 超辛口 純米吟醸生原酒

【酒スペック】
特定名称:純米吟醸
アルコール度数:17度
米の種類:山田錦
精米歩合:58%
価格(相場):¥1,595(720ml)、¥3,190(1800ml)

酒米として全量山田錦を使用し、さらに精米歩合58%というぜいたくな純米吟醸酒。透明感ある喉越しの良さと生酒らしいフレッシュ感が味わえる一本。

【編集部員T】
いかにも日本酒らしいスタンダードなお酒
【編集部員C】
ピリっと舌にくるが全体的にまろやか
【編集部員H】
香りは控えめ。辛口で、味にクセがなく、比較的飲みやすい

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街歩き、登山、ロングライド、B級グルメ、地酒、産業遺産、名建築、聖地巡礼、アートetc.ニッチなスキ間にズームイン.体を張ってチャレンジしがち.

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