兵庫県神戸市南京町【連載】カメラマン☆Hoshiの今月の一枚

まっぷる、ことりっぷの撮影のため日本をはじめ、海外も駆け回る編集部カメラマン☆Hoshi。一度の取材の撮影枚数は千を超えることもしばしばです。けれども頁数に限りのある誌面に使われるのは、いいとこ十数枚。担当編集が泣く泣く落とす写真も多いのです。

数ある取材写真のなかからカメラマン☆Hoshiが直近で撮影した、とっておきの一枚を撮影エピソードとともにお届します！

カメラマン☆Hoshi

昭文社の唯一無二の社内カメラマン。国内のみならず海外ロケにも引っ張りだこ。カナダ在住経験があり英語も堪能なことから、コーディネーター的な役目を果たすこともしばしば。そんな頼りになるカメラマン☆Hoshiも50代後半、さすがにそろそろ弟子を育てねばと思うとか思わないとか。

お散歩したい
「綺麗な神戸」

神戸の人気エリア・南京町は、観光客で賑わう食べ歩きが楽しいエリアです。ふと空を見上げると鮮やかな神戸、見つけました。ランタンの灯る夕景も、とても綺麗なんですよ（兵庫県神戸市南京町）

こんにちは！☆Hoshiです。
まだまだ残暑が過酷な９月です。お散歩の気候にはもうひといきですね！

今月は秋の散歩にぴったりの神戸からぜひ訪れていただきたい「綺麗な神戸」をお届けします。

扉を開けると、別世界！
綺麗な南京町が待っています

最初は神戸観光の人気エリア・南京町。取材で、もう20年は通い続けている街です。
食べ歩きが楽しい南京町では、いつもテイクアウトグルメの撮影が主体です。新しいフードもどんどん出てきて取材が欠かせません。

南京町はいつも賑やか。若者も多く活気があふれ、いい意味でワイワイガチャガチャした雰囲気です。でもね、扉を開けると。どうです！奥は、こんなにきれいなすてきなお店なんですよ。通りと比べると意外にすいていて、ゆっくりできるスポットです。

円卓がうれしい友好飯店は、南京町広場からすぐ

友好飯店のセットは、コスパがよく人気だそう

明るく清潔感が漂う鹿鳴荘

上品な店内は、まさに高級チャイニーズの雰囲気。西日本一のチャイナタウンだけあってか？店員さん同士の会話は中国語。存分に中華街を味わえます。…日本語の注文もなんとか通じましたので中国語ができなくても大丈夫です！（…いやここ、日本やで。）

撮影したのは1000円台ランチの企画特集。ボリュームたっぷりのお値打ちランチがたくさんありました！詳しくは「まっぷる神戸‘25」チェックしてみてくださいね。

フカヒレ！
記念撮影用？

数種類の
飲茶付きランチ

こちらは
満腹な中華ランチ

南京町の入口はこんな感じで店が連なっています。元気いっぱいの通りと店内のこの不思議なギャップも、チャイナタウンの魅力なのかもしれませんねえ。

南京町では今月、中秋節というお祭りがあります。旧暦の8月15日の中秋の名月を愛でる秋の収穫祭で、今年は9月29日・10月1日の予定です。南京町最大のお祭り・春節祭に次ぐ大きなイベントで、獅子舞も登場するそうですよ。中華街のパワフルパワー、ぜひ頂きに行きたいものです。

友好飯店は人形も激烈歓迎！

店内はしっとり綺麗な鹿鳴荘

おしゃれになってきてますわ～

この湯気が、やっぱり南京町！

テイクアウトも大人気！

カメラマン泣かせの町、神戸

神戸は、実はカメラマン泣かせの町。海と山が近いので坂が多く、機材を抱えて歩くにはちょっと大変なんです。こじんまりとした町で駐車場も少ないので、車で移動するにも結局、駐車場に車を停めて歩いて周ることになります。三宮から元町までだってひと駅ですが、機材を担いで歩き周るといやはや遠い…。アポの入れ方によっては、来た道を戻り往復することもしばしば。あ、愚痴ではないですよ！この歳でお腹が出ない訳です！（にやり。）

風見鶏の館がある北野異人館街からハーバーランドの海岸エリアも、60mほどですが高低差がありますので、ご滞在の際にはスニーカーをご用意くださいね。