地域応援プロジェクト

キラリと光る「地域の推し」をまっぷるが勝手に全力応援!そんな地域の推しを旅することで、みなさんも「地域応援」に参加してみませんか?
11月号では、昭和レトロな路地裏探検が楽しい飛騨金山を勝手に応援!

~飛騨金山~

筋骨の町並み

レトロで不思議な雰囲気

金山橋

飛騨川と馬瀬川の合流点にかかる

清水楼

150年ほどの歴史を持つ建物

旭湯跡

昭和の銭湯を見学

鎮守山

人気アニメの聖地

まっぷる編集部
DOHMAE

わたしがおすすめします!

飛騨金山の街道沿いから一歩筋骨へ足を踏み入れると、不思議な空間が広がります。地元で愛される蔵元や和菓子屋に立ち寄りながら、レトロ気分で散策してみませんか?

下呂市金山町、通称・飛騨金山は、江戸時代に宿場町として賑わったところ。街道沿いに旅籠などが立ち並び、表の通りは旅人用に、裏の路地は住人用にと使い分けた結果、飛騨地方の言葉で「筋骨」と呼ばれる入り組んだ路地が生まれました。足を踏み入れると、そこは表からは想像できない、昔懐かしくも、見たことのない世界。レトロで不思議な路地裏探検を楽しめます。

【飛騨金山のめぐり方】
岐阜県飛騨地方の最南端に位置する飛騨金山。筋骨めぐりは、鉄道なら飛騨金山駅、車ならドライブイン飛山を起点にすると便利。2つの起点の間にある筋骨の町並みへは、飛騨金山駅からは徒歩10分程度、ドライブイン飛山からは徒歩5分程度で到着できます。

筋骨の街並み

複雑に入り組んだ
細い路地裏に迷い込む

建物の間を複雑に入り組む細い路地裏。幅1mにも満たない通りや急に開けた空間、水場などがあり、探検気分を味わえます。増築を繰り返した建物群は、レトロ感と非日常感がたっぷり!

かがまないと通れない路地も!

飛騨街道の表の通りには旅館だった建物などが続きます

金山橋

2つの清流が交わる
風光明媚を一望する

飛騨川と馬瀬川の合流点にかかる橋。鉄道を利用して、飛騨金山駅から筋骨めぐりをスタートする場合はこの橋を通ります。夏まつりでは、ここから打ち上げられる花火を眺めるのも楽しみ。

清水楼

150年ほどの歴史を持つ
お城造りの建物を見学

明治初期に建てられた木造3階建ての建物。1990年代後半まではうなぎ店を営業していました。左脇の細い路地を降りると、飲めるほど清らかな地下水が湧き出る水場があります。

美しく整備された水場

 

昭和の銭湯(旭湯跡)

昭和で時が止まったままの
レトロ空間が広がる

1988(昭和63)年まで営業していた銭湯。男湯は自由に見学することができます。木製ロッカーの脱衣所やタイル貼りの風呂のほか、カレンダーや扇風機などすべてが当時のまま!

湯船の底には明治時代の製造されたタイルが使われています

鎮守山

 

人気アニメの聖地として
注目を集める

顔は2つ、手足は4本ずつあったとされる飛騨地方の英雄、両面宿儺(りょうめんすくな)の巨大な石像が立ちます。アニメ「呪術廻戦」に両面宿儺というキャラクターが登場することから、話題のスポットに。

鎮守山の詳細

奥飛騨酒造

国内外から評価が高い日本酒の蔵元

1720(享保5)年創業の蔵元。清らかな伏流水と地元産の酒造好適米などを使い醸造する日本酒は、国内外の審査会で受賞歴多数。

代表銘柄の特撰 純米大吟醸 奥飛騨

奥飛騨 甘酒は、さわやかな甘さが魅力

ドライブイン飛山

食事やみやげが充実!筋骨めぐりの起点にも

ご当地グルメが楽しめるレストランと、定番みやげがそろう売店があります。写真は飛騨名物の鶏ちゃんなどが味わえる筋骨ランチ。筋骨めぐりに車で訪れた場合、駐車場を無料で利用OK。

銘菓・飛騨の栗よせなど、
みやげも種類豊富

餅倖

ふんわり餅で包んだ
丹波黒豆大福が人気

1933(昭和8)年に高山市で創業後、現在の場所に移転。地元産餅米のつきたての餅、北海道産大豆を丁寧に炊いたつぶあん、大粒の丹波黒豆で作る丹波黒豆大福は、全国にファンがいるほど美味。

名物の丹波黒豆大福。添加物が入っていないため、賞味期限は当日限り

三津屋製菓舗

丁寧に手作りした
素朴な味の和菓子が並ぶ

3代にわたって80年以上続く和菓子店。名物の六方焼きは、自家製のあんを小麦粉、卵、砂糖の生地で包んで焼く素朴な味の和菓子です。

六方焼きは、こしあんと
しろあんの2種類

   

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