3月16日の北陸新幹線延伸によりアクセスしやすくなった北陸へ行くのに、この春は絶好のチャンス! 能登半島地震の復興を後押しするためにスタートした「北陸応援割」を使えば、北陸の観光業を応援することもできますね。
行きやすくなった北陸の中から、注目すべき6つのスポットをチェックしてみましょう。
金沢駅からさらに西に延伸された北陸新幹線。石川県の小松駅、加賀温泉駅、そして福井県の芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅が新たに誕生。
東京から敦賀までが直通アクセスされることにより、移動時間がぐっと短くなりました。
運行本数は?
東京~敦賀間を直通する「かがやき」「はくたか」が計14往復運転されます。
「かがやき」と「はくたか」は
何が違うの?
「かがやき」は金沢以西の停車駅を福井駅、敦賀駅(終点)をメインとし、一部がその間の駅にも停車するため、速達性を重んじるものとなっています。いっぽうで「はくたか」は各駅停車となっています。
停車駅をチェックしよう
北陸新幹線には「かがやき」「はくたか」「つるぎ」の3タイプがある。停車駅がそれぞれ異なるので図でチェックしておきましょう。
所要時間はどのくらい短縮された?
東京~敦賀で50分、東京~福井で36分、東京~芦原温泉で28分、東京~加賀温泉で24分、東京~小松で18分の短縮となりました。
近畿・中京圏からのアクセスは
どうなったの?
特急「サンダーバード」・「しらさぎ」が敦賀駅で新幹線と接続して運行します。
大本山 永平寺
唐門は樹齢500年を超える老杉が囲むフォトジェニックなスポット
鎌倉時代に坐禅修行の道場として開かれた永平寺。日本曹洞宗の大本山で、禅の心に触れる厳かな時を感じることができます。約33万㎡の広大な敷地には七つのお堂「七堂伽藍」をはじめ70余りの建物が点在しており、外観や内観を間近に見学することができます。
別名「絵天井の間」と呼ばれる傘松閣。美しい日本画230枚が天井に並びます
大庫院は雲水さんが食事を作る修行の場
おすすめの理由!
国内外から多い時で1日3000人もの参拝客が訪れる福井県を代表する観光地。雑踏を離れ、我が身を顧みるにはうってつけの場所!
東尋坊
自然がつくりだした断崖は、スリルいっぱいの大ステージ
ゴツゴツした岩肌が連なる「デイサイトの柱状節理」が約1㎞に渡って広がる東尋坊。水面から見上げても、また岩壁から見下ろしても絶景の景勝地! 天然記念物にも指定されている海岸線が美しいスポットでもあります。
「日本の夕陽百選」にも選ばれる
ほど、夕方の景色も折紙つき
東尋坊商店街では海鮮グルメや
みやげ探しが楽しめます
おすすめの理由!
サスペンスドラマでおなじみのロケ地は一度訪れる価値あり!遊覧船からは海の上ならではの絶景を間近に見ることができますよ。
福井県立恐竜博物館
世界三大恐竜博物館のひとつ
国内外から集められた恐竜の全身骨格をはじめ、実物大の恐竜の世界を再現したジオラマやCGシアターで太古の地球の様子を目の当たりにできる博物館。多彩な展示物に加えて体験やグルメ、グッズも豊富にそろっています。
建物は日本を代表する建築家・
黒川紀章氏によるもの
恐竜をモチーフにしたハンバーガーやオムライス、ドリンクなどの恐竜グルメもお楽しみのひとつ
おすすめの理由!
2023年7月にリニューアルオープンし、さらに楽しい恐竜化石研究体験ができるようになっているため、一度訪れたことがあってもリピートする価値大!
兼六園
園内には約160種、約8200本もの樹木があり四季を彩ります ※現在は植栽の状況が異なります
加賀藩前田家の歴代藩主が造営を続け完成させた兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつで、加賀百万石の美意識を象徴する大名庭園。金沢を訪れたら一度は足を運んでみたい人気の観光地です。
兼六園では定期的に
ライトアップのイベントを開催
4月中旬~5月上旬には兼六園菊桜が開花します
おすすめの理由!
4月の花見シーズンをはじめ定期的に無料開園を実施しているので、この機会に国宝級の庭園美を見に行きましょう!
山中温泉
鶴仙渓眺望広場にあるキュートなフォトスポット
山中温泉は、「奥の細道」で知られる俳聖・松尾芭蕉が日本三名湯と呼び、長寿を得ると称えた温泉。約1300年の歴史があり、鶴仙渓と大聖寺川の見事な景観に心も体も癒される場所です。
こおろぎ橋は鶴仙渓の上流にある
総ひのき造りの橋
芭蕉も訪れた温泉街発祥の名湯
「山中温泉総湯 菊の湯」
おすすめの理由!
芭蕉も絶賛した名湯と景観はもちろん、フォトスポットやスイーツなども充実して満足度120%の温泉地!
砺波チューリップ公園
2024年のテーマは「チューリップで広がる 彩りの波」
砺波はチューリップの球根出荷量全国ナンバー1の実績を誇り、1年中チューリップに親しめる街。中でも4月23日(火)~5月5日(日)に開催される「となみチューリップフェア」は、300品種300万本もの色とりどりのチューリップの競演を楽しめる国内最大規模のイベントです。
花の大谷は、雪の大谷をイメージした、高さ4m、長さ30m、10万本のチューリップ回廊。色とりどりのチューリップで春爛漫を表現
チューリップ四季彩館はチューリップの歴史や文化が学べるミュージアム。カフェも併設されています
おすすめの理由!
21万本のチューリップで描かれた地上絵が楽しめるほか、フェア入場券で周辺施設も無料になるのでお得に楽しむことができます。
令和6年能登半島地震で被災した北陸地域4県の旅行商品や宿泊料金の割引を支援する国による事業。石川、福井、富山、新潟で実施されます。
期間は、3月16日~4月26日宿泊分となり、3月8日から予約受付を開始しました。予算が無くなり次第終了となります。
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