トップ > 全国のおすすめ初詣スポット【2024版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載 > 四国のおすすめの初詣スポット【2024版】参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

四国のおすすめの初詣スポット【2024版】参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

2024年の四国のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。各エリアの初詣スポットはこちら⇒徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県

徳島県

大麻比古神社

まほろばの里に悠久の歴史を秘めてたたずむ阿波国一の宮

阿波を開拓した神様・大麻比古大神と、交通安全の神様・猿田彦大神を祀っている。朱塗りの大鳥居からクスノキに囲まれた参道を進むと境内に着く。階段を登ったところで参詣者を迎えてくれるのは、樹齢1000年といわれるクスノキの御神木。正月三が日には約26万人もの初詣客でにぎわう。裏手にそびえる大麻山の山頂に奥宮があり、こちらも参拝することができる。ご利益には交通安全・方除・厄除・安産などがある。

所在地
徳島県鳴門市大麻町板東広塚13
例年の人出
約26万人
行事
2024年1月1日 6:00 歳旦祭、2024年1月2日 10:00 交通安全祈願祭、2024年1月3日 10:00 元始祭
徳島県

薬王寺

厄除け寺として知られる四国霊場の第23番札所

行基菩薩の開基と伝えられる古刹で、桜の名所でもある。弘仁6(815)年に弘法大師が厄除けのために厄除薬師如来像を安置。幾度も火災に遭ったが、その度に再建された。仁王門をくぐると、33段の女厄坂、42段の男厄坂、更に61段の還暦の厄坂がある。これらの階段それぞれに薬師本願経が埋められており、1段ずつ賽銭を供えて厄を払う風習がある。四国霊場の中で発心の道場と呼ばれる阿波国23霊場の最後。次から土佐国の修行の道場へと進む。また、駐車場横の薬王寺温泉「湯元・醫王の湯」にも足を運びたい。

所在地
徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1
例年の人出
約20万人
行事
2023年12月31日 23:30~ 越年護摩供、23:45~ 除夜の鐘(先着107名)、2024年1月1日~3日 新春初祈祷
香川県

八栗寺

霊峰五剣山を間近に望む四国霊場第85番札所

天長6(829)年、弘法大師の開基。本尊は聖観世音菩薩。屋島の対岸にそびえる五剣山の中腹にある。弘法大師がこの山で修行をしたとき、五本の剣が天から降り、山の鎮守蔵王権現が現れ御神託を蒙り、五剣を山の中嶽に埋めて鎮護としたので、五剣山と名づけられた。山頂からは八ヶ国を望むことができ、八国寺と呼ばれていたが、入唐求法の効果を占うため植えた八つの焼き栗が成長繁茂したので、八栗寺と名前を改めたという。境内には商売繁盛・縁結び・学業成就の霊験あらたかな「お聖天さま」が祀られ、正月は多くの初詣客が訪れる。

所在地
香川県高松市牟礼町牟礼3416
例年の人出
約7万人
香川県

善通寺

真言宗の開祖、弘法大師(空海)御誕生の聖地

宝亀5(774)年、讃岐の豪族の家に生まれた空海が真言宗を開いて以来、約1200年の歴史を刻む。境内は東西に分かれていて、金堂、五重塔がある東院を「伽藍」、御影堂などが建つ西院を「誕生院」と呼ぶ。御影堂の地下には、真っ暗闇の中を進みながら精神修養を行い、重ねた罪を取り払う「戒壇めぐり」がある。また、国宝の「金銅錫杖頭」、「一字一仏法華経序品」など多くの宝物を所蔵する。裏にそびえる香色山には四国霊場を模した“ミニ88ヶ所”があり気軽にお参りできる。

所在地
香川県善通寺市善通寺町3-3-1
例年の人出
約23万人
行事
2024年1月1日 0:00~1:00 修正会、2024年1月1日~3日 0:00~17:00(1日)、6:00~17:00(2日・3日) 特別護摩祈祷(御影堂に護摩壇を設け護摩祈祷を行う)
香川県

金刀比羅宮

庶民の信仰に支えられてきた讃岐のこんぴらさんは海の守護神

御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)で、崇徳天皇も合祀されている。本宮は象頭山の中腹に鎮座していて讃岐平野が一望できる。表書院前庭の鞠懸(まりがかり=鞠場)で行われる優雅な蹴鞠(けまり)の神事もよく知られている。「こんぴら船々追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュ」の唄でおなじみのこんぴら参りは、お伊勢参りと並ぶかつての庶民の夢だった。急な石段を登り、大門をくぐったら、名物の「加美代飴」を売る飴屋をのぞいてみたい。

所在地
香川県仲多度郡琴平町892-1
例年の人出
約50万人
愛媛県

伊豫豆比古命神社

夫婦の神様を祀り、縁起開運と商売繁昌・家内安全のご神徳絶大

祭神は伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)、伊豫豆比売命(いよずひめのみこと)、伊与主命(いよぬしのみこと)、そして愛媛の県名の由来になった愛比売命(えひめのみこと)の四柱。昔は現在地にまで海が広がっていて、この地の丘に夫婦の神様が船に乗ってお着きになったという。通称の椿神社(お椿さん)の名の由来は、境内に椿が多い説と「津(海の意)の脇」がなまったとの2説がある。立春に近い上弦の月の初期(旧暦1月7日から9日)に行われる「椿まつり」は、伊予路に春を呼ぶまつりと言われ全国各地から約50万人の参拝者でにぎわう。

所在地
愛媛県松山市居相2-2-1
例年の人出
約17万人
行事
令和6年1月1日 0:00 歳旦祭、2:00 若水汲みの神事
愛媛県

伊曽乃神社

その名前から、「ISOの神社」としても知られている

天照大神(あまてらすおおみかみ)、武国凝別命(たけくにこりわけのみこと)を祀る。武国凝別命は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の弟。成務天皇7(137)年より歴史を刻み続け、現在でも地域の総氏神で、地方開拓の祖神様、目標達成、開発の神様として篤い信仰を集め、企業の「ISO」取得祈願も行っている。境内にそびえる御神木は、歴史ある神社を見守り続けてきた大クス。推定樹齢1000年ともいわれ、重厚な存在感を放ちながら生い茂る様が見事。また、魔除け・開運厄除等の縁起物である「破魔鬼(はまき)」もめずらしい。

所在地
愛媛県西条市中野甲1649
例年の人出
約4万人
愛媛県

石鎚神社

日本七霊山の一つ「霊峰 石鎚山」に鎮座する

西日本最高峰(1982m)の石鎚山を神体山(神しずまります山)とする。山頂に「頂上社」、中腹に「成就社」(ロープウェイ経由)と「土小屋遙拝殿」、そしてJR予讃線や国道11号近くの「本社」の四社を総称して、石鎚神社という。石鎚毘古神(いしづちひこのかみ)を祀り、国土形成の神、五穀豊穣・海上安全・大漁の神、また病気平癒・厄除開運・交通安全など諸願成就の神として信仰されている。元旦には、「招福獅子舞」の奉納や「招福縁起物」の頒布が行われる。

所在地
愛媛県西条市西田甲797(本社)
例年の人出
約7万人
行事
2024年1月1日 0:00 元旦祭、新春特別祈祷は随時
高知県

土佐神社(土佐一ノ宮)

厳かな雰囲気に包まれ「しなねさま」と親しまれる土佐国総鎮守

創建は文献での初見が天武天皇4(675)年とされることからそれ以前であり、本社(本殿・幣殿・拝殿)、楼門、鼓楼はいずれも国の重要文化財に指定されている。拝殿と幣殿は「入りとんぼ造り」と呼ばれる珍しい様式で、左右に翼殿があって十文字の形になり勝虫の社と呼ばれている。夏に行われる志那禰祭(しなねさい)は土佐三大祭のひとつ。御祭神、味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)は、鋤に象徴される開拓神であることから、ご利益は開運招福・必勝。正月には境内に生育する笹で作る福笹が特別授与品として頒布される。

所在地
高知県高知市一宮しなね2-16-1
例年の人出
約3万9000人
高知県

潮江天満宮

りょうまスタジアムのとなりにある、市民に人気の天神さま

菅原道真公がざん言により太宰府へ流された際、その子息、高視も土佐へ流された。道真公の薨去後、高視が遺品を霊璽として創建したのが潮江天満宮である。鏡川にかかる朱塗りの鮮やかな天神大橋を渡った所にクスノキの巨木があり、その奥に参道が続く。威厳のある楼門は嘉永6(1853)年に建てられたもの。社殿は放火によって焼失、再建後は太平洋戦争で灰となったが、昭和33(1958)年に建て直された。学問の神様で知られ、初詣の参拝者は約21万人にのぼる。

所在地
高知県高知市天神町19-20
例年の人出
約21万人
行事
2024年1月1日 0:00 福火祭、4:00 歳旦祭、10:00 新年祭、2024年1月1日 9:00 土佐直伝英信流による居合奉納、2024年1月3日 11:00 都山流尺八高知県支部による尺八奉納
高知県

金剛福寺

足摺岬の突端近くに鎮座する風光明媚な寺院

足摺岬の先端、太平洋を望む高台に立つ、四国霊場第38番札所。嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が千手観音像を安置して開いたと伝わる。第37番札所からの距離は約100kmと最長区間だ。寺名から、福の寺としても有名。眺望の良い広大な境内には、大晦日と元旦に初詣を兼ねて初日の出を拝もうと多くの人が訪れる。また、源氏一門の多田満仲が建立した多宝塔がそびえ、左手に大師堂、不動堂、愛染堂、鐘楼等が建ち並び、見どころが豊富だ。

所在地
高知県土佐清水市足摺岬214-1
例年の人出
約3万人