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東京都のおすすめの初詣スポット【2024版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

2024年の東京都のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。

東京都

神田神社

通称「神田明神」として庶民に親しまれている古社

天平2(730)年の創建と伝えられ、徳川二代将軍秀忠をはじめ、歴代将軍の尊崇も篤く、江戸の総鎮守として街を見守り続けてきた。ご利益は、商売繁昌全般・厄除け・縁結び・必勝祈願。2年に一度、5月中旬に開催される神田祭は、日本三大祭りの一つとして有名。大晦日の除夜祭に続き、元旦0:00、1年で最初の神事である歳旦祭が行われる。随神門の開門とともに氏子町会々員と崇敬者の1年間の無病息災・開運招福を祈願する。お守り授与所・ご祈祷受付などの複合施設「文化交流館」もある。

所在地
東京都千代田区外神田2-16-2
例年の人出
約30万人
行事
2024年1月1日 0:00 歳旦祭、2024年1月12日 神楽始、2024年1月12日~14日 だいこく祭(13日 寒中禊がまん会、14日 四條流庖丁儀式)
東京都

東京大神宮

神前結婚式創始の神社

明治13(1880)年に伊勢神宮の遥拝殿として創建され、以来「東京のお伊勢さま」といわれ親しまれている。また、万物の結びの働きを司る「造化の三神」を併せ祀ることから、縁結びにご利益のある神社としても知られている。明治33(1900)年に当時の皇太子殿下(後の大正天皇)のご結婚の礼が、宮中の賢所のご神前で行われたことを記念して、神前結婚式を創始した神社でもある。今もご神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えている。

所在地
東京都千代田区富士見2-4-1
例年の人出
約5万人
行事
2024年1月1日~3日 8:00~10:00 初詣記念のミニ干支絵馬授与(時間内にお神札やお守りを受けた参拝者各日先着1000名に授与)
東京都

日枝神社(東京都)

江戸城の鎮守として徳川家の崇敬を集めた「山王さん」

鎌倉時代初期、武蔵野開拓の祖神・江戸の郷の守護神として江戸氏が山王社を祀り、文明10(1478)年、太田道灌が江戸築城にあたり川越山王社を再勧請した。社殿は昭和20(1945)年5月に焼失し、戦後に再建された。笠木の上に合掌のような破風が付いた山王鳥居は、大山咋神を祀った神社特有の形。神門と拝殿前に夫婦猿の像が安置されていて、雌猿は赤子を抱いている。猿は日枝大神の使いとされ、神猿(まさる)=魔が去るの意から魔除け・厄除けや、群れで子供を育てる習性から家門繁栄にもつながるといわれている。

所在地
東京都千代田区永田町2-10-5
例年の人出
約25万人
行事
2024年1月1日 7:00 歳旦祭、2024年1月3日 8:00 元始祭
東京都

靖国神社

嘉永6年から大東亜戦争まで、国のために一命を捧げた人々を祀る

明治天皇の思し召しにより明治2(1869)年に創建され、吉田松陰や坂本龍馬、高杉晋作も祀られている。桜の名所でもあり、東京管区気象台が指定した東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木がある。年間約500万人の参拝者があるが、この内約10万人が初詣に、約50万人が桜の開花時期に参拝する。また境内の「遊就館」では御祭神の遺書や遺品をはじめ、零戦や武具甲冑など3千点に及ぶ収蔵品を展示(拝観所要時間1時間~2時間)、特別展「新春刀剣展」も開催予定。

所在地
東京都千代田区九段北3-1-1
例年の人出
約10万人(内苑のみの計測)
行事
2024年1月1日 0:00 若水奉奠(予定)、2024年1月1日~4日 奉納芸能、献華展、絵馬展など(予定)、2024年1月3日 10:00 三々九手挟式(予定)
東京都

増上寺

東京タワーの正面に建つ、浄土宗の七大本山の一つ

東京でも指折りの巨刹で、都心に残る貴重な緑地の中に数多くの伽藍や塔頭が点在している。御本尊は阿弥陀如来像。明徳4(1393)年、酉誉聖聡上人(ゆうよしょうそうしょうにん)によって現在の千代田区紀尾井町に創建された。慶長3(1598)年、江戸城の拡張のために現在地に移って徳川家の菩提寺として栄えた。かつては常時3000名の僧侶が修学する大寺院だったという。元日0:00に一番鐘が鳴り、正月初祈願が始まる。

所在地
東京都港区芝公園4-7-35
例年の人出
約10万人
行事
2024年1月1日 0:00 正月初祈願
東京都

湯島天満宮(湯島天神)

学問の神様として受験生に不動の人気を保つ湯島天神

創建は雄略天皇2(458)年で正平10(1355)年に菅原道真公を祀り、文明10(1478)年に太田道灌により再建。境内には天神様の使いの動物・牛の像があり、牛の像を撫でるとご神徳を得るといわれている。道真公は文人からも崇敬され、参拝者に新井白石の名も見える。『婦系図』の舞台として演劇や映画・歌謡曲に「湯島の白梅」の名を高らしめた小説家・泉鏡花の筆塚もある。また、境内は安藤広重の『江戸百景』などの画題にもなった。

所在地
東京都文京区湯島3-30-1
例年の人出
約30万人
行事
2024年1月1日 0:00~ 学業成就・合格祈願祭・厄除・家内安全祈願祭、9:00~ 元旦祭
東京都

鷲神社

写真提供:鷲神社

酉の市でおなじみ。幸せを掻き込む浅草のおとりさま

御祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)。諸国の土地を開き、開運・商売繁盛の神として御神徳の高い天日鷲命がこの地にお祀りされた。そして後に、日本武尊がここで戦勝を祈願し、願が叶ったお礼参りの際、松の木に武具の熊手をかけたのが酉の市の始まり。毎年11月の酉の日に開かれる酉の市で授与される「かっこめ」は商売繁昌のご利益があるとして人気がある。境内に並ぶ屋台も楽しみだ。初詣は「浅草名所七福神詣で」や「東京下町八福神参り」で東京下町を巡ってみよう。

所在地
東京都台東区千束3-18-7
例年の人出
約10万人
行事
2024年1月1日~ 浅草名所七福神詣で、東京下町八福神参り
東京都

浅草寺

画像提供:浅草寺

江戸庶民の信仰を集めた観音様は今でも東京を代表する名所

参道の仲見世には名物の雷おこしや人形焼きなどを売る店が軒を並べる。江戸時代に建立された本堂などの伽藍は、東京大空襲でほとんどが焼失。急勾配の屋根が特徴的な本堂や五重塔などは戦後に再建された。大提灯で有名な雷門も昭和35(1960)年に松下幸之助氏の寄進によって再建されたものだ。元日0:00に弁天山にある鐘楼で「除夜の鐘」が打たれる。それを合図に本堂外陣では詰め掛けた参拝者から大きな歓声が湧き上がる。

所在地
東京都台東区浅草2-3-1
例年の人出
約283万人(2023年)
行事
2023年12月31日~2024年1月6日 修正会(天下泰平・五穀豊穣祈願)※ただし5日は「牛玉加持会」終了後、2024年1月5日 10:00 牛玉加持会
東京都

白鬚神社

隅田川の堤防にほど近い、向島で最も古い社の一つ

主祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)。天暦5(951)年、近江国志賀郡境打颪(現在の滋賀県高島市)琵琶湖湖畔に鎮座する白鬚神社の御分霊としてお祀りしたのが、東向島鎮座・白鬚神社の始まりとされる。文化年間(19世紀初頭)、福禄寿の像を所蔵する向島百花園主のもとに集っていた文人たちが「なにか正月に楽しみごとはないか」と考え、隅田川界隈から七福神ゆかりの社寺を探し出そうという話になった。これが現在元旦から行われている「隅田川七福神めぐり」となったといい、当社では隅田川七福神「寿老神」をお祀りする。

所在地
東京都墨田区東向島3-5-2
例年の人出
約3万人
東京都

目黒不動尊 瀧泉寺

災厄難を除ける関東最古の不動霊場

大願成就・開運出世・災厄除と、全国から参拝客が訪れにぎわう東京都内屈指のパワースポット。平安時代(808年)慈覚大師円仁が不動明王の夢告を得て、自ら不動尊像を彫刻し安置したことに始まり、そのご尊像は12年に一度酉年に御開帳される。江戸時代には歴代の将軍が折々に参拝し、「目黒のお不動さま」と庶民にも親しまれ、「五色不動」の1つとして名所となった。毎月28日の縁日には緑豊かな境内に露店が並び、多くの参拝客でにぎわう。関東三十六不動霊場・江戸三十三観音霊場結願所・山手七福神。

所在地
東京都目黒区下目黒3-20-26
例年の人出
約10万人
行事
2024年1月1日 0:00~ 初護摩、2024年1月1日~3日 10:00・11:30・13:30・15:00・16:30 護摩祈願、2024年1月4日~8日 11:30・13:30・15:00 護摩祈願
東京都

明治神宮

初詣者数が毎年全国トップクラスの、日本を代表する神社

明治天皇と皇后の昭憲皇太后のご神霊をお祀りするために創建された。例年は12月31日から1月1日は終夜お参りができ、多くの参拝者が訪れる。ご利益は皇室弥栄・世界平和・国家安泰・家内安全・社運隆昌・縁結び・厄除け・交通安全・合格成就など。国民からの献木約10万本により造成された代々木の杜は、今では都会のオアシスに。また、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品を展示する「明治神宮ミュージアム」もある。(初詣の参拝に関しての詳細は公式ホームページを参照)

所在地
東京都渋谷区代々木神園町1-1
東京都

大宮八幡宮

武蔵国の三大宮の一つ、太古からの御神域

平安中期、源頼義・義家父子による奥州の乱平定の凱旋の折、京都の石清水八幡宮より分霊を勧請し創建。御祭神に第十五代応神天皇とその両親が祀られ親子三神の固い絆から「子育厄除八幡さま」と名高い。古くはその神域の広大さから「多摩の大宮」とも称され、近年では境内北端の旧境内地から弥生時代の祭祀遺跡が発掘され、太古からの聖域であったことも判明。神門の両袖に夫婦銀杏が梢高く茂り合っている。また、「蟇目(ひきめ)ノ儀・大的式」など武にまつわる神事も多い。

所在地
東京都杉並区大宮2-3-1
例年の人出
約15万人
行事
2024年1月1日 0:00 歳旦祭、新春厄除開運初大祈願祭(神能「翁」)※一番祈祷のみ事前申込制、2024年1月2日 10:00 小笠原流除魔神事 蟇目(ひきめ)ノ儀・大的式、2024年1月15日 11:30 古神矢・古神札等焼納祭(とんど焼き)
東京都

西新井大師

地元の人々から「お大師さま」と慕われる下町の古刹

正式名は五智山遍照院總持寺。古来より「火伏せの大師」「厄除開運」の霊場として有名。ご利益は、厄除・方位災難除・家内安全・学業成就・交通安全・旅行安全・商売繁盛・開運など。毎月21日の縁日は大勢の人でにぎわう。境内には、西新井の由来になった井戸や、御堂内の塩をイボに付けるとたちまち治るといわれる塩地蔵などがある。また、100種2500株のボタンが植えられ、「西の長谷寺、東の西新井」とも呼ばれている。元旦の0:00には、元朝御開扉大護摩修行が行われ、三が日の参拝者数は約40万人。

所在地
東京都足立区西新井1-15-1
例年の人出
約40万人
行事
2024年1月1日 0:00~ 元朝御開扉大護摩修行(15回開催)、2024年1月2日~ 9:00~ 護摩祈願(9~10回)
東京都

柴又帝釈天(題経寺)

フーテンの寅が産湯をつかったという下町きっての観光スポット

寛永6(1629)年に日忠上人によって開山された由緒ある古刹。御本尊は、日蓮聖人御親刻とされる帝釈天の板本尊である。縁日は庚申の日だが、映画『男はつらいよ』の寅さん人気のおかげでいつ行っても大勢の参詣客でにぎわっている。江戸川を小船で渡る「矢切の渡し」、柴又駅前にはフーテンの寅とさくらのブロンズ像、参道には寅さんの名セリフを彫った石碑など見どころが目白押し。人気の「寅さん記念館」も元旦から営業している。名物の草団子もはずせない。

所在地
東京都葛飾区柴又7-10-3
例年の人出
約25万人
行事
2024年1月1日~7日 祝祷会(その年一年の身体健全と諸願の成就を祈願)
東京都

高尾山薬王院

赤い顔の天狗がシンボルで、境内には貴重な自然が残る

滝行や火渡り修行等の山伏による修験道で知られる真言宗智山派三大本山の一つで、御本尊は飯縄大権現。奈良時代の高僧、行基菩薩が薬師如来を安置したのが始まりと伝わる。山門にある四天王像は必見だ。薬王院への近道となるケーブルカーは大晦日には終夜運転しており、例年、二年参りをする人々でにぎわう。また、元旦の0:00からは一年の無病息災・家内安全を祈願して「新春特別開帳大護摩供」が行われる。境内では僧侶により、御来光を拝みながら一年の無事平安を祈る「迎光祭」が執り行われる。

所在地
東京都八王子市高尾町2177
例年の人出
約25万人
行事
2024年1月1日 0:00 新春特別開帳大護摩供、2024年1月1日 6:30頃 迎光祭(一年の無事平安を祈る)
東京都

大國魂神社

例大祭「くらやみ祭」で知られる都内屈指の古社

大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りした神社。創建は、第12代景行天皇41(111)年5月5日と約1900年前に遡る。ご利益は開運招福・商売繁盛・交通安全・厄除け・縁結び。毎年5月5日を中心に行われる例大祭「くらやみ祭」は歴史ある祭りで、司馬遼太郎の『燃えよ剣』にも登場する。府中駅の西側を南北に延びる表参道は、天然記念物「馬場大門の欅並木」として、神社と共に府中のシンボル的存在になっている。三が日の人出は約50万人。初詣の参拝については公式ホームページで確認を。

所在地
東京都府中市宮町3-1
例年の人出
約50万人
東京都

深大寺

東日本最古の国宝仏を奉安する関東屈指の古刹

深大寺は天平5(733)年に開創された関東屈指の古刹であり、厄除けや縁結びの寺として有名。三が日の人出は約20万人にのぼる。武蔵野の緑豊かな森の中に位置し、都内寺院の仏像で唯一にして東日本最古の国宝仏である「釈迦如来像」が祀られている。四季折々の行事も多く、年間を通して多くの参拝客が訪れる。毎年3月3日、4日の厄除元三大師大祭は、日本三大だるま市の一つで、7万人以上の人でにぎわう。また、400年余りの歴史を持つ「深大寺そば」も有名で、門前の参道には20軒余りのそば屋が並び、大変な活況を見せている。

所在地
東京都調布市深大寺元町5-15-1
例年の人出
約20万人
行事
2024年1月1日 修正会大護摩供