トップ > 全国のおすすめ初詣スポット【2026版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載 > 和歌山県のおすすめの初詣スポット【2026版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

和歌山県のおすすめの初詣スポット【2026版】 参拝時間やアクセス、例年の人出など情報満載

2026年の和歌山県のおすすめの初詣スポットをご紹介します。参拝時間やアクセス、例年の人出などから、お好みの初詣スポットを探すことができます。写真や駐車場などその他情報も盛りだくさん。

和歌山県

紀三井寺

西国三十三所第二番札所、奈良時代に創建された古刹

光仁天皇の宝亀元(770)年、強い伝教の志をもち、唐(中国)から到来した唐僧・為光上人によって開基された。寺名は境内に湧出する三つの井戸に由来。御本尊の十一面観世音菩薩は厄除・開運・良縁成就・安産・子授けにご利益があるとされ、毎月18日の縁日には多くの人でにぎわう。本堂正面の仏殿では、木造立像として日本最大の大千手十一面観音像が公開されている。近畿地方に春を呼ぶ寺であり、早咲きの桜の名所。境内から和歌の浦をはじめ淡路島・四国も望む。また、山麓の楼門から本堂へは「紀三井寺ケーブル」で登ることもできる。

所在地
和歌山県和歌山市紀三井寺1201
例年の人出
約11万人
和歌山県

日前神宮・國懸神宮

紀伊国一の宮として尊崇を受けた格式の高い神社

鳥居をくぐると左右二手に参道が分かれ、左手に日像鏡(ひがたのかがみ)を御霊代(みたましろ)とする日前神宮が、右手に日矛鏡(ひぼこのかがみ)を御霊代とする國懸神宮が建つ。どちらも天照大御神の鏡を前霊としておまつりしており、両神宮の総称として日前宮(にちぜんぐう)と、親しみをもって呼ばれている。現在の社殿は大正15(1926)年に造営されたもの。ご利益は家内安全・家業繁栄・無病息災。

所在地
和歌山県和歌山市秋月365
例年の人出
約35万人
行事
2026年1月1日 2:00 歳旦祭、2026年1月3日 9:00 元始祭
和歌山県

熊野本宮大社

熊野詣の人々が憧れた、全国の熊野神社の総本宮で世界文化遺産

創建は崇神天皇の時代にまで遡るとされる歴史ある神社。杉木立に囲まれた参道の石段を上っていくと、檜皮葺きの社殿(国の重要文化財)が建ち並んでいる。主祭神の家津御子大神(けつみこのおおかみ)をはじめとする神々が鎮座し、疫厄消除・勝運・延命長寿・家庭円満・交通安全などの神として、平安時代より皇室から庶民まで広く信仰を集めてきた。旧社地・大斎原には日本一の大鳥居が立ち、現在は石祠が2基祀られている。例年の初詣の人出は約40万人。

所在地
和歌山県田辺市本宮町本宮1110
例年の人出
約40万人
行事
2026年1月1日 2:00~4:00 開寅祭(宮司が本殿の御戸を開き奉り、天下泰平と国家繁栄を祈念する)、2026年1月3日 元始祭(皇位の元始を祝い宝祚長久を祈念する祭典)、2026年1月7日 八咫烏神事(熊野牛王法印を清めた後に押し初めをする神事)
和歌山県

総本山金剛峯寺

壇上伽藍

高野山真言宗の総本山

高野山内には総本山金剛峯寺をはじめ、117の寺院がある。金剛峯寺境内には、主殿(重要文化財)をはじめ別殿、新別殿、経蔵、鐘楼、真然廟などの建物と、日本最大級の石庭がある。主殿は江戸時代初期の襖絵や千住博画伯奉納の襖絵で彩られる。壇上伽藍にある「大塔の鐘」は天文16(1547)年に完成したもので、直径2.12mと日本で四番目に大きな鐘であったことから「高野四郎」と呼ばれている。除夜の鐘は参拝客が撞くことはできない(見学可)。

所在地
和歌山県伊都郡高野町高野山132
和歌山県

熊野那智大社

熊野信仰の中心地として多くの参詣者が訪れる世界遺産

熊野那智大社は熊野三山(ほか熊野本宮大社、熊野速玉大社)の一つ。主祭神である熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ=伊弉冉命)は、万物の生成・育成を司るとされ、農林漁業を始めとした産業の守護神として、また、あらゆる願いを結んでくださる神様として崇められている。社殿は国の重要文化財に指定、熊野権現造りの6棟からなり、主祭神と合わせて13柱を祀る。日本最大の直瀑(落差133m)である那智の瀧は別宮「飛瀧神社(世界遺産)」の御神体で、華厳の滝(日光)、称名滝(立山)と並び、日本三名瀑のひとつに数えられる。

所在地
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
例年の人出
約6万5000人
行事
2026年1月1日 6:00 歳旦祭、2026年1月2日~7日 16:00 牛王神璽祭、2026年1月3日 7:00 元始祭