色展開：2種
紫外線防止効果：SPF50+/PA++++

ドクターズコスメの先駆けとも言える、皮膚科医津田摂子先生の立ち上げたブランド「津田コスメ」。

有害物質をブロックし、塗るだけでスキンケアとトラブルケアを両立すると話題になった「スキンバリアバーム」という名品があるのですが、それに色がついたものという認識でずっと気になっていたのが「UVカラーバーム」です。

界面活性剤も防腐剤も使用していないということで肌への刺激も少なそうですが、バームだと使いにくいのでは？と心配な面も。さっそく使ってみました！

筆者は「ベージュオークル」を使用。

このファンデーションは付属のスパチュラで少量取って使うのですが、筆者が取り寄せたものにはなんと中蓋がなく、そこに内蔵されているスパチュラもなかったため一度返品して再購入。レアケースだと思いますが、購入された場合はスパチュラが入っているか確かめてくださいね！

一回分の使用量はこれくらい。

表面に油が浮いていることがありますが問題なし。スパチュラにこんもり1さじ程度ですが、これで全顔いけます。

手にとったら顔にはすぐつけず、一度指の腹で練ります。この工程が重要！

筆者は手の甲をパレット代わりにして練りました。体温でとろけて柔らかくのびが良くなります。

顔につける時はスタンプのようにポンポンと置いてからのばしていきます。指だけで塗り広げられるとの説明ですが、均一にのばしたいのでスポンジでなじませました。

硬いテクスチャなので厚塗りになりそうな気がしたのですがそんなことはありませんでした。でも厚めに塗ればコンシーラーくらいのカバー力はあります。

きれいに塗るには少し慣れが必要ですが、慣れればすごく時短になると愛用者が口を揃えています。これ一つで日焼け止めにもファンデーションにもなり、保湿効果も高くニキビにも配慮した処方、そのうえ外的要因のバリアにもなりブルーライトや近赤外線もカット。

セラミド、ナイアシンアミド、ビタミンCとE、アラントインとグリチルレチン酸ステアリルなど肌に良い成分がふんだんに配合されていて、さすが皮膚科医の開発したコスメだと思いました！

ほとんど油性成分のためツヤはかなり出ますが、ベタつきは気になるのでティッシュオフすることをおすすめします。多機能オールインワンコスメとして旅行に持って行くのも良さそう。

使い方にコツがいるので“誰もが使いやすい”とは言いにくいですが、肌トラブルが出ているけれどどうしてもメイクしなければならない時にはとても頼りになる、敏感肌向けのファンデーションだと思います！

色展開：3種
紫外線防止効果：SPF32/PA+++

保湿第一主義の「エトヴォス」は筆者が長いこと信頼しているブランドの一つ。ミネラルファンデーションがまだ一般的でなかった頃、いち早く国産ブランドとして販売を始めた時には「ようやく国産品が出てきた！」と、とてもうれしかったことをおぼえています。

愛用品も多くパウダー状のミネラルファンデーションも使用していますが、初めてクッションファンデーションが登場したのです！

これは使わないわけにはいかない……！期待度満点でお取り寄せです。

筆者は「ナチュラル」を使用。

形状としてはよくあるクッションファンデーションですね。パフは丸形。軽く押したつもりですが結構多めについてきました。力加減を調整して少しずつ取ったほうが良さそう。

セラミドが配合されているからか、しっとりしています。

「水なじみの良い保湿成分と油なじみの良い保湿成分が互いに肌をコーティングして、角質のすみずみまでうるおう」という説明も納得。みずみずしいテクスチャでとてもなめらかなつけ心地です。

パフにちょっと多めについてしまったのでやや厚めになりましたが、仕上がりはとてもきれい！しっかり肌のアラをカバーしてくれます。

日頃から全顔にみっちりとファンデーションを塗らないのですが、これならメリハリもつけやすいと感じました。

マスクにはつきますし崩れにくいかというとそうでもないのですが、崩れ方はきれいです。汚くハゲた感じにはなりません。

また一日つけていても肌のしっとり感はキープされたまま。かといってベタベタしたりドロドロになったりしないので最後まできれいなツヤ肌が続きます。石けんで落とせるのでクレンジングの負担が軽いのもうれしい！

と、良いことづくめに見えたのに大きなマイナスポイントが！

ケースとリフィルが別売りなのですが、リフィルがケースにうまく入りません。公式サイトを確認して何度かトライしましたが、すんなり入らないのでケースのフタが閉まらないのです。レビューなどを見ると同じような人がたくさんいたので、これは仕様の問題だと思います。

リフィルのフタは閉まりますがケースが閉まらないのでクッションが乾いてしまわないか心配です。中身が良いだけにこの点だけがとても残念。改善してもらえたらうれしいです！

色展開：15種
紫外線防止効果：記載なし

外資系ブランドと思いきや実は資生堂グループである「ナーズ」。敏感肌向けブランドではありませんが、ゆらぎやすい敏感肌である筆者でも使えるアイテムがいろいろあります。スタイリッシュで大好きなブランドです。

新しくリキッドファンデーションが発売されるというので楽しみにしていました。ブランドの方が「これには敢えてSPFを入れなかった」という話をしている記事を見て「紫外線吸収剤不使用なら使えるかもしれない！」と思い、ワクワクしながらのお取り寄せです！

筆者は「02176 VIENNA」を使用。キャップはひねらずまっすぐ外します。

画像はワンプッシュの量ですが、のびが良いのでこれで十分。リキッドと言ってもタラーっと流れず手の甲で留まっています。実感としてはクリームファンデーションですね。

薄く均一につけていくと上品なツヤ肌が完成！やりすぎない感じがちょうど良い。スポンジでもブラシでもきれいに塗ることができました。

カバー力が高いというよりも独自のフォーミュラによる光のコントロールで気になる部分をうまくぼかして目立たなくするという処方。厚塗りにはならず透明感のある仕上がりになります。

ガッチリとカバーしたい部分はコンシーラーの使用をおすすめします。

デパコスではありますが少量でのびが良いのでコスパは悪くないと思います。ちょっと気になる点が、パッケージがマットブラックなので指紋や汚れが目立つところ。使っているうちにどうしてもキャップにファンデーションがついて汚れてしまうので、マメに拭いたほうが良いですね。

クレンジングも特に洗浄力が強くなくてもきちんと落ちますよ。

ちりやほこりから守ってくれてうるおいもキープ、スキンケア成分70％配合でヴィーガン仕様。もしこれにUVカット機能を持たせるために紫外線吸収剤が入っていたら使えませんでした。

よくぞこの処方にしてくれた！と拍手を贈りたくなる敏感肌向けファンデーションです！

色展開：4色
紫外線防止効果：SPF35/PA+++

「アクア・アクア」は天然由来成分やフルーツエキスを積極的に配合した国産オーガニックコスメブランド。すべて石けんで落とせるという敏感肌にはありがたいアイテムがズラリ！

「オーガニッククッションコンパクト」にはあまおうの果汁が入っているんです！そのせいかみずみずしいうるおいが感じられます。

ミネラルパウダー配合でカバー力がありながらも素肌感のある仕上がり。紫外線吸収剤はもちろん、シリコーン類も不使用。それでいてスムーズにのびて毛穴も気にならないつるんとした肌に仕上がります。

パフにもこだわりがあり、ファンデーションの含みを良くする吸水性の良い素材を使用。石けんで落ちるので肌負担も少なくてうれしいですね。

敏感肌でクッションファンデーションが苦手という人にぜひ使ってみてほしいファンデーションです！

色展開：5色
紫外線防止効果：SPF35/PA+++

肌のバリア機能を高めることを一番に考えている「ヴァントルテ」。国産ミネラルファンデーションの老舗の一つです。

パウダーファンデーションですが高い保湿力を持つピュアシルク配合なので、つけている間も保湿されます。また皮脂吸着パウダーの働きで時間がたつと皮脂と混ざり、きれいなツヤ肌に見せてくれる効果もあり。軽いつけ心地でとても快適、しかも石けんで落とせます。

ミネラルファンデーションはブラシでつけることをおすすめしているブランドが多いのですが「ミネラルシルクファンデーション」はパフでつける点が特徴。

肌トラブルがあるときでも摩擦なくふんわりとつけられて、フォギーな肌を演出できますよ！

色展開：2色
紫外線防止効果：SPF30/PA+++

花王の「キュレル」は乾燥性敏感肌に寄り添ったブランド。刺激にならないことをとことん追求した1本がこの「ベースメイク BBクリーム」です。そもそもBBクリームとは“Blemish Balm（ブレミッシュ バーム）”の略で、レーザー治療やピーリング後のダウンタイムの赤みを隠すためにドイツで生まれたアイテム。

高いカバー力がありながら肌にやさしいのが特徴です。

「キュレル」のベースメイクには薄付きで素肌感のある「BBミルク」もありますが、カバー力は「BBクリーム」のほうが上。赤みが出やすく肌荒れもしやすい敏感肌にはこちらがおすすめ！色ムラや凹凸も目立たなくしてくれます。

シリコーン類が多く含まれとてものびが良くなっているので、肌に負担をかけずスルスル塗れますよ。「キュレル」お得意の疑似セラミド配合でしっとりした使い心地が良い敏感肌におすすめのファンデーションです！

色展開：3色
紫外線防止効果：SPF50+/PA+++

プチプラの星「セザンヌ」からは「ラスティングカバーファンデーション」が推し！敏感肌でも比較的安心して使えるような成分のリキッドファンデーション。

敏感肌が使えるくずれ防止系ファンデーションは数少ないので貴重です。皮脂くずれ防止系のファンデーションにありがちなフッ素系の成分を含まないため、肌への負担が軽いんですよ！
これがあるとないとではクレンジング時の肌負担も変わってきます。

高い紫外線カット機能を備えていますが、酸化亜鉛が入っていないので毛穴づまりが気になる人も使いやすいですし、紫外線吸収剤フリーなので合わない人も安心です。
つけてみると仕上がりはなめらかでとてもきれい。この成分構成でこの使用感を出すのは高い技術力が必要。これで数百円とはコスパ抜群の敏感肌向けのファンデーションです！

色展開：3色
紫外線防止効果：SPF24/PA+++

メイクアップアーティスト河北裕介氏が手がけるブランド「アンドビー」。敏感肌向けブランドという打ち出しではありませんが、どのアイテムにも紫外線吸収剤を含まず敏感肌に対する気配りがあるアイテムばかりです。

「クッションファンデーション」は比較的薄づきながらしっかりカバー力もあり、自然なツヤ肌を演出してくれます。たばこの煙や大気汚染物質などの外的要因からガードしてくれる成分も配合され、いかに肌負担を減らすことを考えて作られているかがわかりますよね。

もちろんクレンジングの負担も考慮した石けん落ちタイプ。単体使用だとマスクには少しついてしまいますが崩れ方はきれい。同じブランドの「スムースパウダー」を上から重ねるとサラサラになって格段にモチが良くなりますよ！

色展開：4種
紫外線防止効果：SPF28/PA++

プチプラの中でも少し高価格帯の商品が多い「エクセル」。その実力はデパコスにも負けないようなアイテムがたくさんあります！

「スキンティントセラム」はクリーム状ですがその名の通りみずみずしいセラムのような使い心地。スキンケアした後のような保湿感で“美容液ファンデ”と呼ばれています。

紫外線吸収剤フリー、酸化亜鉛を含まず酸化チタンのみでUVカットを実現。
透明感のある仕上がりでカバー力は高くないですが、軽くてつけた時のストレスはほぼなし！薄づきですが、ミラーボール型パウダーが光を多方向に拡散して肌の気になる部分を目立たなくしてくれますよ。

下地なしでもスムーズに塗ることができます。プチプラとは思えないツヤ肌になりたい人におすすめの敏感肌向けのファンデーションです！

色展開：3種（うち１種は公式通販限定）
紫外線防止効果：SPF50+/PA++++

美容機器メーカー「ヤーマン」のミネラルコスメブランドである「オンリーミネラル」。ミネラルファンデーションの国産ブランドとしても人気！肌にやさしいのに魅力的なメイクアイテムが豊富です。

「薬用ホワイトニングファンデーション」は美白効果のビタミンC誘導体と、肌荒れ防止効果の酸化亜鉛を有効成分として掲げた医薬部外品。ブラシでくるくるしながらつけると、パウダーなのにクリーミィなテクスチャで肌に密着。粉が磨かれて自然なツヤも出ます。でも厚塗りになることはなく素肌感のある仕上がりに。

つけているだけで美白ケアができるうえに、国内最高値の紫外線カット機能を備えているのがうれしいですね！しかも石けんで落とせてクレンジングも楽。

量が少ないのでコスパが少し悪い点が惜しいですが、敏感肌の方におすすめのファンデーションです！