歌いやすい洋楽おすすめ30選！初級・中級・上級編をまとめて紹介

ザ・ビートルズは20世紀の音楽史に名を刻むイギリス出身のロックバンド。
ボーカルのジョン・レノンは日本人のヨーコ・オノを妻に持ち、日本にもよく滞在していました。

「Yesterday（イエスタデイ）」など、世界中で歌い継がれる名曲揃いのビートルズですが、歌いやすい洋楽としておすすめなのが、1970年リリースの「Let It Be（レット・イット・ビー）」です。ゆったりとしたテンポの曲で、発音がしやすく、英語初心者さんにぴったり。ギターの弾き語りや吹奏楽でも人気の楽曲です。

同じくザ・ビートルズの楽曲で、歌いやすい洋楽としてもう1曲おすすめなのが、1965年リリースの「Help!（ヘルプ!）」です。速い曲ので初めて聴くと難しそうですが、ノリの良いアップテンポでキャッチーなメロディーラインはとても覚えやすい曲です。

日本では人気があり好きな洋楽として挙げる人も多いですよ。バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団」のテーマソングでもあるので、耳にしたことのある人もいるでしょう。しっかり発音することに重点を置くのではなく、アップテンポなノリに合わせて練習してみてください。

ロサンゼルス出身のカーペンターズは兄弟グループ。1970年代におもに活躍し、当時世の中はロックが主流でしたが、妹カレンの美しく穏やかな歌声でカーペンターズは歴史に名を刻んでいます。

歌いやすい洋楽としてカーペンターズの曲はどれもおすすめですが、「Yesterday Once More（イエスタデイ・ワンス・モア）」は英語の授業でもよく取り扱われる楽曲。スローテンポなので、発音の練習にもいいですよ。意訳も確認して情感たっぷりに歌いましょう。

カーペンターズでもう1曲、歌いやすい洋楽としておすすめなのが「Top of the world（トップ・オブ・ザ・ワールド）」。ドラマやCMで数多く使われたほか、バラエティ番組「学校へ行こう！」の中の人気企画「未成年の主張」のテーマソングだったので、知っている人も多いかもしれません。

しっとりとした曲が多いカーペンターズの曲の中で、ワクワクするような明るくテンポの良い楽曲です。カレンの歌声は聴き取りやすいので、メロディーラインを覚えてしまえば、歌うことは難しくありません。

歌いやすい洋楽としておすすめできるのが、「If we Hold on Together（イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥギャザー）」。アメリカ出身のポップソウルアーティストで、1960年以降から活躍しているダイアナ・ロスの曲です。

ゆったりとしたテンポのバラードで、歌い方を真似すると難しいかもしれませんが、単語自体は簡単なものが多く、耳に残るメロディーなので英語初心者さんにおすすめ。日本では1990年に今井美樹さん主演のドラマ「想い出にかわるまで」の主題歌でした。

「I Just Called to Say I Love You」は、1984年にスティーヴィー・ワンダーがリリースした楽曲です。日本ではドラマ「君の手がささやいている」やKDDIのCMソングに使われました。

邦題は「心の愛」とされ、多くの人から愛されてきた名曲で、Billboard誌のチャートでは3部門で1位を獲得しています。淡々と刻まれるメロディーはとても覚えやすく、発音もしやすいので、歌いやすい洋楽としてとてもおすすめ。歌詞は、「特別なことは何もない日に愛を伝えたい」というシンプルな内容なので、ぜひ意訳もチェックしてみてくださいね。

日本人が好きな洋楽としてとても人気の高い「Honesty（オネスティ）」。シンガーソングライター、ビリー・ジョエルによって1979年にリリースされた楽曲です。

本家アメリカではそこまでヒットしなかったのですが、タイトルの「誠実」や曲調が日本人の好みに合っていて、多くのCMで流れていたことで長きにわたって人気があります。また、歌いやすい洋楽としてもおすすめ。哀愁漂う曲調で、全体的に単語を一音一音かみしめて歌うと歌いやすいかもしれません。

歌いやすい洋楽といえば「Puff（パフ）※」を挙げる人が多いかもしれません。

日本では音楽の教科書に採用されたほか、NHK「おかあさんといっしょ」で流れる童謡として知っている人もいるでしょう。うたのおにいさんの横山だいすけさんが歌っていることもありましたね。ストーリーはドラゴンのパフと少年ジャッキーの交流を描いています。歌詞は切ないのですが、シンプルな音楽とテンポで英語でも歌いやすいのでおすすめです。

※原題が「Puff, the Magic Dragon」とされることもあります。

「Your Song（ユア・ソング）」は、イギリスのピアノロック・ミュージシャンのエルトン・ジョンが1970年にリリースした楽曲です。

邦題は「僕の歌は君の歌」で、タイトルの通り甘いラブソング。日本ではドラマ「イグアナの娘」の主題歌や、日産マーチのCMソングなどに使用されており、好きな人も多いでしょう。初めて聴く人でもエルトン・ジョンの甘く穏やかな歌声は聴きやすく、歌いやすい洋楽としても人気がありますよ。

「First of May（ファースト・オブ・メイ）」は、1971年にイギリス映画「小さな恋のメロディ」、1996年にKinKi Kidsが主演したドラマ「若葉のころ」に用いられました。

イギリス・マン島出身のギブ兄弟が中心のグループ・ビージーズの名曲です。タイトルは日本語の直訳だと「5月1日」ですが、邦題は「若葉のころ」と意訳がついていて素敵ですよね。郷愁感たっぷりの曲調は耳なじみがよく、スローテンポな楽曲なので、英語初心者さんにも歌いやすい洋楽ですよ。

イギリスの伝説のロックバンド・クイーンは、「we will rock you」や「Bohemian Rhapsody」を始め、多くの名曲を残したグループです。ボーカルのフレディー・マーキュリーに焦点をあてた映画「ボヘミアン・ラプソディ」は2018年に日本でも公開され大ヒット。

パンチの聴いた名曲揃いのクイーンですが、歌いやすい洋楽としておすすめなのが、「We Are The Champions（ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ）」。邦題は「伝説のチャンピオン」です。語りの箇所は速いので全て歌うのは難しいのですが、繰り返されるサビはテンポがゆるく力強い楽曲で、歌詞がはっきりしているので、英語初心者さんにもおすすめですよ。

「Time After Time（タイム・アフター・タイム）」は、1985年にリリースされた楽曲です。

アメリカのシンガソングライター、シンディ・ローパーは、売れる前にニューヨークのジャパニーズレストランで日本人に雇ってもらったことをきっかけに、大の親日家として日本でも多くの活動をされてきました。自身の代表曲でもある「Time After Time」は、単語の発音がクリアで聴き取りやすいので、歌いやすい洋楽としても人気があります。

「I Want It That Way（アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ）」は、アメリカの男性グループ、バックストリート・ボーイズが1999年にリリースしました。

日本でも洋楽チャート1位を記録する人気楽曲ですが、歌いやすい洋楽としてもおすすめです。歌詞も聴き取りやすく、高低差もあまりないので、歌が苦手な人にも。安心感や懐かしさのある曲調で、耳なじみも良く、歌詞もそこまで多くないので、英語初心者さんにも良いですね。

イギリスのロックバンド・オアシスの「Whatever（ホワットエヴァー）」。1994年にリリースされ、日本ではソニーやアサヒ、ファミリーマート、コカ・コーラ、トヨタといった有名企業がCMで使用してきたので、「I’m free to be whatever I〜♪」と聴けばどの年代の人もすぐに分かるはず。

自由になれそうな歌詞と曲調に、日本人は心がゆったりさせられるのかもしれませんね。スローテンポで歌詞も聴き取りやすいので、英語初心者さんにも歌いやすい洋楽と言えるでしょう。

1961年にリリースされたベンジャミン・アール・キングの「Stand by Me（スタンド・バイ・ミー）」。1986年に同名の映画で再リリースされ、世界的に大ヒット。日本でもファンがとても多い人気の楽曲です。

中学校の音楽の教科書で取り上げられることもあり、歌いやすいので、カラオケの洋楽ランキングでも上位に入るほど。カッコよく歌うのは難しいかもしれませんが、一定のリズムを刻むシンプルなサウンドに、分かりやすい歌詞はまさに歌いやすい洋楽と言えるのではないでしょうか。

アフリカの飢餓の解消のために作られ、1985年にリリースされた「We Are the World（ウィ・アー・ザ・ワールド）」。作詞作曲はマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーで、シンディ・ローパーやスティービー・ワンダー、ダイアナ・ロス、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランをはじめとした名だたる世界のアーティストが収録に参加した世界的名曲です。

日本では学生の頃に合唱曲として歌ったという人もいるかもしれません。壮大な楽曲ではありますが、合唱曲になるほどなので、歌詞や発音は難しくなく歌いやすい洋楽としておすすめ。ぜひ複数人で練習してパート分けして歌ってみてください。

日本では1993年に公開された映画「天使にラブソングを…」の劇中歌として知られ、今ではゴスペルとしても有名な「Hail Holy Queen（ヘイル・ホーリー・クイーン）」。

とても難しそうに聴こえますが、映画のように複数人が合唱するための曲で、日本でも合唱曲としてパート分けされている歌いやすい洋楽としても人気のある曲です。映画の第二弾の「Oh Happy Day」も有名ですね。第三弾が近年公開予定ということもあり、日本でもまたヒットが予想されるので、知らない人はまずは映画から入ってみてはいかがでしょうか。

ジョン・レノンの名曲「Imagine（イマジン）」は、同名のアルバムで1971年にリリース。

日本では富士フイルムのCMなどでおなじみですね。また、芸人ヒライケンジさんが旧名ジョン・レノソとして、Imagineの曲にのせて「あんまり意味がない〜♪」というネタで活動していたため、そちらが記憶に残っている人もいるかもしれません。Imagineは、穏やかでスローリーな曲はメッセージ性が強く、すぐにメロディーは覚えられるので、歌いやすい洋楽としてもおすすめです。

「Take Me Home, Country Roads（カントリー・ロード）」は、アメリカのシンガーソングライター、ジョン・デンバーの代表曲です。

邦題「故郷へかえりたい」。日本ではジブリ映画「耳をすませば」の中で、主人公の月島雫が「カントリー・ロード」として日本語訳をつけて歌っているものが有名ですよね。英訳・日本語訳ともに合唱曲としても人気があり、耳なじみもとても良いので、歌いやすい洋楽としてとてもおすすめです。

「Dancing Queen（ダンシング・クイーン）」は1976年に、スウェーデンのポップグループ・アバによってリリースされました。

結婚式でも定番の人気曲ですが、実は意外にも初めて公に披露されたのが、スウェーデン国王・カール16世グスタフの結構披露宴だったとのこと。世界が広がるようなとても華やかな楽曲ですが、音楽はゆったりで歌詞をじっくり追っても追いつけるので、歌いやすい洋楽としても人気があります。

イギリスの音楽グループ・ワム！のヒット曲「Last Christmas（ラスト・クリスマス）」。1984年に日本では初めてリリースされ、今ではクリスマスの定番ソングに。

松田聖子さんやEXILEなど多くのアーティストにカバーされる人気曲です。発音がクリアでメロディーラインも覚えやすく、耳なじみも良いので、まさに歌いやすい洋楽と言えるのではないでしょうか。クリスマスシーズンに口ずさむことができたらカッコいいですよね。

ディズニー史上最大のヒットソング「Let It Go（レット・イット・ゴー）」。日本でも映画「アナと雪の女王」の日本語訳で「レリゴー」を歌った人も多いのでは。

原曲はイディナ・メンゼルによるもので、2013年にリリースされました。社会現象を巻き起こしたので、映画を見ていない人でも曲は知っている人がほとんどではないでしょうか。英語の歌詞は単語ごとはっきりと発音されているので、聴き取りやすく歌いやすい洋楽としても人気がありますよ。