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カヌレとは?おすすめのカヌレを徹底比較!本場の味を知るライターが人気9品を食べ比べ

ブラックフィッシュ

更新日:2022年2月17日

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カヌレとは?おすすめのカヌレを徹底比較!本場の味を知るライターが人気9品を食べ比べ

2021年上期は「マリトッツォ」が話題のスイーツでしたが、2021年後半になって人気急上昇中しているのがカヌレ。
カフェのガラスケースやデパートなどでも、よく目にするようになりましたね。

味の良さはもちろん、ケーキほどのボリュームはなく、でも甘いものを食べたいときに満足できるちょうどいいサイズが魅力です。
本場フランスで味わってからカヌレにはまったフードライターが、インターネットでお取り寄せできる商品のなかから人気9品をセレクト。
味やサイズ、外側のパリパリ感などをランキングしてみました。

見た目もキュートで贈り物にもピッタリなカヌレの奥深い世界をご案内しましょう!

カヌレってどんなスイーツ?

カヌレってどんなスイーツ?

カヌレはボルドーのワイン造りから生まれたってほんと?

溝が刻まれた円錐形をしたカヌレ。「カヌレ・ド・ボルドー」という正式名称のとおり、フランスのボルドーで古くから作られてきたお菓子です。

ワインの醸造が盛んなボルドーでは、ワインの澱を取り除くために卵の卵白を使っていましたが、大量に余った卵黄を活用するために考案。カヌレはワインの副産物として生まれた菓子だったのです。

カヌレの原材料は牛乳やバター、砂糖、小麦粉、卵、バニラが一般的で、本場フランスでは焼くための型に蜜蝋を塗ることも。でも今は、材料も味も食感も多彩な進化系が続々と誕生。SNS映えするカヌレも次々と生まれています。

カヌレは外と中のギャップがおいしさのポイント!

カヌレのいちばんの魅力は、外はカリっと、中はしっとりとした食感の違いを楽しめることです。

今回取り寄せたカヌレのなかには、外はとっても香ばしくてカリカリと音がするほどパリパリ。卵の味がしっかりと感じられる中は、まるでプリンのようにプルプルのカヌレもありましたよ。

この食感と風味の違いが、後を引くおいしさといえるでしょう。

カヌレを選ぶポイントは?

カヌレを選ぶポイントは?

カヌレに対する固定概念がないだけに、日本のカヌレは独自の進化を遂げ、実に多彩な商品がそろっています。好みの味を見つけるためのポイントを見てみましょう。

1.フレーバーで選ぶ

バニラ味が「プレーン」と呼ばれて一般的ですが、チョコレート味、抹茶味、フルーツ味などさまざまなカヌレがあります。素材の味をしっかりと感じられるプレーンに、好みの味をプラスするのがおすすめです。

2.サイズや個数で選ぶ

お取り寄せできるカヌレを見ると、パッケージされた個数は千差万別。食べるシーンにあった個数の商品を選びましょう。さらに、カヌレ1個の重さもお店によってバラバラ。各商品の重さを計量しましたので、カヌレ選びの参考にしてみてください。

3.デザインで選ぶ

贈り物にするなら、見た目も重視したいところですね。ころっとしたフォルムのカヌレがぎゅっと集まったかわいいパッケージ、フレーバーの違いからカラフルなカヌレが並んだ“映え”商品など、好みで選ぶことができます。

4.ブランドで選ぶ

パリに拠点を構えるスターパティシエの「パティスリー・サダハルアオキ・パリ」、カラフルでSNS映えすると話題の「ダニエル」など、カヌレが人気を集めるブランドも数多くあります。

カヌレのおすすめ9選

各種通販サイトで人気上位のカヌレを取り寄せて、味や重さなどを徹底比較してみました。いずれの商品も楽天市場やAmazonなどで購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

おすすめのカヌレ1.フレーバーが選べる「東京カヌレ」

おすすめのカヌレ1.フレーバーが選べる「東京カヌレ」

フランスの伝統的な焼き菓子を日本人好みにアレンジしたという、東京・下町生まれのカヌレ専門店の商品。プレーンのほか全6種類の風味の異なるアイテムから、好みの味を選んでパッケージしてもらえるのがいちばんの魅力です。

カヌレのフレーバーは、プレーンのバニラ、生チョコ、宇治抹茶、ストロベリー、塩キャラメル、ハニーリッチ、オレンジ。見た目ではわかりませんが、切ると断面がカラフルで楽しいですよ。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★★★★☆

中のしっとり感:★★★★☆

甘さ:★★★☆☆

外と中の食感は、本場さながらといっていいほどのレベル。カヌレの表面はカリっとしているというよりも、香ばしい薄いコーティングで覆われていたパリッとした食感でした。

プレーンはラム酒の風味が感じられますが、焼成の段階でアルコール分は蒸発しているので子どもでも安心して食べられます。

重さは54g

おすすめのカヌレ2.食感も風味も王道「ふたば茶亭」

おすすめのカヌレ2.食感も風味も王道「ふたば茶亭」

おすすめのカヌレ3.見た目のかわいさナンバー1「ダニエル」

おすすめのカヌレ3.見た目のかわいさナンバー1「ダニエル」

この写真がすべてを物語る、見た目買いしちゃう人が続出しているのがこちらのカヌレ。大阪の有名店です。

他商品の半分ほどの小ぶりなカヌレが、箱いっぱいに詰まっていて、フレーバーもカラー多彩。カラフルなお花がパッケージされたフラワーボックスを開けたときのようなうれしさに満ち溢れます。

10個、20個、30個入りのパッケージがあり、入るカヌレの種類は季節などによって変わります。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★☆☆☆☆

中のしっとり感:★★★☆☆

甘さ:★★★★☆

いちばんの特徴が、ひと口で食べられるサイズ。一度に数個は食べられるので、いろいろな味を試せるのがうれしい商品です。

外は、カリっとというよりはしっとりとしていて、フィナンシェを思わせる味わいでした。

カヌレの重さは19g

おすすめのカヌレ4.アート作品をめざした!?「Canele de CHIANTI」

おすすめのカヌレ4.アート作品をめざした!?「Canele de CHIANTI」

新潟市にあるカヌレ専門店が生み出したのがこちら。「見ても食べても幸せな気分になれる」と話題のカヌレです。

箱を開けると、カップケーキを思わせるデコレーションのカヌレが並んでいて、写真マストなかわいさですよ♪

パッケージされているのは、プレーン、ココア、ピスタチオ、黒胡麻、塩キャラメル、抹茶の6種類。

フレーバーごとに生地を変えているのも特徴です。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★★★★☆

中のしっとり感:★★★★★

甘さ:★★★★☆

外は薄くパリッとしたコーティングがされていて、カリッと感は上位にランクイン。それよりも、中のしっとり感は、9商品中でナンバー1でした!

生地を超低温で2日間以上も熟成させ、2時間ほどをかけてじっくりと焼くことで、しっとり感が生まれているようです。

カヌレの重さは37g

おすすめのカヌレ5.端正で薫り高い「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」

おすすめのカヌレ5.端正で薫り高い「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」

世界に名をはせるパティシエの青木定治さんがプロデュースするパティスリー「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」。カヌレも彼のこだわりがしっかりと感じられる逸品です。

その魅力は、添加物をいっさい使わず、マダガスカル産の高級バニラビーンズをふんだんに使ってるいること。

さらに、今回は6個入りを取り寄せましたが、すべての形が崩れることなく均一で、名店としてのプライドを感じました。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★★★★☆

中のしっとり感:★★★★★

甘さ:★★☆☆☆

外のカリっと感や中のしっとり感は、本場フランスで認められたカヌレだけに王道のスタイル。外と中の食感の違いが楽しい商品です。

実食して驚いたのは、風味のバランスの良さ。バニラビーンズの上品な香りと外側の香ばしさ、生地の素材の味が一体となっています。総合評価としては、9品中ナンバー1でした!

カヌレの重さは52g

おすすめのカヌレ6.北海道にこだわった「きたうさぎ」

おすすめのカヌレ6.北海道にこだわった「きたうさぎ」

牛乳、バター、砂糖、小麦粉、卵といったおもな材料をすべて北海道産にこだわったカヌレ。うさぎが描かれたかわいい子袋に入ってるのもポイントです。

2段階熟成した生地を使い、気候や温度によって焼成時間を変えることで、もっちりとした食感を実現してます。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★★☆☆☆

中のしっとり感:★★★★★

甘さ:★★★★☆

中のしっとり&もっちりとした食感は、9商品中でも上位にランクインするほど。外のカリッと感は比較的少ないので、やさしい食感でした。

バターは焦がしてから入れていて、香ばしいバターの香りが強く感じられるのも魅力です。

甘さもしっかりとしているため、1つ食べるだけで充分に満足感が得られるカヌレでした。

カヌレの重さは51g

おすすめのカヌレ7.罪悪感なしの低糖質「BIKKE 」

おすすめのカヌレ7.罪悪感なしの低糖質「BIKKE 」

在宅時間が長くて、体重が増えてきてしまい……。そんな人におすすめなのがこちら。

石川県小松市で厳選素材のナチュラルパンや糖質制限パンを販売する「BIKKE」。1個当たりの糖質が3gという、糖質制限カヌレをお取り寄せできます。

卵のコクやバニラ&ラム酒の風味はしっかりと感じられて、低糖質とは思えない満足感を得られますよ。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★☆☆☆☆

中のしっとり感:★★★★★

甘さ:★★★☆☆

外のカリっと感はあまりありませんが、驚いたのは、中の生地のしっとり感。まさに、少し固めのプリン!といってもいいほどの食感です。小麦粉の分量を減らして、大豆粉や粉末ライ麦サワー種等を入れているためかもしれませんね。

砂糖は他商品に比べて少ないようですが、甘さもしっかりと感じられて、スイーツ好きでも満足できますよ。

カヌレの重さは29g

おすすめのカヌレ8.ショコラ風味を試したい「FLO PRESTIGE」

おすすめのカヌレ8.ショコラ風味を試したい「FLO PRESTIGE」

1886年にフランスのパリで ブラッセリーとして誕生したFLO。5年連続でモンドセレクションの最高金賞を受賞しているのがカヌレです。

小麦粉に加えて、米粉を混ぜることで独特のもっちりとした食感を実現しているのがいちばんの特徴です。

プレーンもありますが、おすすめはショコラ。バンホーテンココアを使ったチョコレートシロップで風味をつけた、オリジナル商品です。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★☆☆☆☆

中のしっとり感:★★★★★

甘さ:★★★★★

取り寄せた9商品の中では、外のカリっと感は抑え目。でも、中は米粉が入っているだけに、しっとり&もちもちとした独特の食感。カヌレの新しい味わいに出会えました。

ココアの風味もしっかりとしていますので、ショコラ好きにはたまらないカヌレです。

カヌレの重さは65g

おすすめのカヌレ9.ラム酒たっぷりで大人向け「ケーキとパン ミツバチ」

おすすめのカヌレ9.ラム酒たっぷりで大人向け「ケーキとパン ミツバチ」

個包装やギフト包装のない自宅用を選ぶと、市販のジップロックに入って到着。ちょっと驚きましたが、味はおすすめのカヌレです。

国産の食材にこだわって作られていますが、こちらのいちばんの特徴がネグリタラムを使っていること。「ラムの貴婦人」とも称されるフランス産の名酒が、袋を開けた瞬間から香ります。

アルコールが苦手な人でも、150度のオーブンで30分ほど焼くとアルコールが抜けて、風味だけを楽しめます。

カヌレを実食レポート!

外のカリっと感:★☆☆☆☆

中のしっとり感:★★★☆☆

甘さ:★★★☆☆

こちらのカヌレは、外や中の食感はさておき、ネグリタラムの風味を楽しみましょう。

アルコールを飛ばさずに食べましたが、独特の華やかなネグリタラムの香りは、後を引くおいしさです!

いろいろと食べ比べたら、他のカヌレとはひと味異なるこちらを試してみてください。

カヌレの重さは43g

おすすめカヌレの食べ比べランキング

全9品を実食してみると、同じカヌレとはいえ味わいは異なり、甲乙つけがたく……。

そこで、カヌレのおいしさのポイントや食べ応えとなる4つの項目について、全9品のランキングをまとめてみました。

①外のカリっと感ランキング

1位:ふたば茶亭
2位:Canele de CHIANTI
3位:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
4位:東京カヌレ
5位:きたうさぎ
6位:FLO PRESTIGE
7位:ダニエル
8位:ケーキとパン ミツバチ
9位:BIKKE

カリカリとした噛み応えのある外側の生地が魅力のふたば茶亭

②中のしっとり感ランキング

1位:Canele de CHIANTI
2位:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
3位:BIKKE
4位:ふたば茶亭
5位:きたうさぎ
6位:FLO PRESTIGE
7位:東京カヌレ
8位:ケーキとパン ミツバチ
9位:ダニエル

包丁で切ると形が少し崩れるほど中がふわふわのCanele de CHIANTI

③甘さランキング

1位:FLO PRESTIGE
2位:Canele de CHIANTI
3位:きたうさぎ
4位:ダニエル
5位:東京カヌレ
6位:ケーキとパン ミツバチ
7位:BIKKE
8位:ふたば茶亭
9位:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ

ショコラの風味と甘さがしっかりと感じられるFLO PRESTIGE

④重さランキング

1位:FLO PRESTIGE
2位:ふたば茶亭
3位:東京カヌレ
4位:パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
5位:きたうさぎ
6位:ケーキとパン ミツバチ
7位:Canele de CHIANTI
8位:BIKKE
9位:ダニエル

1つで十分に満足できるサイズのFLO PRESTIGE

好みのカヌレを見つけて、おいしく食べよう!

2021年後半の注目のスイーツとなっているカヌレは、いかがでしたか?

いずれも個性が異なるので、いろいろと食べ比べて、好みの味を見つけるのが楽しいですよ。

ちなみに、お取り寄せしたカヌレは、冷凍便で届くことがほとんど。食べるときは、常温で解凍してそのまま食べられます。

でも私のおすすめは、解凍したら200度のオーブンで1、2分ほど焼き、また常温に冷まして食べる方法。外がよりカリっとします。オーブントースターで表面を焼くことでも代用できます。

国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。 さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です!