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更新日: 2020年4月13日
ノルウェーの魅力は西海岸にあり!
ノルウェーの魅力は西海岸にあると言っても過言ではありません。「アナと雪の女王」のモデルになっていることで大きな話題となり、観光客の数も数倍にも跳ね上がっています。大自然のパワーみなぎるリアス式海岸沿いに広がる街の景色を見ると「大自然の脅威」の中にある人々の日々の営みの逞しさを感じることでしょう。
ベルゲン - Bergen
ベルゲンは世界遺産登録されているハンザ同盟時代のドイツ人街ブリッゲン地区があることで有名です。
Bergen, by Miguel Virkkunen Carvalho, CC BY
山に囲まれたこの港町は、パステルカラーの可愛らしい木造の家々が丘の上に立ち並ぶ絵本の中から飛び出してきたよう大変印象的で美しい街です。1年のうち280日以上が雨という「雨の町」としても知られています。
生粋のベルゲンっ子は雨の降らない町ほど居心地の悪いものはないのだそう。港の規模は大変大きく、巨大な豪華客船が寄港すると、ベルゲンの町はなんとも華やかな独特な雰囲気に変貌します。
Bergen, by size4riggerboots, CC BY-ND
スタヴァンゲル - Stavanger
南西部に位置するリーセフィヨルドへの玄関口、スタヴァンゲルは北海油田のある街として栄えています。小規模ながら、多くの若者たちが集うインターナショナルでモダンな街として活気づいています。
街をロマンチックに彩る色とりどりの木造家屋の数はヨーロッパ最多の数を誇ります。一方、旧市街の静かな住宅街は真っ白な木造建築に統一され、北欧調にオシャレに装飾する家々などを見ながらのんびりと散策するのは楽しいものです。
ウォーターフロントには石油博物館や一流シェフが腕を振るうレストランなどが並び、旅行者を賑わせています。
Gamle Stavanger, by Harald Groven, CC BY-SA
オーレスン - Ålesund
アールヌーヴォーの町、オーレスン。その発祥は1904年の大火災に起因します。町の大部分をこの大火災で失なってしまったオーレスンは、3年後の1907年に復興に見事に成功します。その復興に大きく携わった建築家は中央ヨーロッパのロマン主義、つまりアールヌーヴォー建築様式から多大な影響を受けそれをオーレスンの町に多く取り込んだというわけです。
Ålesund 02, by Bosc d’Anjou, CC BY
当時の美しい建築物は現在も多く残っており、美しい街並みを演出しています。北の果ての幻想的なアールヌーヴォーの町、オーレスンの景観は、訪れた人々の心にいつまでも残るでしょう。
Aalesund Norway after Denis Thorpe #dailyshoot, by Leshaines123, CC BY
トロムソ - Tromsø
オスロから飛行機で2時間。トロムソは北極圏の入り口から350kmも北上した遥か北にある天体観測と大学の街です。トロムソはオーロラを見に来る観光客に大変人気のあるスポットです。そこに広がる景色は私たちの想像を超えるエキゾチックな幻想の世界です。
Seilskip Antigua – Antigua sets sail from Tromsø, by Tromsø kommune, CC BY
Northern Lights over Tromsø, by Claudia Regina CC, CC BY-SA
トロムソはまた、北極探検隊たちの寄港地としての歴史をも持ちます。レストランやカフェ、お土産やさんも充実しているんですよ。アクセス方法として飛行機もありますが、ノルウェーならではのフィヨルドの入り組んだ水路を進む高速船もお勧めです。
Fargesprakende Tromsø, by Tromsø kommune, CC BY

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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