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更新日： 2023年2月6日
おすすめIPAビール10選！百花繚乱の香り＆押し寄せる爽快感をお取り寄せ！
今回は、おすすめのIPAビールのご紹介です。
耳慣れない言葉と感じる方もいるかもしれませんが「いつもとひと味違ったビールを楽しみたい」ときに「IPAビール」はぜひ覚えておきたい単語。
商品によってその香りは柑橘系とも、森林とも、牧草とも表現されています。
なんだかとても不思議な気がしませんか？
具体的にはどんな銘柄があるのでしょう。
IPAビールの基本を押さえたうえで、今回は特に気になったIPAビールを実飲レポート。
その個性のきらめきは万華鏡か宝石箱か……ぜひあなたも自分の舌と鼻で体験してみてください！
この記事の目次
そもそもIPAビールって？
IPAとは、”India Pale Ale” を略したもので、アイ・ピー・エーと発音します。
18世紀の英国から当時の植民地のインドまでビールを運ぶ際に、そのままでは腐敗してしまうことが問題になっていました。それを防ぐために、従来のビールよりややアルコール度数を高め、大量のホップが加えられたのがIPAビールの始まりです。
この結果、IPAビールは麦のコクがふっくらと豊かで、ホップの香りが華やかに広がるビールに仕上がっています。一般的なビールより苦みもやや控えめのものが多く、香りも製品ごとに多種多様なものとなっています。
こうしたコクと香りは、一般的なビールよりやや高めの温度で最も引き出されるため、あまり冷やしすぎない方がよいと言われています。
ひとことでまとめると、「個性的なんだけど、同時にバランスも取れている、優等生タイプの万能型ビール」といえます。ですからいつものビールとは変化をつけたいときには、まずIPAビールというワードを手掛かりに探してみることをおすすめします。
IPAビールの種類と選び方
IPAビールにもいろいろありますが、中でも代表的なものとして、以下の五つが挙げられます。
IPAビールの種類１．スタンダード
アルコール度数は5.5～7.5％くらいで、ホップの風味がよく効いています。色合いは黄色いものから、金色がかったオレンジ色もあります。
麦芽の旨味成分は、軽やかなものからどっしりしたものまで様々。主に米国で作られていて、西海岸産の製品は軽め、東部産の製品はどっしりという傾向があると言われています。
IPAビールの種類２．ヘイジー
「ドライホッピング」という独特のホップの使い方をするため、ホップの苦みが少なく、その味わいと香りのみが残る仕上がりになっています。
またホップを大量に使うことと、イーストや副原料を使うことにより、ビールが全体的に濁っているのも大きな特徴。「hazy（ヘイジー）＝もやもやしている」、という名前もそこからきています。
IPAビールの種類３．インペリアル
他のIPAビールよりさらに大量のホップが使われているスタイルで、「ダブルIPA」「エクストラIPA」とも呼ばれます。苦みはかなり強めですが、それと同時に甘味やフレーバーも濃厚な製品が多くみられます。
アルコール度数は7.5～10％と高めですが、その濃厚さのためか、あまりアルコール感は強く感じないと言われています。色はオレンジから琥珀色に近いものが一般的。
IPAビールの種類４．ブラック
黒ビールと同じく、深くローストした麦芽を使っているため、独特の風味があります。黒ビールとIPAビールのハイブリッドという言い方をされることも。また同じ苦みでも、ホップの苦みとロースト麦芽の苦みの二種類が共存し、響き合っているという特徴があります。
ちょっと大人の味わいで、ハマると癖になるという声も多く聞かれています。
IPAビールの種類５．ベルジャン
IPAビールの製法で、なおかつベルギー系のイーストを使った製品です。このため一般的なベルギービールと同様に、独特のフルーツやスパイスのような香りが特徴です。
非常に甘いものから酸味が強いもの、香りは甘いのに味は苦いものなど、カテゴリー内の振れ幅が大きいIPAビール。特に華やかな印象の製品が多いと言われており、ワインやカクテルが好きな人におすすめです。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
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