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一着あると重宝する「インナーダウン」名作10選!本格アウトドアブランドで選ぼう

まっぷるライフスタイル編集部

更新日:2022年5月13日

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一着あると重宝する「インナーダウン」名作10選!本格アウトドアブランドで選ぼう

レイヤードという言葉に代表されるように、重ね着が流行している昨今。その中で人気が高まっているのが、「インナーダウン」です。

おしゃれな普段着はもちろんのこと、様々な気候に対応することを求められるアウトドアシーンにおいて、欠かせないミドルレイヤーとなっています。

今回は、アウトドアライターとして活動する筆者の実体験もお話ししながら、インナーダウンの機能やメリットについて解説しつつ、何年も長く使用できるオススメのモデルをご紹介します。

特にこれから、北海道など涼しいエリアへ旅行したり、日本アルプスなど高山への登山に挑戦したいという方にオススメです。

インナーダウンとは?

インナーダウンとは、文字通りアウターの中に着用することで、保温性をさらに高めるダウン入りトップスのことです。通常のダウンコートと違い、インナーとして着られるよう薄手に作られている点が、もっとも大きな特徴になっています。

もともとインナーダウンの始まりはアウトドア用途でしたが、優れた保温性と、スマートな見た目とベーシックなデザインが支持され、今では欠かせないファッションアイテムとして普及しています。

インナーダウンの魅力

「インナーダウン」には、大まかに3つの機能・メリットがあります。それは、「高い保温性」・「軽量でコンパクト」・「高い汎用性」という3点です。順にご紹介しながら、インナーダウンの魅力をまとめてみたいと思います。

インナーダウンの魅力①高い保温性

最初は「これほど薄くて本当に暖かいのか?」と思ってしまうかもしれないインナーダウンですが、見た以上に高い保温性を誇っています。この理由は、フィルパワーの大きい羽毛を使用しているから。

フィルパワーとは、一定荷重をかけた時のダウンの膨らみを示す値です。膨らみが大きいほど羽毛はたくさんの空気を含み、空気本来の断熱性を高めることができます。一般的に600フィルパワー以上が、高品質なダウンの目安です。

インナーダウンの魅力②軽くてコンパクト

フィルパワーの大きい羽毛を使うことで、軽量化をしているのもインナーダウンの特徴です。なんと現在、標準的な重量は200g前後。この軽さであれば、アウターと組み合わせても、楽に着ることができます。

また軽量コンパクトであることは、重量を少しでも減らしたい登山等において、かなりアドバンテージになります。インナーダウンは着脱しやすいので、気温変化に順応しやすいこともポイントです。

インナーダウンの魅力③高い汎用性

インナーダウンはファッションアイテムとしても高い人気を誇っています。羽毛の量が抑えられているので、すっきりとしたシルエットになっており、あらゆるファッションスタイルに合わせやすいです。

近年はアウトドアメーカーならではの機能性・デザインを取り入れた「アウトドアミックス」のコーディネートも流行しており、街中でインナーダウンを見かけることも多くなりました。

インナーダウンの活用法

簡単に、筆者の活用事例をご紹介したいと思います。新品で購入すると値段の張るインナーダウンですが、使用するシーンが多いため、購入後の納得感も大きいです。

インナーダウンの活用法①アウトドア

インナーダウンの活用法①アウトドア

まず一番多くインナーダウンを着用するシーンが「登山」です。日本アルプスなどの高山へ登山をする際には、早朝から山へ入ることが多いです。登山口でも標高が高く、鬱蒼とした森に囲まれている登山道を歩く早朝には、夏場でも気温が10℃近くまで下がることがあり、防寒対策が必須になります。

また山の中でテント泊をする際には、夜から早朝にかけて気温が一気に冷え込みます。シュラフを持参するのはもちろんですが、それに加えてインナーダウンで体温調整することも多いです。急激な気温変化に対応するマストアイテムとして、インナーダウンを重宝しています。

インナーダウンの活用法②その他

一方、仕事では冬場に着用するセーターの代わりとして使用しています。インナーダウンでも特に薄手のものなら、スーツの中に着込んでも違和感がありません。またネイビーのインナーダウンは、ビジネスシーンとも相性が良いので愛用しています。

またカジュアルとしては、ロングコートと組み合わせると、よりすっきりしたコーディネートになります。一方でインナーダウンならではの、少しモコっとした質感も適度なボリューム感を生み、とてもバランスが良いです。

インナーダウンの選び方

次にインナーダウンの選び方について、よくある質問をQ&A形式でまとめてみました。一般的な内容が多いですが、購入前にぜひチェックしてみてくださいね。

Q インナーダウンの価格はどれくらい?
A メーカーやモデルによりますが、本格的なアウトドアブランドのインナーダウンの場合、2万円〜3万円が相場になります。しかしコストパフォーマンスが非常に高いモデルは、1万円台からあるので後ほどご紹介します。冬をすぎるとセール対象になっていることもあるので狙い目です。

Q インナーダウンはどこで買えば良いの?
A インナーダウンはアウトドアショップの店頭やオンラインショップで購入できます。近年はAmazonや楽天市場でも取り扱っているお店が多いので、ぜひチェックしてみてください。インナーダウンは必ずしも、シルエットぴったりで着るものではないので、オンラインでも購入しやすいです。

Q インナーダウンはどんなメーカーが良いの?
A 近年カジュアルウェアのブランドでもインナーダウンがラインナップされています。しかし見た目重視のものも多いため、高品質と高い機能が担保されているアウトドアブランドのダウンをオススメします。

Q インナーダウンはどれくらいのフィルパワーを選べば良いの?
A インナーダウンをアウトドアや街着かどちらのシーンで多く使用するかによりオススメするモデルが変わります。街中であれば600フィルパワー以上で十分暖かく、アウトドアでインナーダウンを使用するのであれば800フィルパワー以上をオススメします。フィルパワーが大きければ大きいほどインナーダウンの価格が上がる傾向にあるため、予算をみながら選びましょう。

Q インナーダウンの襟付きと襟なしの違いは?
A 襟付きは首まで暖めることができるためアウトドア向きのインナーダウン、襟なしはアウターに干渉しにくいのでビジネスや街着に向いています。汎用性高く使用したい方は、襟なしのインナーダウンを選ぶことをオススメします。ビジネスのみの使用であれば、ダウンベストもあり。

インナーダウンのおすすめメーカー①モンベル

まず定番なのが、国内アウトドアブランドを代表する「モンベル」です。モンベルの製品は総じてコストパフォーマンスが非常に高く、ラインナップも豊富なため、多くの登山者に愛用されています。実は1997年に発売された当社のダウンインナージャケットが、インナーダウンの始まりと言われています。

モンベルのおすすめインナーダウン1.スペリアダウン ラウンドネックジャケット

モンベルのおすすめインナーダウン1.スペリアダウン ラウンドネックジャケット
画像:Amazon

モンベルのインナーダウンを代表するモデルです。襟付きと襟なしの2種類がラインナップされています。

素晴らしいのは、1万円台前半というリーズナブルな価格で、800フィルパワーの高品質なEXダウン(※1)を使用していること。またクオリティだけでなく、デザインまでこだわり抜いており、独自のキルティングパターンや帯電防止加工を施し、快適な着用感も実現しています。

アースカラーのシンプルなデザインで、日常使いからアウトドアまでオールマイティーに使用できるのも嬉しいポイント。圧倒的なコストパフォーマンスと汎用性を備える本製品。持っておけばまず間違いのない一着です。

(※1)EXダウンとは、寒暖差の激しい自然環境で育てられた水鳥から採取されるダウンのことで、モンベルの独自素材となっています。

モンベルのおすすめインナーダウン2. プラズマ1000 ダウン ジャケット

モンベルのおすすめインナーダウン2. プラズマ1000 ダウン ジャケット
画像:Amazon

より高品質なインナーダウンを検討している方にオススメしたいモデルです。1000フィルパワーのEXダウンを使用し、キルティングパターンから細部の部材に至るまで徹底的に軽量性を追求しています。

モンベルのインナーダウンにおけるフラグシップモデルで、気候条件の厳しいアウトドアシーンで活躍します。

インナーダウンのおすすめメーカー②THE NORTH FACE

アウトドアブランドでありながら、カジュアルシーンでも人気を博している「THE NORTH FACE」。ファッション性が高いモデルが多いため、普段着としても重宝しますが、本格的なアウトドアシーンでも抜かりなく性能を発揮します。価格は少し張りますが、ブランドと機能の総合力で選択する方も多いです。

THE NORTH FACEのおすすめインナーダウン1. サンダージャケット

THE NORTH FACEのおすすめインナーダウン1. サンダージャケット
画像:Amazon

THE NORTH FACEのベストセラーモデルです。こちらも襟付きと襟なしの2種類がラインナップされています。

使用されているダウンは550フィルパワーのため、どちらかといえばカジュアル寄りになります。しかし筆者も4年以上、登山で愛用しているモデルで、不安に感じたことはありません。むしろ心地よい暖かさなので、年間を通じて重宝しています。

このモデルの魅力は、圧倒的な耐久性の高さです。ソフトな肌触りで非常に軽く、強度も兼ね備えるパーテックスカンタム(※2)を使用し、耐久撥水加工も施されています。高頻度で使用しても経年劣化を感じさせず、長く付き合える一着です。

(※2)パーテックスカンタムとは、20デニール以下の極細糸を高密度に織り上げており、とても軽量かつ、引裂強度と縫い目強度に優れているアウトドアファブリックです。

THE NORTH FACEのおすすめインナーダウン2. ベントリクストレイルジャケット

THE NORTH FACEのおすすめインナーダウン2. ベントリクストレイルジャケット
画像:Amazon

トレイルランなどランニングシーンに特化した珍しいモデルです。通常、汗をかいたらダウンを脱ぎますが、こちらは行動着として着用し続けることを目的に設計されています。

ストレッチ性に富み、ベンチレーション(換気)の機能も有しているため、運動中でも快適に使用できます。ランニングウェアを組み合わせたファッションとしても人気の製品です。

インナーダウンのおすすめメーカー③ナンガ

寝袋メーカーに始まり、今では衣料品も手がける「ナンガ」。メイド・イン・ジャパンと、ダウン製品のクオリティには定評があります。ブランド名はヒマラヤ山脈の山を由来としており、登山愛好家から根強い支持を得ています。近年、他社ブランド製品やコラボレーション商品も増加しています。

ナンガのおすすめインナーダウン1. インナーダウンカーディガンデタッチャブルスリーブ

ナンガのおすすめインナーダウン1. インナーダウンカーディガンデタッチャブルスリーブ
画像:Amazon

ナンガを代表するインナーダウンです。男性向けに開発されたモデルであるものの、ユニセックスとしてもお使いいただけます。

フィルパワーは760で、スペイン産の高品質なホワイトクックダウンを使用。国内精製を経て、天然素材の性能を最大限引き出すように作られています。アウトドアから街着まで汎用性の高いスペック・デザインとなっているのが特徴です。

最大の特徴は、袖が取り外し可能なデザインになっていること。ジャケットの中に着る際には干渉しにくく、ビジネスシーンで重宝します。またテキスタイルにもこだわり、高い耐久性と撥水性を備えているのも魅力です。

ナンガのおすすめインナーダウン2. インナーダウンカーディガン

ナンガのおすすめインナーダウン2. インナーダウンカーディガン
画像:Amazon

袖まで一体になったモデルです。基本スペックは上記製品と同一のため、よりシンプルさやカジュアルさを重視する方は、こちらを選ぶと良いでしょう。

デタッチャブルに比べて、2,000円ほど安く購入できる点もポイントです。ともにリサイクルナイロンやダウンを使用しており、サステイナブルな仕様になっています。

インナーダウンのおすすめメーカー④パタゴニア

アメリカ発の老舗アウトドアブランド「パタゴニア」。テントやシュラフなどの総合ブランドとしては展開せず、衣料品をメインに扱っています。独自素材も多数開発しており、環境に配慮したハイクオリティな製品を手がけることで知られ、熱心なファンの多いブランドです。

パタゴニアのおすすめインナーダウン1. ダウンセーター

パタゴニアのおすすめインナーダウン1. ダウンセーター
画像:Amazon

パタゴニアが誇るインナーダウンのベストセラーモデルです。800フィルパワーの羽毛を使っており、本格的なアウトドア仕様となっています。

200gを切る超軽量モデルも多い中で、400g前後という重量が気になるポイントですが、その理由は、使用されている生地の繊維が20×30デニールと少し太いため。耐久性をできるだけ高めながら、インナーダウンとしてのコンパクトさも見事に両立しているのです。

なお使われているダウンは、アドバンスト・グローバル・トレーサブル・ダウン。これは、強制給餌(※3)や生きたまま羽毛採取が行われていないことが保証されている、NSFインターナショナル(※4)の認証済みグースダウンのこと。環境に配慮したパタゴニアらしいポリシーが感じられます。

(※3)強制給餌とは動物に強制的に餌を与える行為を指します。
(※4)NSFインターナショナルとは、公衆衛生の向上に寄与することを目的に1944年に米国ミシガン州で設立された非営利機関(NPO団体)です。

パタゴニアのおすすめインナーダウン2. ナノ・パフ・ジャケット

パタゴニアのおすすめインナーダウン2. ナノ・パフ・ジャケット
画像:Amazon

パタゴニアの中でもマニアなファンの多いモデルです。もともとアルパインクライミング用途で開発されたモデルですが、機能性とファッション性の高さから、根強い人気を誇っています。

使われている羽毛は800フィルパワー。プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ(※5)素材により、濡れても大きく保温力を損なわない撥水性が特徴としています。

(※5)プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコとは、P.U.R.E.(Produced Using Reduced Emissions)テクノロジーを採用し、消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル100%のウェアを、さらにリサイクル・ポリエステル100%のシェルと裏地で包み、フェアトレード基準を満たした縫製を施した素材のことです。

インナーダウンのおすすめメーカー⑤タイオン

2016年日本で誕生したインナーダウン専門ブランドの「タイオン」。その名の通り、ブランド名は体温に由来しています。シップスやビームスライツをはじめとした有名セレクトショップで取り扱われ、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が高まっているブランドです。近年は別注アイテムも見ることが多くなりました。

タイオンのおすすめインナーダウン1. クルーネック ボタンダウンジャケット

タイオンのおすすめインナーダウン1. クルーネック ボタンダウンジャケット
画像:Amazon

ブランド設立当初より大人気を誇っているスタンダードなモデルです。

650フィルパワーの高品質の羽毛を使い、重量約250gと軽量に仕上げていながら、1万円アンダーという圧倒的なコストパフォーマンスの高さを誇っています。高品質・高機能・手の届きやすい価格という3拍子が揃ったインナーダウンです。

カジュアルな印象ですが、本格的なアウトドアでも使用できると登山専門のメディアに取り上げられるほど、その機能の高さは折り紙つき。すでにインナーダウンを所持している方も、ぜひ予備として持っておきたい一着です。

タイオンのおすすめインナーダウン2. ダウン×ボア リバーシブルベスト

タイオンのおすすめインナーダウン2. ダウン×ボア リバーシブルベスト
画像:Amazon

タイオンが手がけるユニークなインナーダウンです。その名の通り、ダウンとボアがリバーシブルで使えるファッション性の高いモデルになっています。

若年層の登山者も増え、おしゃれも求められる最近の登山スタイル。ぜひ服装のアクセントに導入してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?日常からアウトドアに至るまで、マルチに活躍してくれる「インナーダウン」。高機能でありながらファッション性も備えており、今やあらゆるシーンに欠かせないミドルレイヤーとして定着しています。

今回ご紹介したようにブランドやモデルごとに、こだわりや強みは変わってきます。ぜひご自身に合った一着を手にとってみてくださいね。

文章・写真(特記以外):土庄雄平

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