埼玉のウメ
春の訪れを知らせる白や赤の香り高い花
春の訪れを感じさせる代表的な花。花は小さく可憐だが、香りは強く満開時期にはあたりに芳香がただよう。開花時期には各地で「梅祭り」が開催される。埼玉では越生梅林などが名所として知られている。

越生梅林(オゴセバイリン)
歴史を感じる梅の古木に思いを馳せる
関東三大梅林のひとつ。九州太宰府から小杉天満宮(現・梅園神社)を分祀する際に梅を植えたのが起源とされ、なかには約670年以上前の古木もある。

越谷市日本庭園 花田苑(コシガヤシニホンテイエンハナタエン)
四季折々の花が見事な日本庭園
2万平方メートルを超える広さの廻遊式池泉庭園。梅をはじめ、松、桜、モミジ、竹など約2000本もの木が植えられており、季節ごとの風情が楽しめる。

越谷市日本庭園 花田苑
- 住所
- 埼玉県越谷市花田6丁目6-2
- 交通
- 東武スカイツリーライン越谷駅から朝日バス花田循環線で20分、花田苑入口下車すぐ
- 料金
- 入園料=小学生以上100円、未就学児無料/(各種障がい者手帳持参で本人と同伴者半額)
大宮第二公園(オオミヤダイニコウエン)
四季折々の花が楽しめる
大宮公園の東側にあり、テニスコート22面や軟式野球場がある。約520本の梅が植えられた梅林や桜並木をはじめ、アジサイ園などもあり、四季折々の花が楽しめる。

越谷梅林公園(コシガヤバイリンコウエン)
古くからの梅の名所
3月上旬には、2万平方メートルの広大な園内から、40種類以上約300本の梅がいっせいに早春の芳香を放つ。この時期に催される梅祭りは、多くの人出と露店でにぎわう。