佐原のアヤメ
山野に咲く目にもあざやかな濃紫色のアヤメ
ハナショウブやカキツバタに似ているが、アヤメは葉の幅が細く、白もまれにあるが花の色はほとんどが紫。水辺に咲くハナショウブとは違い、山野の草地など乾いた場所で育つ。5月上旬~中旬に花が咲く。水郷が有名で、アヤメの季節には多くの観光客が訪れる。
水郷佐原あやめパーク(スイゴウサワラアヤメパーク)
日本有数規模のハナショウブが水辺をやさしい色合いに染める
昭和44(1969)年に開園。約8haの広大な園内に、アヤメ科の植物や蓮など水辺の植物を中心に、季節の花々が植えられている。6月に見ごろを迎えるハナショウブは目を奪う美しさだ。
水郷佐原あやめパーク
- 住所
- 千葉県香取市扇島1837-2
- 交通
- JR成田線佐原駅から関鉄観光バス与田浦経由潮来行きで25分、水生植物園入口下車、徒歩5分
- 料金
- 入園料=大人600円、小・中学生300円/入園料(あやめ祭り期間)=大人800円、小・中学生400円/入園料(4・9~11月)=大人200円、小・中学生100円/入園料(12~翌3月)=無料/(65歳以上・団体割引あり、障がい者手帳持参で入園料金無料)
水郷(スイゴウ)
多彩な水生植物が生息し、アヤメの季節には多くの観光客が訪れる
千葉県香取市から茨城県潮来市とその周辺一帯を水郷といい、水辺では水生植物などが見られ、6月のアヤメの季節には多くの観光客が訪れる。水郷随一の名勝とされる十二橋めぐりも楽しめる。